格安SIMにもデメリットはあるがメリットにハマった人は手放せなくなる理由

格安SIMは3大キャリアと比較して月額料金を安く抑えることが可能です。

とはいいましても、どんな人でも満足できるのかと言われれば「NO」です。

格安SIMにもメリット・デメリットがありまして、メリットに満足できる方にとりましては、手放せなくなります。

その理由は、「3大キャリアより便利でお得に使えるのに月額料金が格安」だからです。

逆にデメリットにストレスを感じる方は、格安SIMは向かないと思いますので、3大キャリアの高額な月額料金を払い続けるしかないでしょう。

では、「格安SIM」にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。また、向いている人・向いていない人とはどのような人なんでしょう。

本記事をお読みになることで理解できます。

「格安SIM」や「格安スマホ」のメリット・デメリットを知る

「格安SIM」や「格安スマホ」には、キャリアと比較した場合、メリット・デメリットがあります。

デメリットといいましても、もしかしたらあなたにとっては全く問題無いこともあります。また、回避策によってデメリットではなくなるかもしれません。

「格安SIM」を選ぶ際にとても重要なポイントになりますので、しっかりとご確認されることをおすすめします。

「格安SIM」や「格安スマホ」の7つのメリット

メリットは以下のとおりです。

  1.  月額料金の安さ
  2.  2年縛りの契約が無い会社が多い
  3.  低速モード切替機能が使える
  4.  料金プランは自分に合ったものを選びやすい
  5.  複数枚のSIMを入手しやすい
  6.  3大キャリアの回線を選べる
  7.  テザリングオプションが無料で使える

メリットについて個別に解説していきます。

1. 月額料金の安さ

なぜ格安SIMは月額料金が安いのかに関しましては、別記事「「格安SIM入門」なぜ安いのかを徹底解説!ご検討中の方は必見!」で解説しておりますので、そちらをご覧いただければと思います。

でも安い安いと言葉だけでお伝えしても実感がわかないと思いますので、実際の料金を見てみましょう。

ためしに以下の条件で3大キャリアと比較してみます。

通話プラン 5分以内通話かけ放題
データプラン 5GB/月

まずは3大キャリアのdocomoの場合です。

通話プラン 5分通話無料オプション
770円(税込)/月
データプラン ギガライト 5GBまで
定期契約なし
5665円(税込)/月
合計 6435円(税込)

合計6435円(税込)ですね。

ではMVNOの場合を見てみましょう。MVNO業界では中堅どころのイオンモバイルの場合です。イオンモバイルはショッピングモールのイオンが運営しているMVNOになります。

通話プラン 音声6GBプラン 1628円(税込)
オプション 10分かけ放題 935円(税込)
合計 2563円(税込)

イオンモバイルは5GBのプランがありませんでしたので6GBのプランにしました。5分かけ放題プランもありませんでしたので、10分かけ放題プランを選択しました。

それなのにイオンモバイルでは、合計2563円(税込)ですみます。なんと半額以下になってしまいます。

これはイオンモバイルに限ったことではなく、他の格安SIMでも似たような月額料金になる場合が多いです。

2. 2年縛りの契約が無い会社が多い

3大キャリアのスマホを使う場合、2年縛りはみなさん利用しますよね。

そんなにコロコロと携帯電話会社を変えることはありませんので、2年縛りの主なメリットである基本料金が割引になるというのは大きいです。

とはいいましても、他の携帯電話会社で凄くお得な新プランが出たらとても気になりませんか? でも2年縛りがあるので自分には関係ないと諦めてますよね。

MVNOは、電話をかけられるプランの場合、違約金が発生する期間は、最初の1年の場合が多いです。

また、自動継続ということはなくて、1年使えばいつでも違約金なしで解約することができます。

中には2年縛りを採用しているMVNOもありますが、数社程度です。

さらに、電話が不要な方で、データ通信だけ利用される場合は、いつ解約しても解約金は発生しない会社がほとんどです。

契約月はダメで翌月以降ならいつでも解約できるというMVNOが何社かありますが少数派です。

3大キャリアの2年縛りに嫌気がさしている方にとりましては、とても良い仕組みですね。

(2019年10月追記)

3大キャリアは契約期間縛りを廃止しました。

docomoとauは定期契約することで料金を割引くサービスを別途始めました。

3. 低速モード切替機能が使える

全てのMVNOではありませんが、「低速モード切替機能」という機能を提供しているところがあります。

名称はMVNOによって異なります。

この切替機能を使用することで、ご自分で通信速度を200kbpsという低速に設定することができます。

世の中は回線速度の速さを競っているのに低速にしてしまうって意味わかりませんよね?

