Windowsパソコンで使用されているCPUのメーカーはIntel(インテル)とAMD(エーエムディー)が有名で、世界中のパソコンシェアのほとんどがこの2社のCPUを搭載したパソコンということはご存知だと思います。
AMDはCMなどではあまり見かけませんので、一般的な知名度は低めかもしれません。
一方でIntelは、TVでよく見かけますし、世の中にパソコンが登場した頃よりCPU業界を先導してきたメーカーですので、絶大なる安心感があると思います。
パソコンを一般的に使用する分には、IntelとAMDのどちらを選んでも大差はありませんが、CPUの知識がそれほど無い方がどちらかを選べと言われれば、有名で安心できるIntelをお選びになるかもしれません。
IntelのCPU搭載機は、各メーカーから非常に多くの機種が発売されています。
パソコンには、練習用に最適な性能低めの機種や、趣味に利用する中堅どころの機種、3Dグラフィックを使用したトータルパフォーマンスに優れた化け物級の機種など、様々な種類があることはご存じでしょう。
本記事では、その中でも、趣味やIT関係の勉強などに向いています普段使いの利用におすすめなパソコンをご紹介します。
パソコンにはデスクトップ型とノート型の大きく2種類ありますが、本記事では場所を選ばず、いつでもどこでも使いやすいノートパソコンを対象にしました。
普段使いのノートパソコンにはどの程度の機種が良いのか、なぜタイトルに書いているようにCore i5がおすすめなのかについて解説しております。
後半では、Intel Core i5のCPUを搭載した普段使いにおすすめなノートパソコンをご紹介してますので、合わせてご覧ください。
普段使いに向いているノートパソコンとは
どのようなノートパソコンをご紹介するのか解説する前に、そもそも普段使いというのはどういった使い方のことなのかについてご説明します。
本記事における普段使いとは
本記事でご紹介する普段使い向けノートパソコンの「普段使い」といいますのは、以下のような使い方を想定しています。
- ブラウザによるインターネット閲覧
- 基本的なアプリ(テキストエディタや電卓、メールソフトなど)の利用
- MS-Officeなど一般的なツール類の利用
- 音楽の再生、録音など
- 簡単な画像表示、作成・編集など
- 簡単な動画再生・撮影・編集など
- Zoomなどによるオンラインミーティング
- 標準スペックのパソコンでも遊べるゲーム
- 簡単なプログラミング
などなど
つまり、高性能なCPUや大容量の内蔵メモリ、内蔵ストレージなどが不要で、専門的ではない使い方をする場合です。
例えば、高いFPS(1秒間に表示できるコマ数)が求められるオンラインゲームや4K画質の動画編集、仕事でCADを利用する場合などは、本記事では普段使いとはいいません。
普段使いノートパソコンのCPUパワーの目安
CPUのパワーが低い場合は、アプリの処理に時間がかかるためイライラの原因になってしまいます。
逆に、CPUパワーが必要以上にある場合は、基本的にCPUは大は小をかねますので、パソコンを使う上では特に問題は発生し難いでしょう。
ここで問題になるのは、パソコンの本体価格です。
CPUパワーが必要以上に高いと、本当はもっと安いノートパソコンで十分だったのに、高額すぎる機種を購入してしまうことになります。
一般的に、パソコンの性能の評価する場合には、ベンチマークのスコアを利用します。つまり、ある指標に基づいて相対的に評価するということです。
ベンチマークに使用する指標は色々あるのですが、私が良く利用していますのはPassmark(※1)です。
普段使い(前節の青枠内の使い方)のノートパソコンですと、Passmarkのスコアとしましては10000~15000くらいが適していると考えます。
「ブラウザによるインターネット閲覧」程度でしたらPassmarkで10000はいらないのですが、ZoomでのオンラインミーティングやMS-Officeなどのツールをストレスなく利用するには10000前後はあった方が良いです。
また、簡単な動画編集、デジカメで撮った写真の編集などを行うことがあるのでしたら、10000以上はあった方が快適に作業できます。
