docker versionコマンドの使い方(実例付)CE対応


 docker versionコマンドの使い方の紹介ページです。Docker CE ver17.12.1に対応しております。

 このコマンドは、DockerクライアントおよびDockerサーバー(デーモン)のバージョン情報を出力することが可能です。

 docker infoコマンドと同様に、Dockerに関する調査などを行う場合は、現状を把握する意味でも、このコマンドを実行し、各種バージョン情報を出力して確認を行った方が良いと思います。

 それでは以下で詳細に解説いたします。

 

docker versionコマンドのフォーマットとオプション

フォーマット

docker version [オプション]

 

主なオプション一覧

-f, --format=""
Go言語のテンプレートの仕組みを利用して出力内容を整形できます

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docker versionコマンドの主な使い方

 

Dockerのバージョン情報を出力する

 以下のコマンドを実行しますと、Dockerのバージョン情報が出力されます。

$ docker version

 例えば、64bitパソコン上のLinux上にインストールされたDocker(バージョン1.12.0)にて実行した場合の出力例です。

Client:
 Version: 17.12.1-ce
 API version: 1.35
 Go version: go1.9.4
 Git commit: 7390fc6
 Built: Tue Feb 27 22:15:20 2018
 OS/Arch: linux/amd64

Server:
 Engine:
  Version: 17.12.1-ce
  API version: 1.35 (minimum version 1.12)
  Go version: go1.9.4
  Git commit: 7390fc6
  Built: Tue Feb 27 22:17:54 2018
  OS/Arch: linux/amd64
  Experimental: false

 「Client:」部分の各種バージョンは、Dockerクライアントバイナリ及びその実行環境の情報が出力されます。「Server:」部分の各種バージョンは、Dockerデーモン及びその実行環境の情報が出力されます。

 出力された内容は以下の通りです。

Version:
「Client:」セクション内は実行したdockerコマンドのバイナリのバージョン、「Server:」セクション内は処理を行ったdockerデーモンのバージョンが出力されます。

API version:
dockerコマンド及びdockerデーモンの各々に実装されているDockerのAPIのバージョンが出力されます。

Go version:
dockerコマンド及びdockerデーモンの各々の実行環境内の、Go言語のランタイムのバージョンが出力されます。

Git commit:
dockerコマンド及びdockerデーモンの各々のリリースにおけるgitのコミットIDです。

Built:
dockerコマンド及びdockerデーモンの各々のリリースのビルド年月日です。

OS/Arch:
dockerコマンド及びdockerデーモンの各々の実行環境の、OS種類及びアーキテクチャが出力されます。

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Go言語のテンプレート機能を利用して出力内容を整形する

 デフォルトでは前出のバージョン情報が出力されますが、特定の情報のみ(例えばserverのバージョンのみ)出力したい場合は、以下のように「-f」オプションを付けてコマンドを実行します。

$ docker version -f "{{.Server.Version}}"

 「-f」オプションの後に続いている文字列は、Go言語のテンプレート機能を使用する際の記述方法です。

 テンプレートに「{{json .}}」を指定しますと、docker versionコマンドで取得可能な全情報が出力されます。出力はjson形式になります。

$ docker version -f "{{json .}}"

 以下は出力例です。

{"Client":{"Platform":{"Name":""},"Version":"17.12.1-ce","ApiVersion":"1.35",
"DefaultAPIVersion":"1.35","GitCommit":"7390fc6","GoVersion":"go1.9.4",
"Os":"linux","Arch":"amd64","BuildTime":"Tue Feb 27 22:15:20 2018"},
"Server":{"Platform":{"Name":""},"Components":[{"Name":"Engine",
"Version":"17.12.1-ce","Details":{"ApiVersion":"1.35","Arch":"amd64",
"BuildTime":"Tue Feb 27 22:17:54 2018","Experimental":"false",
"GitCommit":"7390fc6","GoVersion":"go1.9.4",
"KernelVersion":"3.10.0-693.el7.x86_64",
"MinAPIVersion":"1.12","Os":"linux"}}],"Version":"17.12.1-ce","ApiVersion":"1.35",
"MinAPIVersion":"1.12","GitCommit":"7390fc6","GoVersion":"go1.9.4",
"Os":"linux","Arch":"amd64","KernelVersion":"3.10.0-693.el7.x86_64",
"BuildTime":"2018-02-27T22:17:54.000000000+00:00"}}

  以上でdocker versionコマンドの紹介を終わります。

 ご指摘、ご要望などが御座いましたらコメントいただけるとうれしいです。

 他のDockerコマンドの実例付紹介記事は、本サイト内の別記事「Dockerのコマンドの一覧(ver1.12対応版)(オリジナルな実例付き)」をご参照ください。

 ご訪問ありがとうございました!


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