本記事では、Scratch(スクラッチ)3.0で使える「音」カテゴリの「音量を○ずつ変える」ブロックを、実例付きで分かりやすく解説しております。
「音量を○ずつ変える」ブロックは、音量を指定した値ずつ変えるためのものです。
以下でもっと具体的に解説します。
Scratch(スクラッチ)のプログラミングを学ぶ上で、個々のブロックの本質を理解することはとても大事なことだと考えます。
お役に立てれば幸いです。
Scratch(スクラッチ)の基本的なことや全般的な内容に関しましては以下の別記事をご覧ください。
「音」の「音量を○ずつ変える」ブロック 形状とオプション(Scratch3.0)
本記事で解説しますブロックの形状と指定可能なオプションについて説明させてください。
ブロックの形状
ブロックの形状はスタックブロックです。
ブロックの上下に色んなブロックを重ねられます。
指定可能なオプション
以下の値を指定できます。
指定する場所 |
---|
(←水色枠部分) |
入力方法 |
手動、値ブロック |
指定する内容 |
音量を変更する量 |
単位 |
% |
入力する文字種 |
半角数字 |
備考 |
マイナス値、小数値の利用可能。 指定する量は音量100を基準とする。 |
「音」の「音量を○ずつ変える」ブロックの解説(Scratch3.0)
本記事で解説する内容や押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 音量を変更する
- 音量の幅は0から100までで調節可能
具体的な使い方を実例をまじえて解説します。
音量を変更する
まずは、音が鳴りっぱなしの状態を作るために、スクリプトエリアに以下のプログラムを作ってください。
そこに「音量を○ずつ変える」ブロックを置きます。
最初は「-10」(マイナス10)が設定されていると思います。
まずは音を鳴らすために最初に作ったブロックをマウスでクリックしてみましょう。
タブレットの場合はブロックをタップします。
※音が鳴りますのでご注意ください
「ミャーミャー」と鳴き始めましたね。
「音量を-10ずつ変える」ブロックを何回かマウスでクリックしてみてください。
1回押すたびに音量が下がっていきます。
「音量を○ずつ変える」ブロックで音量を上げることもできます。
ブロックに「10」などプラスの数字を入れるだけです。
設定してクリックしますと、押すたびに音が大きくなっていくのがわかると思います。
音量は0から100までです。
音を止めるにはステージ上にあります赤丸ボタンを押して下さい。
現在の音量は、値ブロックの「音量」ブロックを押すことで分かります。
また、「音量」ブロックの左横にありますチェックボックスをチェックするとステージ上に音量が表示されるようになります。
値ブロックの「音量」ブロックにつきましては別記事「Scratch3.0入門 「音」の「音量」 使い方を実例付きで解説」をご覧ください。
まとめ
スプライトに音を加えますと印象がガラッと変わります。
音カテゴリのブロックの使い方を理解して楽しいプログラムを作ってみましょう!
本サイトでは他にもScratch(スクラッチ)に関する記事を公開しております。
よろしかったらご利用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
(参考)
困ったときはいつもこのサイトを参照しています
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