CPU性能は高ければ高いほうが良いのですが、普段使いということを考えた場合、Passmarkで15000もあれば十分だと思います。
といいますのは、それ以上の性能になるとゲーミングPCで良く見かけるCPUになってしまうからです。
「15000は普段使いとしては贅沢すぎる」という意見もありますが、予算が許されるのでしたらCPU性能にある程度の余裕を持たせるのはとても良い考えだと思います。
本記事では普段使い向けのノートパソコンのPassmarkスコアは10000~15000程度とします
この範囲内(Passmarkで10000~15000程度)に収まるIntel製のCPUを調査したところ、Core i5ブランドのCPUがかなり目立っていました。
また主要なパソコン専門メーカーのWebサイトで確認したところ、Core i5を搭載したコスパの良いノートパソコンがかなり販売されていました。
パソコン専門メーカーといいますのは、パソコンの製造・販売を専門に行っている会社を指します。
国内では、マウスコンピューターやパソコン工房などが有名です。
世界規模ですと、Lenovo、HP(国内では日本HP)、Dell、Asusなどが挙げられます。
パソコンの製造・販売がメインですので、高品質で低価格を実現しやすいです。
NECや富士通、Panasonicなどもパソコンの製造・販売を行っていますが、こちらは家電メーカーに分類されます。
私が見つけたノートパソコンは、CPUは同じでも、内蔵メモリ量や内蔵ストレージ量・種類、搭載USB端子、筐体の材質、モニターの大きさ・種類などは様々なスペックの機種がありました。
この中からあなたに合ったノートパソコンを探すのは、とても大変な作業です。
次の章では、普段使いとしておすすめなノートパソコンの具体的なスペックについて解説したいと思います。
普段使いにおすすめなCore i5搭載ノートパソコンのスペック
普段使いにおすすめなノートパソコンはどのくらいのスペックになるのでしょうか。
CPUや内蔵メモリなど、部位別に解説していきます。
CPU
CPU選びは、パソコンを決める上でとても重要なポイントです。
「この用途の場合はこのモデルのCPU」という風に簡単には言えませんので、CPUを選ぶ場合はベンチマークのスコア値を利用します。ベンチマークを利用することで客観的にCPUを見ることができますので、メーカーの違いなどに惑わさずにすみます。
ベンチマークのスコア値は不定期に変更されますので、値を確認する時期が異なりますと同じモデルのCPUでもスコア値が異なる場合があります。ですので、異なるサイトでスコア値を比較する場合は注意が必要です。
本記事でご紹介しますノートパソコンは、前章でお話ししましたPassmarkが10000~15000程度という点をふまえまして、以下のCore i5を搭載した機種にしました。
モデル | Passmark値 | コア数 | Pコア | Eコア | スレッド数 |
---|---|---|---|---|---|
1135G7 | 9922 | 4 | ー | ー | 8 |
1155G7 | 10346 | 4 | ー | ー | 8 |
1230U | 10861 | 10 | 2 | 8 | 12 |
11320H | 10952 | 4 | ー | ー | 8 |
1235U | 13661 | 10 | 2 | 8 | 12 |
1240U | 14323 | 10 | 2 | 8 | 12 |
1345U | 15223 | 10 | 2 | 8 | 12 |
1240P | 17335 | 12 | 4 | 8 | 16 |
上の対象CPUより高性能なものを搭載したノートパソコンでも、本体価格がお買い得である場合は本記事の対象とする場合があります
これらのCPUは、一般的にみた普段使いノートパソコン用のCPUとしましては、結構パワーに余裕があります。
実は、この余裕がパソコン選びには重要と思っています。
ご存知の通り、IT業界の進歩のスピードはとても速いです。そのため、現時点で自分の目的にピッタリのものを買ってしまいますと、あっという間に物足りなくなってしまいまいます。
ですので、ちょっと余裕のある製品を購入することで物足りなくなるまでの期間を延ばすことができるのです。
