Windows11でZoomを使うために必要なパソコンのスペックや要件を解説

※本記事はプロモーションを含みます
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パソコンを使ってZoomでミーティング

 2021年にWindows11が公開されてしばらく経ちますが、新しいWindows11ノートパソコンの購入を検討したり、もしかしたらWindows11へのアップグレードをお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

 その時に気になるのは、やはり普段使っているアプリやサービスがWindows11で使えるのかということでしょう。

 この記事をご覧になっている方が気になっているのは、Zoomについてですね。

 結果からいいますと、Windows11でZoomは普通に使えます。

 すでに公式アプリが公開されておりますので、いままで通りに利用可能です。

 本記事では、Windows11にZoomをインストールする方法やパソコンの条件、さらにおすすめなパソコンについて解説・ご紹介しております。

 お役に立てれば幸いです。

Windows11にZoomをインストールする方法

 Zoomは基本的に公式サイトからダウンロードして利用しますが、Windows11からは「Microsoft Store」からもインストール可能になりました。

 下の画像は、「Microsoft Store」内で「zoom」で検索した結果です。

Microsoft Store内のZoom Workplace

 インストールするアプリは、「Zoom Workplace」という名前です。

※以前は「Zoom - One Platform to Connect」という名前でした

 Microsoftの公式サイトにも、「Microsoft Store」からZoomがインストール可能な旨の記載がありました。

※上記ページ内の中央付近に「Canva 、Disney+、Zoom、Epic Game Store などのパートナーが提供する新しいアプリが、本日、Microsoft Store に登場しました。」と記載あり

 「Microsoft Store」に公開されていますので、Zoomのインストールは「インストール」ボタンを押すだけですね。

Zoom Workplace

※今後、まぎらわしい名前の類似アプリが増えてきそうな予感がしますので、アプリの提供先会社名が上の赤矢印部分と同じか確認されることをおすすめします

 Zoomの招待用URLにアクセスすることでもインストール可能ですが、「Microsoft Store」で事前にインストールしていたほうがスムーズに利用できますのでおすすめです。

 実際に起動して使ってみたところ、私のアカウントでログインできましたし、画面も以前と同じものでした。

Zoom Workplaceのトップ画面

Windows11でZoomをつかうために必要なもの

オンラインミーティングに必要なグッズ

 

 「Microsoft Store」のZoomアプリのシステム必要条件を確認したところ、以下のとおり記載されていました。(2024年7月時点)

zoomのシステム要件

 CPU(プロセッサ)の最小条件が「シングルコア1GHz」となっています。

 Windows11のCPUの最小システム要件が「1ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサ」となっていますので、Windows11が動くパソコンならZoomも大丈夫ということになりますね。

 内蔵メモリ量やストレージ容量、ネットワークなど、その他の条件に関しては記載がありませんので、本記事ではZoom公式サイトの必要条件を参考にすることにしました。

 以下で、Windows11でZoomを使うためのパソコンの必要スペック(システム要件)やソフトウエア、その他の付属品について解説します。

CPU

 Zoomのシステム必要条件では、CPUは以下を推奨していました。

要件
デュアルコア2Ghz以上(最小はシングルコア1GHz以上)
※画面共有機能を利用時する場合はクアッドコア以上
公式サイト確認:2024年7月時点

 画面共有機能を利用時する場合はクアッドコア以上と記載がありました。

 画面共有機能といいますのは、あなたの映像の代わりに、Zoomをお使いのパソコンやタブレットの画面をメンバーの皆さんに見せることが可能な機能です。

 パソコン内の写真を見せたり、アプリの画面操作を教えたりする場合に便利ですね。

 Windows11上でZoomを使うには、具体的に以下のCPUが推奨されます。

種類通常利用画面共有利用
Intel系CPUCore i3-8000番台以上、
Core i5-8000番台以上、
Core i7-8000番台以上
Core i3-9000番台以上、
Core i5-8000番台以上の4コア以上、
Core i7-8000番台以上の4コア以上、
Core i9
AMD系CPURyzen 2世代以上Ryzen 2世代以上の4コア

