docker network inspectコマンドの使い方(実例付)CE対応


 docker network inspectコマンドの使い方の紹介ページです。Docker CE ver17.12.1に対応しております。

 このコマンドは、Dockerネットワーク接続の詳細情報を確認する際に使用します。

 ネットワーク名や使用ドライバ(ネットワーク機能モジュール)、そのネットワークに接続されているコンテナ情報など、対象ネットワークに関する多彩な情報を確認することが可能です。

 dockerネットワークに関しましては、別記事「Dockerネットワークの概要とその作り方の解説」をご参照ください。

 それでは、以下で詳細に解説いたします。

 

docker network inspectコマンドのフォーマットとオプション

フォーマット

docker network inspect [オプション] ネットワーク [ネットワーク] ...

 

主なオプション一覧

-f, --format=[] 
goテンプレートで指定したフォーマットで表示

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docker network inspectコマンドの主な使い方

 

指定したDockerネットワークの詳細情報を出力する

 docker network inspectコマンドでDockerネットワークを指定しますと、そのネットワークの詳細情報が出力されます。

 以下のコマンドでネットワークtestnet1を作成しましょう。

$ docker network create -d bridge testnet1

 このネットワークの詳細情報をdocker network inspectコマンドで出力してみます。

$ docker network inspect testnet1

 以下の内容が表示されました。

 [
 {
 "Name": "testnet1",
 "Id": "499f147e44103926118a9ba26850b823643253dd5c5a40bea6540c14e1f8df62",
 "Created": "2017-03-08T21:29:16.664456487+09:00",
 "Scope": "local",
 "Driver": "bridge",
 "EnableIPv6": false,
 "IPAM": {
 "Driver": "default",
 "Options": {},
 "Config": [
 {
 "Subnet": "172.18.0.0/16",
 "Gateway": "172.18.0.1"
 }
 ]
 },
 "Internal": false,
 "Attachable": false,
 "Containers": {},
 "Options": {},
 "Labels": {}
 }
 ]

 

 主な設定情報について解説していきます。

Name

ネットワーク名です。
docker network createコマンドで作成した際に指定した名前が出力されます。

 

Id

 ネットワークIDです。ネットワークが作成されますと、Dockerが自動的にIDを付与します。

 docker network lsコマンドで一覧を表示した場合は、デフォルトでこのIDの先頭12文字が表示されます。

$ docker network ls
NETWORK ID  NAME     DRIVER SCOPE
3abe6d83703c bridge   bridge local
8a9d400abb35 host     host local
9b510d65ac45 none     null local
499f147e4410 testnet1 bridge local

 

Driver

 ネットワークが使用するドライバが出力されます。

 Dockerホストのnicとブリッジ接続を行うための「bridge」、他のDockerホスト間でDockerネットワークを構築可能な「overlay」などが良く使われます。

 

IPAM-Config

 ネットワークのサブネットやゲートウェイなどが出力されます。

 docker network lsコマンドで指定したネットワークに接続されたコンテナのIPアドレスは、デフォルトでは、この情報を基に設定されます。

 

Containers

 ネットワークに接続されているコンテナの情報が出力されます。

 コンテナの情報としては、各コンテナの名前やIPアドレスなどが含まれます。

 

Labels

 ネットワーク作成時に、オプションでラベルと値の対を設定できます。

 ラベルは、docker network lsでネットワークの一覧を表示する際、出力内容をフィルタリングする際に利用することができます。

 

 以上でdocker network inspectコマンドの紹介を終わります。

 ご指摘、ご要望などが御座いましたらコメントいただけるとうれしいです。

 他のDockerコマンドの実例付紹介記事は、本サイト内の別記事「Dockerのコマンドの一覧(ver1.12対応版)(オリジナルな実例付き)」をご参照ください。

 ご訪問ありがとうございました。


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