とはいいましても、余裕をもたせると価格が心配になりますよね。
でも、根気よく色んなメーカーの公式サイトを見ていますと、「これコスパ最高!」というノートパソコンに結構出会えるものです。
内蔵メモリ
メモリ容量は8GBか16GBをおすすめします。
一般的には「普段使いなら4GBのメモリでも十分」という考えもあります。
購入してしばらくは4GBでも良いかもしれません。しかし2年、3年と使って慣れていくうちにパソコンが重たくなってしまうことが予想されます。
原因は様々ですが、色々なアプリをインストールすることでメモリに常駐するものが増えて、内蔵メモリを圧迫してしまうこともその要因のひとつです。
8GB以上搭載していれば、その可能性がかなり低くなるでしょう。
8GBと16GBのどちらにすれば良いかにつきましては、色々な考え方があると思います。
細かいお話をしますと、パソコンで使用する予定のアプリ毎に必要なメモリ量を調べて、それをどのように日々使用する予定かを考えて、実際に使用すると思われるメモリ量を見積もって・・・、のような感じで、様々な検討要素があります。
でも、本記事で対象にします普段使い用のノートパソコンをお選びになる場合は、そこまで細かいことを考える必要は無いでしょう。もちろん、考えていただけるのでしたら、それに越したことはありません。
本記事では、以下のように考えることにします。
- CPUの性能(本記事ではPassmark値を利用)によって、内蔵メモリ量を決める
- Passmarkの値が10000前後の場合は8GB、それ以上なら16GBがおすすめ
- Passmarkの値が10000前後の場合でも、アプリを同時に多く使うなら16GBが安心
CPUの性能が高い場合、そのノートパソコンは様々な用途で使える可能性を秘めています。
そのようなノートパソコンには、最初から多めの内蔵メモリを搭載した方が、CPUのパフォーマンスを最大限に発揮できる、という考え方です。
ちなみに、後ほどご紹介しますおすすめノートパソコンは、上の青枠の考え方で選んでおります。
グラフィック性能
オンラインゲームなどで高度なグラフィック性能が要求される場合は、CPUのほかにGPU(外付けグラフィックボードにて追加)という描画専用のチップを搭載しないと使い物にならないのですが、普段使いのPCはCPUに内蔵されたグラフィック機能で十分と考えます。
とは言いましても、グラフィック性能は高いにこしたことはありません。
私のおすすめは、「インテル Iris Xe」です。
もちろん、それ以上の性能の内蔵グラフィック機能でも良いです。
私が記事作成などで普段使っているノートパソコンにはインテル Iris Xeが搭載されていまして、普段使いとしてこれまで性能的に不便に感じたことはありません。
本格的なゲームやプログラミングなどに使用する外付けグラフィックボードを搭載したPCは別に持っているのですが、普段使いの場合は高スペックすぎるので使っていないです。
本記事でご紹介しますノートパソコンは、インテル Iris Xe、もしくはそれ以上のグラフィック性能であることにします。
内蔵ストレージ
内蔵ストレージにはHDD(ハードディスクドライブ:磁気Diskを利用した記憶装置)とSSD(ソリッドステートドライブ:メモリチップを利用した記憶装置)の2種類ありますが、ズバリSSDがおすすめです。
SSDの方がストレージへのアクセススピードが高速になります。
それは単にファイルの読み書きが速くなるというだけでなく、パソコン全体の処理速度にも大きく影響します。
また、SSDの方がHDDよりも軽いので、PC本体の軽量化というメリットもあります。
最近は、NVMeやPCIeという単語を見かけることが多くなってきました。
詳細な解説は省略しますが、これらはSSDとパソコンを接続するための規格の名前です。
現在は、SATAのSSDではなく、NVMeのSSDが主流になってきています。(といいますかSATAというキーワードは見かけなくなりました)
容量に関しましては、ノートパソコンですので256GBもあれば十分だと考えます。ご自宅でメインのパソコンとして利用するのでしたら512GBあれば安心できますね。