 上の表はWindows11のシステム要件も加味しています。

内蔵メモリ、ストレージ

 Windows11の最小システム条件の内蔵メモリ量は4GBです。

 多くの方はWindows11上では、Zoomなど様々なアプリを使用すると思います。それを考慮にいれますと、4GBでは心細いですね。

 内蔵メモリは、8GBは欲しいところです。

 Excelで複雑な計算を行ったり、画像処理や動画編集などを行う場合は、16GBあれば安心できるでしょう。

 内蔵ストレージは、Windows11の最小要件では64GB以上となっていますが、他にもMS-Officeなどのアプリを使用するための領域が必要です。

 また、Windows11を最新バージョンにするためのWindowsアップデートで必要になる領域の確保も重要です。

 最低でも250GB以上はあったほうがよいでしょう。

ブラウザ

 以下の情報は、Windowsでの必要条件になります。

ブラウザバージョン
Edge最新バージョンから2バージョン以内(※)
GoogleChrome最新バージョンから2バージョン以内(※)
Firefox最新バージョンから2バージョン以内(※)
Safari最新バージョンから2バージョン以内(※)
※ 2バージョン以内とは、例えばGoogleChromeの最新バージョンが116.xxx.xxxの場合は、114.xxx.xxx、115.xxx.xxx、116.xxx.xxxが対象という意味です
公式サイト確認:2024年7月時点

カメラ

 Zoomに関する公式情報では、内蔵またはUSBプラグインのWEBカメラと記載されています。

 メーカー各社のWEBカメラも列挙されていますが、ビジネス向けの高価なもの(数万円以上)が多いです。

 実際は個人向けで1万円以下で購入可能なWEBカメラで十分と思います。

 ノートパソコンに内蔵されているWebカメラでしたら、720p以上の解像度のものでしたら大丈夫でしょう。

 できたらマイク内蔵のものがおすすめです。

 ミーティングはネットで、というのが今後は普通の世の中になるかもしれませんので、顔を映すためのWebカメラはあまり妥協しない方が良いでしょう。

ネットワーク

 Zoom公式情報によりますと、グループミーティングを行う場合は数Mbps程度の回線速度が推奨されていました。

 ここでいいます回線の速度は、ノートパソコンと接続先のZoomサーバ間の通信速度を指します。

 最近のノートパソコンやタブレット、スマホなどのネットワーク機能の性能は、有線LANはもちろんのことWifiも高速でして、購入時に念のために確認は必要ですが、問題になることはほぼ無いでしょう