それでも心配な方は、今はクラウドサービスが充実していますので、容量が不足してきたらご検討ください。
接続端子
接続端子といいますのは、USB端子やLAN端子、HDMIなどの端子のことを指します。
USB端子は最低でも3つは欲しいですね。内2つの規格はUSB3以上がおすすめです。
13インチノートパソコンの場合はモバイル用途が多いと思いますので、USB端子は2つでも良いと考えます
1つは外付けマウス用(これはUSB2.0でも良い)で、残りの2つは外付けドライブなどのUSB接続機器用ですね。
足らなくなったらUSBハブをつなげれば良いのでは?、という考えもありますが、できるならノートパソコンとUSB接続機器の間に余計なものをはさみたくありません。
HDMIは、外付けモニターを接続するときに活躍します。
Webカメラ、マイク、スピーカー
最近のノートパソコンには、Webカメラ、マイク、スピーカーはほぼ全ての機種に内蔵されています。
ただし、品質については一概に良いとは言えません。
WebカメラはHD画質以上(720p以上、92万画素以上)のものでしたら大丈夫でしょう。
マイクは、声が小さいなどの文句が出るようでしたら別売り品を購入しましょう。1000円以下で十分な品質のものが買えます。
スピーカーは、音質にこだわる方でしたら外付けのものをご利用ください。それ以外でしたら内蔵のもので十分だと思います。
モニター
ノートパソコンを探す際には、まずモニターのサイズから決めると思います。
持ち歩く頻度が高いのでしたら13インチの超軽量タイプ、ほとんどが自宅で利用する場合は15インチの大きな画面、などと利用形態によって選ばれるでしょう。
14インチのモニターは、画面が狭すぎなくて本体重量の軽い機種がお好みの場合におすすめです。
本記事では、モニターサイズ別におすすめなノートパソコンをご紹介します。
お好きなモニターサイズでお選びいただければと思います。
モニターのパネルは、IPS、もしくは広視野角のものを使用している機種のみとしました。
重量(バッテリー込)
本記事では重量は定めないことにします。
重量によって選択の幅を狭くしないためです。
とはいいましても、持ち運ぶ頻度の高い方は軽量ノートパソコンがおすすめです。
光学式ドライブ
光学ドライブの有無の指定はしないことにします。
最近のノートパソコンは内蔵されていないことが多いですね。
軽量化のためでしょうか。もしくは、ネットワークの進化によって、そもそも光学ドライブを利用するシーンが減ってしまったのかもしれないですね。
ネットワーク機能
ノートパソコンには何かしらのネットワーク機能が必須ですね。
Wifiによる無線LAN、LANケーブルによる有線LANなどが選択できます。スマホのようにSIMを挿してWWANが利用できる機種も出てきました。
Wifiはほとんどのノートパソコンに内蔵されていますので、有線LANの有無で好みが分かれるところでしょうか。
本記事でご紹介するノートパソコンはWifi必須で、有線LANは任意とします。有線LANが必要であれば、USBのLANアダプターを利用する手段もあります。
WWANについては、本記事ではふれません。
Core i5でおすすめなコスパの良い普段使い向けノートパソコン(モニターサイズ別)
前章で書かせていただきましたおすすめノートパソコンのスペックを一覧にまとめました。
カテゴリ | スペック |
---|---|
CPU | Intel Core i5 1135G7、1155G7、1230U、11320H、 1235U、1240U、1345U、1240P |
内蔵メモリ | Core i5 1135G7、1155G7、1230U、11320H の場合は8GB以上、他の場合は16GB以上が安心 |
グラフィック | インテル Iris Xe(CPU内蔵) |
内蔵ストレージ | SSD 256GB以上 |
接続端子 | USB 2基以上 HDMI 1基以上(※) |
Webカメラ | 92万画素以上 (720p以上) |
スピーカー・マイク | 有 |
光学ドライブ | 問わない |
ネットワーク機能 | Wifi内蔵 |
では以下で「Core i5」CPUを搭載した普段使いにおすすめなノートパソコンを、モニターサイズ別にご紹介していきます!
上の対象CPUより高性能なものを搭載したノートパソコンでも、本体価格がお買い得である場合は本記事の対象とする場合があります
モニターサイズ:13インチ~
常にノートパソコンを持ち歩く方にとりましては、13インチの機種がおすすめですね。
たぶんノートパソコンをシステム手帳のようにお使いになっているでしょうから、13インチ程度の画面で十分作業ができると思います。
ノートパソコン本体はなるべくシンプルな構成で、必要に応じてUSB機器など外付けデバイスを接続して利用するようにすれば最強のツールになりますね。
ただし、14インチ以上の機種と比べて、小さいけど使いやすくする工夫をしたり、軽量化と熱対策を両立させる設計など、コストがかかる分、本体価格も高い傾向にあります。
ThinkBook 13s Gen4(メーカー:Lenovo(レノボ))
- メーカーは世界トップクラスのパソコン専門会社Lenovo(レノボ)
- 記事や資料が読みやすい縦長な画面(解像度1920x1200)
- Thunderbolt4端子を2基搭載
カテゴリ | スペック |
---|---|
モニター | 13.3インチ(1920x1200) IPS |
初期OS | Windows11 Home |
CPU | Intel: Core i5-1240P |
内蔵メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD,NVMe) |
有線LAN | 無し |
無線LAN | Wifi6E |
接続端子 | Thunderbolt4(TypeC)x2、 USB3.2(TypeA)x1、 HDMI x1 |
Webカメラ | 200万画素(フルHD) |
重量 | 1.23kg |
搭載CPUは、Core i5の1240Pです。普段使いにはちょっとパワフルすぎかなと思ったのですが、コスパが決め手になりました。
このスペックですと10万円台後半でもおかしくないのですが、10万弱で販売(2023年10月時点)されています。
高品質なのはCPUだけではなくて、液晶モニターは解像度が1920x1200のIPSパネルですし、複数の外部モニターを搭載、無線の規格はWifi6Eと、見どころ満載なノートパソコンです。
Thunderbolt4端子が2基ありますので、外部ストレージや高性能外部モニターなど、高速なデータ転送速度が必要なデバイスをお使いになるのでしたら大変おすすめです。
詳細はLenovo(レノボ)公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
ThinkBook 13x Gen2(メーカー:Lenovo(レノボ))
- メーカーは世界トップクラスのパソコン専門会社Lenovo(レノボ)
- モニターは2560x1600と高解像度
- IR(赤外線)機能付きWebカメラを内蔵
カテゴリ | スペック |
---|---|
モニター | 13.3インチ(2560x1600)IPS 光沢 |
初期OS | Windows11 Home |
CPU | Intel: Core i5-1235U |
内蔵メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD,NVMe) |
有線LAN | 無し |
無線LAN | Wifi6E |
接続端子 | Thunderbolt4(TypeC)x2、 USB3.2(TypeA)x1(外付デバイス使用)、 HDMI x1 |
Webカメラ | 92万画素(IR(赤外線カメラ)付) |
重量 | 1.2kg |
搭載CPUは、Core i5-1235Uです。普段使いに最適なCPUパワーだと思います。
CPUパワーは業務アプリを快適に利用できることはもちろんのこと、エクセルでかなり複雑な計算を行う場合でも問題ありません。
Thunderbolt4端子が2つ搭載されていまして、Wifiも最新規格、Webカメラは赤外線機能付き、さらに1.2kgと軽量です。
Thunderbolt4に標準付属のUSB Hubを接続することで、USB3(TYPE-A)とHDMIの2つの端子を利用することができます。
USB端子が少ないと思うかもしれませんが、13インチノートパソコンはモバイル用途が多いと思いますので、USB端子数の重要性は低いと思います。
詳細はLenovo(レノボ)公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