 Zoomでミーティングを行う場合、重要なのは、ノートパソコンやタブレットなどの接続先になります。

 ご自宅に光回線などの高速回線を契約されている場合は、まず問題ありません。

 それ以外の以下の場合は、注意が必要です。

  • デバイスの接続先が、テザリングを利用したスマホの場合
  • ホームルーターなどのデータ通信SIMを使用したネットワークサービスを利用する場合

 Zoomが全くできないわけではないのですが、有線LANやWifiに比べて、周辺の環境やネットワークが混む時間帯などの影響を受けやすいので不利です。

マイク

 Webカメラにマイクが内蔵されている場合は、もちろん不要です。

 無かったとしてもマイクだけ、もしくはマイク付きヘッドフォン(ヘッドセット)などが1000円前後で購入できます。

 ノートパソコンでしたら付いている機種が多いので、内蔵されているものを利用しましょう。

スピーカー

 最近のノートパソコンにはスピーカーは標準装備されていることが多いです。

 相手の声を聴くだけですので、スピーカーの品質を求める必要はないでしょう。

 オンラインセミナーのように講師のお話を聴くだけの場合は、場所によってはヘッドホンが必要になることもあるかもしれません。

 安価なものをひとつもっておいても良いと思います。


 細かい点に関しましてはZoomの公式サイトでご確認ください。

 参考までに、Zoom公式サイトのリンクを掲載しておきます。

ZoomにおすすめなWindows11パソコン

家族みんなで楽しめるパソコン

 パソコンとタブレットやスマホなどのモバイル機器は、どちらでもZoomを利用可能ですが、一番の違いは画面の大きさですね。

 冒頭でも軽くふれましたが、タブレットやスマホでは大人数を一度に表示できません。

 パソコンの場合は1画面に最大25人(高性能パソコンの場合は49人)を同時に表示できますが、モバイル機器の場合は1画面に最大4人までです。

 大勢でワイワイ楽しむためにはパソコンが必要になります。

 大人数でのミーティングは有意義で楽しいですので、タブレットやスマホよりもパソコンが良いと思います。

 また、パソコンには大きく分けて以下の2種類があることはご存じだと思います。

  • 薄型で携帯性にすぐれたノートパソコン
  • 据え置き型のデスクトップパソコン

 Zoomをお使いになる前提ですと、場所を選ばずどこでもコミュニケーション可能なノートパソコンのほうが有利だと考えます。

 でも一言でノートパソコンといいましても、様々な種類の機種があります。また、各機種の対象となる利用目的などによっても、性能(スペック)が大きく異なっています。

 以下で、Zoomを使うためにおすすめなノートパソコンとはどのくらいの性能(スペック)なのかを解説していきたいとおもいます。

具体的にどのような性能(スペック)のノートパソコンが良いのかについて解説しておりますが、その内容はデスクトップパソコンをお選びになる場合でも大差はありません。

Zoomとブラウザが使えれば十分

 まずは、Zoomをメインに使うがZoom以外はブラウザでホームページを閲覧するぐらい、という方に向けたノートパソコンについて説明します。

 以下のようなスペックであれば、Zoomが普通に使えて、さらにブラウザで色々なサイトを見るといった用途であれば十分可能です。

 たまには気分を変えてお出かけ先でブログ更新、といった用途でも問題ありません。

カテゴリスペック
モニター14インチ以上
CPUZoomが快適に動作
メモリ8GB以上
ストレージSSDで200GB以上(NVMeがおすすめ)
有線LAN必須ではないがあると安心
無線LANWifi5 IEEE802.11 ac/a/b/g/n対応
以上
USBUSB3.0以上が2ポート以上
Webカメラ720p以上
内蔵マイク・スピーカーあり

 ポイントは、モニターの大きさとCPUの性能、内蔵メモリ量といったところでしょう。

 ノートパソコンの本体重量も重要なのですが、ノートパソコンを移動する頻度によって許容できる重量が大きく変わってきますので条件から除外しました。

 以下の記事にて、私が厳選したZoomにおすすめなノートパソコンをご紹介しております。

 ご参考にしていただければ幸いです。

Zoom以外も快適に

 Zoom以外にもパソコンを活用しようとお考えでしたら、その利用目的を考慮した余裕のある性能のパソコンが必要になります。

 でも、どの程度の余裕を持たせればよいかは、その利用目的によって大きく異なってきます。

 ここでは、Zoom以外に、Microsoftのワードやエクセルなどの業務用アプリや、簡単な画像編集などを行うことをお考えの方を想定しております。

 このスペックであれば、3Dゲームの快適性を求めなければ困ることは無いと思います。

カテゴリスペック
モニター14インチ以上(※)
CPU業務用アプリが快適に動作
メモリ16GB以上
ストレージSSDで200GB以上(NVMeがおすすめ)
有線LAN必須ではないがあると安心
無線LANWifi5 IEEE802.11 ac/a/b/g/n対応
以上
USBUSB3.0以上が2ポート以上
Webカメラ720p以上
内蔵マイク・スピーカーあり

 繰り返しになりますが、以下の記事にて、私が厳選したZoomにおすすめなノートパソコンをご紹介しております。ご参考ください!

まとめ

パソコンを使ってZoomでミーティング

 本記事では、Windows11でZoomを使えるか確認していただくために、正式に公開されている要件を具体的に解説しました。

 以前はZoomの公式サイトからアプリをインストールしていましたが、現在はMicrosoft Storeからもインストールできるようになっています。

 おすすめなWindowsノートパソコンのスペックをご紹介しておりますので、ノートパソコンの利用形態に応じてご参考になさってください。

 Zoomの基本機能だけしか使わないのであればご紹介したスペックは必要ないのですが、バーチャル背景や画面共有機能などを使うためにはそれなりのマシンパワーが必要になります。

 また、Zoomでネットミーティングを行う方々は、ほとんどの場合Zoom以外のアプリもお使いになると思います。

 Zoomを使うためのノートパソコンをお選びになる場合は、その部分がキモになるでしょう。

 本サイトでは、本記事以外にもzoomに関する記事を作成しております。よろしかったらご利用いただければと思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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