モニターサイズ:14インチ~
軽量なノートパソコンが欲しいけど13インチの画面じゃ狭すぎる、という方は14インチが最適と考えます。
15インチクラスのノートパソコンになりますと、持ち歩く方にとりましてはズッシリと重さを感じるようになってしまいます。
2kg未満の重量でしたら結構見つかりますね。中には1.5kg以下の軽量ノートパソコンもあります。
Inspiron 14 (5430)(メーカー:Dell)
- メーカーは世界トップクラスのIT企業Dell(デル)
- Dellで人気なInspironブランドの14型
- 記事や資料が読みやすい縦長な画面(解像度1920x1200)
- WebカメラはフルHD(200万画素)の高解像度
カテゴリ | スペック |
---|---|
モニター | 14インチ(1920x1200) 非光沢 |
初期OS | Windows11 Home |
CPU | Intel: Core i5-1335U |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 512GB(SSD,PCIe) |
有線LAN | 無し |
無線LAN | Wifi6E |
接続端子 | Thunderbolt4 x1(モニタ出力可)、 USB3.2(TypeA)x2、 HDMI x1 |
Webカメラ | 1080p(フルHD) |
重量 | 1.53kg |
搭載しておりますCPUはCore i5-1335Uでして、普段使いには申し分ない性能です。
CPUパワー的には普段使いPCとしてはパワーが高すぎる(本記事の対象CPUには入っていません)のですが、あまりにコスパが良すぎますのでご紹介することにしました。
CPUパワーには余裕がありますので、画像編集や動画鑑賞、Zoomでオンラインミーティングなど、このノートパソコンになんでもやらせてしまいましょう。
USB端子は高性能なものがそろっていまして、中でもThunderbolt4は様々な用途に使用できて大変重宝します。
本体重量は1.53kgでして、14インチノートパソコンとしては若干重めです。CPU性能的にはコスパは最高ですが、本体重量がウイークポイントです。
でも、ご自宅内で移動する分には問題にならない重さだと思います。
詳細はDell公式サイトでご確認ください。
(※表示されたPC一覧の中から上記のスペックの機種を選択してください)
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
IdeaPad Slim 5i Gen8(メーカー:Lenovo(レノボ))
- メーカーは世界トップクラスのパソコン専門会社Lenovo(レノボ)
- クリエイターPCでも通用するCPU性能
- 有機ELパネルなので画質が鮮やか
- 1080p(フルHD)画質でIR対応のWebカメラを内蔵
カテゴリ | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 14インチ(1920x1200)有機EL 光沢 |
CPU | Intel: Core i5-13500H |
内蔵メモリ | 16GB |
内蔵ストレージ | 512GB(SSD NVMe) |
有線LAN | 無し |
無線LAN | Wifi6E |
接続端子 | USB3.1(TypeC)x2(モニタ出力可) USB3.1(TypeA)x2 HDMI x1 |
Webカメラ | フルHD(IR(赤外線カメラ)付) |
重量 | 1.46kg |
CPUはCore i5-13500Hで、Office系ソフトウエアはもちろん、簡単な画像・動画編集でしたらとても快適に動作するでしょう。
通常は10万円程度では買えないほどパワフルな機種ですが、なんと10万円を切る価格で販売(2023年10月時点)していました。
CPUパワー的には普段使いPCとしてはパワーが高すぎる(本記事の対象CPUには入っていません)のですが、あまりにコスパが良すぎますのでご紹介することにしました。
SDカードスロットや2系統の外部モニター出力など、拡張性や操作性に優れていると感じました。
ボディは部分的にアルミニウム素材が使用されていますので、軽量かつ頑丈になっています。
有機ELのキレイな画面も、この機種のポイントのひとつです。
Webカメラは赤外線機能付きですので、顔認証ができます。
詳細は、Lenovo公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
モニターサイズ:15インチ~
主に自宅で使うパソコンが欲しいけど好きな場所で大きな画面で使いたい、という方は、15インチクラスの画面のノートパソコンがおすすめです。
20インチ以上の外付けモニターをつなげれば、2画面でデスクトップPC並みの快適さも実現できます。
mouse B5-I5I01SR-A(メーカー:マウスコンピューター)
- メーカーはCMでおなじみのマウスコンピューター
- 国内パソコン専門メーカーとしてはトップクラスの品質と信頼性でとても安心
- 本体重量は1.62kgと15インチノートパソコンとしては軽量
カテゴリ | スペック |
---|---|
モニター | 15.6インチ(1920x1080) |
初期OS | Windows11 Home |
CPU | Intel: Core i5-1155G7 |
メモリ | 16GB(8GBx2) |
ストレージ | 512GB(SSD,NVMe) |
有線LAN | 1000BASE-T |
無線LAN | Wifi6E |
接続端子 | USB3.1(TypeC)x1、 USB3.1(TypeA)x1、 USB2.0(TypeA)x2 HDMI x1 |
Webカメラ | 100万画素 |
重量 | 1.68kg |
搭載CPUは、インテル製Core i5-1155G7です。普段使いには、十分なパワーです。
内臓メモリは16GBのデュアルチャネルでして、マシン性能をワンランク上に引き上げてくれるでしょう。
高性能なUSBはもちろんのこと、有線LAN端子やmicroSDカードスロット、HDMIなど、普段使いに必要と思われるインターフェイスは全て内蔵されています。
本体重量は1.68kgと、15インチノートパソコンとしては軽量の部類に入ります。天板と底面にアルミニウム素材を使用することで軽量化を実現してます。ノートパソコンを移動先でお使いになる方にとりましては、軽さは武器です。
詳細はマウスコンピューター公式サイトでご確認ください。
ThinkPad E16 Gen1(メーカー:Lenovo(レノボ))
- メーカーは世界トップクラスのパソコン専門会社Lenovo(レノボ)
- Lenovoの超有名ブランドThinkPad
- CPU性能は余裕が欲しいが高価な機種は不要
- 高性能USB端子が4基
- 画面は16インチの大画面
カテゴリ | スペック |
---|---|
モニター | 16インチ(1920x1200) IPS 非光沢 |
初期OS | Windows11 Home |
CPU | Intel: Core i5-1335U |
メモリ | 16GB(8GBx2) |
ストレージ | 512GB(SSD,NVMe) |
有線LAN | 1000BASE-T |
無線LAN | Wifi6E |
接続端子 | Thunderbolt4(TypeC) x1、 USB3.2(TypeC)x1、 USB3.2(TypeA)x1、 USB2.0(TypeA)x1、 HDMI x1 |
Webカメラ | 1080p(フルHD) |
重量 | 1.77kg |
ご紹介します機種の搭載CPUは、Core i5-1335Uでして、普段使いには十分すぎるパワーがあります。
CPUパワー的には普段使いPCとしてはパワーが高すぎる(本記事の対象CPUには入っていません)のですが、あまりにコスパが良すぎますのでご紹介することにしました。
業務系アプリや画像編集などの作業、Zoomなどによるオンラインミーティングもストレスなく行えます。
USB3.2の端子が4つ付いていまして、内1つは外部モニター出力が可能です。ちなみに、別途HDMI端子も内蔵されています。
それにしても、このスペックのThinkPadがこの価格で購入できるとは驚きです。
詳細はLenovo(レノボ)公式サイトでご確認ください。
Vostro 15 (3530)(メーカー:Dell(デル))
- メーカーは世界トップクラスのIT企業Dell(デル)
- 15インチクラスの機種で1.66kgと軽量
カテゴリ | スペック |
---|---|
モニター | 15.6インチ(1920x1080) |
初期OS | Windows11 Home |
CPU | Intel: Core i5-1335U |
メモリ | 16GB(8GBx2) |
ストレージ | 512GB(SSD,NVMe) |
有線LAN | 1000BASE-T |
無線LAN | Wifi5 |
接続端子 | USB3.2(TypeC)x1、 USB3.2(TypeA)x1、 USB2.0(TypeA)x1、 HDMI x1 |
Webカメラ | 720p |
本体重量 | 1.66kg |
Vostro 15の搭載CPUは、Core i5-1335Uです。普段使いのノートパソコンとしましては十分すぎるパワーです。
CPUパワー的には普段使いPCとしてはパワーが高すぎる(本記事の対象CPUには入っていません)のですが、あまりにコスパが良すぎますのでご紹介することにしました。
CPU以外の部分は、USBなどの接続端子、外部モニターへの出力、Webカメラ、無線LAN機能など、過剰に高性能な部分は特に無く、とてもシンプルでして、普段使いには最適だと思いました。
本体価格も、とてもリーズナブルでコスパは良好です。
本体重量の1.66kgは、15インチ機種としては軽量の部類に入ります。
詳細はDell(デル)公式サイトでご確認ください。
HP Pavilion 15-eg3000 スタンダードプラスモデルG3(メーカー:日本HP)
- メーカーは世界トップクラスのIT企業HPの日本法人である日本HP
- 15.6インチのタッチパネルモニター搭載
- USB3の端子が3基
カテゴリ | スペック |
---|---|
モニター | 15.6ンチ(1920x1080) IPS 光沢 タッチパネル |
初期OS | Windows11 Home |
CPU | Intel: Core i5-1335U |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 512GB(SSD,NVMe) |
有線LAN | 無し |
無線LAN | Wifi6 |
接続端子 | USB3.2(TypeC)x1、 USB3.2(TypeA)x2、 HDMI x1 |
Webカメラ | 92万画素 |
本体重量 | 1.71kg |
搭載CPUは、Core i5-1335Uでして、普段使いには十分なパワーがあります。
業務系アプリや画像編集などの作業、Zoomなどによるオンラインミーティングもストレスなく行えます。内蔵メモリはデュアルチャネルですので、とても有利です。
液晶モニターはタッチパネルですので、ノートパソコンの用途の幅が広がりますね。
USB3の高性能な端子が3基とHDMIが1基内蔵されていますので、拡張性は問題ありません。
HDMIのバージョンは2.1ですので、条件が整えば8K出力が可能です。
見た目がとてもシンプルでスタイリッシュなのは、HPノートパソコンの特長のひとつです。
価格が若干高めなので掲載するか迷ったのですが、タッチパネルを搭載していることを考慮してご紹介することにしました。
内蔵メモリが8GBのモデルでしたら7000円ほどお安くなるのですが、搭載CPUやハードウエア周りの高性能さを考えると16GB以上が妥当と考えます。
詳細は日本HP公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
まとめ
今回ご紹介しましたノートパソコンの大部分は、各メーカーの公式サイトで10万円前後で購入できます。
ひとつ上のグレードのCore i7ですと、良い感じのする機種は10万以上が当たり前で、個人的には簡単に手が出せません。
ひとつ下のグレードのCore i3では、性能的に満足できる機種が少なく、選択肢が狭くなってしまいます。
そんな方には、Core i5をおすすめします。
メーカー各社のホームページなどで確認してみても、値段は手ごろで、種類も豊富ですので、選びやすいと思います。
私は、昔はIntelのCPUを搭載したメーカー製のパソコンを購入していました。
パソコンを自作できることを知ってからは、ずっとAMDのCPUを使ってパソコンを組み立てていますが、購入したノートパソコンはIntelとAMDの両社のCPU搭載機が半々くらいです。
ちなみに、この記事の作成に使用していますのは、11世代のCore i5のCPUを搭載したノートパソコンです。
2年以上使っていますが、なんの不満もない最高の相棒です。
普段使いとしてお使いになるノートパソコンをお探しの場合は、本記事をご参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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