でも実はこれ、使いこなせたらかなりデータ通信量を節約できるんです。

低速モードに設定して200kbpsの通信速度で行ったデータ通信は、なんと契約したデータ容量を消費しません。(※)つまりネットを使い放題になるんです。

この200kbpsという通信速度が絶妙で、結構色んなことがストレスなくできてしまいます。

詳しくは別記事「MVNOの低速(節約)モードを13個の有名アプリで検証!できることとできないことがわかります」でまとめていますのでご覧いただければと思います。

(※)利用回線によりましては3日間で一定量以上の通信を行った場合、規制がかかる場合があります。

4. 料金プランは自分に合ったものを選びやすい

MVNOの料金プランはとてもシンプルな場合が多いです。

料金プランを決める際の流れは基本的に以下のようになります。

① 音声通話(電話)は使用するか、データ通信だけで良いか

② データ通信だけの場合、SMS機能(※)は必要か

③ 音声通話のオプション(かけ放題プランや一定時間定額プランなど)を決める

④ データ通信容量を決める

⑤ その他、MVNOで用意されている便利なオプションを必要に応じて追加する

(※)SMS機能とは「ショートメッセージサービス」のことでして、相手の電話番号当てに短いメッセージを送れる機能です。最近は認証(あなた本人を確認する手段)機能としても利用されています。

3大キャリアのように、複数年契約したら割引とか、あるオプションを付ければ割引などといった利用者を悩ませるような仕組みを採用しているMVNOはほとんどありません。(何社かはあります)

5. 複数枚のSIMを入手しやすい

SIMって普通はひとり1枚で十分ですよね?

でも、SIMを使いこなしているとても詳しい方々の中には、複数枚のSIMを便利に、そしてお得に使いこなしている方々がいらっしゃるんです。

例えば、スマホに通話用のSIM、個人用タブレットにデータ通信用のSIM、家族みんなで使う共用タブレットにもう1枚データ専用のSIMを挿して、3枚のSIMをデータ容量をシェアさせて使う、ということも普通にできてしまいます。

同じことを3大キャリアで行おうとすると、かなりの金額になってしまいます。

また、将来的にはIoT(もののインターネット。車や家電などなんでもインターネットにつなげようという考え方)が発展していくと予想されていまして、その際は格安SIMの活躍が期待されています。

6. 3大キャリアの回線を選べる

「格安SIM」が登場した頃は、選べる回線はdocomo回線だけでした。

その後au回線が使えるようになりまして、最近SoftBank回線が登場しています。

最初はdocomoだけだったのには訳がありまして、単純にMVNOに提供する設備のレンタル料が一番安かったからです。一番高額なのはSoftBankです。

年々3大キャリア各社の設備レンタル料金は安くなってきていまして、ようやくSoftBank回線の金額もMVNO各社が手が出せるくらいになってきました。

というわけで、人気のあるMVNOは使えるキャリア回線を増やしつつあります。

利用者にとりましてはとても嬉しい状況ですね。

7. テザリングを無料で使える

3大キャリアでテザリングを利用する場合、docomo以外ではテザリングオプションの月額料金が必要です。(auとSoftbankは一部プランでは無料)

でも、ほとんどのMVNOではテザリングオプションは無料で提供されています。

もちろんスマホがテザリング機能をサポートしていることが大前提です。

お使いのスマホがテザリング機能を使える機種でも、テザリングが使えないMVNOもあります。

ですので、事前に各MVNOの「動作確認機種一覧」で必ずチェックしてくださいね。

「格安SIM」や「格安スマホ」の8つのデメリット

「格安SIM」のメリットをお読みになった方は、「そんなにお得で便利なんだ。知らなかったあ」とお思いになる方がいらっしゃる反面、「絶対なんか裏があるな。そんなにうまい話しばかりのはずがあるもんか」とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。

「裏がある派」の方はちょっとだけ正解です。といいますか別に「裏」ではありませんが、当然デメリットはあります。

冒頭やちょっと前にも書きましたので繰り返しになりますが、「格安SIM」は「誰がどのような使い方をしてもみんな安くなる」というものではありません。

これからご紹介しますデメリットを回避できそうにない方は、「格安SIM」をお選びにならないほうがよいかもしれません。

ではご紹介します。

  1.  キャリアメールなどキャリア独自サービスが利用できなくなる
  2.  「格安SIM」は通話プランが得意ではない
  3.  家族やグループ間の無料通話が無い
  4.  3大キャリアに比べて対面サポートが受けづらい
  5.  支払い方法がクレジットカードのみのMVNOがほとんど
  6.  LINEでID検索ができない
  7.  格安SIMを使うためのスマホの設定をご自分で行う必要がある
  8.  昼休みや通勤時間帯のデータ通信速度が遅くなる場合がある

以下で個別に解説していきます。

1. キャリアメールなどキャリア独自サービスが利用できなくなる

キャリアメールとは、3大キャリアでもらえる携帯用メールアドレスのことです。

docomoでしたら「@docomo.ne.jp」、SoftBankでしたら「@softbank.ne.jp」などが付いたメールアドレスですね。

スマホをMVNOに変更した場合、もちろんキャリアメールは使えなくなります。

MVNOでスマホを利用する場合のメールアドレスは、MVNOからもらえるメールアドレスか、MVNOがメールを提供していない場合は、ご自分でフリーメール(Gmailなど)を取得して利用する必要があります。

Androidのスマホをご利用されるおつもりの方は、スマホの初期設定時にGmailが必要になりますので、そのGmailアドレスをスマホのメールアドレスとして利用することも可能です。

携帯メール全盛期のころは、ほとんどの方がキャリアメールを使って連絡をとり合っていましたが、最近はみなさんLINEなどのSNSを主にお使いになっていると思います。

ですので、キャリアメールを持っている必要性は以前より薄れてきているのではないでしょうか。

とはいいましても、一部では、お子さんの学校の連絡網がキャリアメールのみだったり、3大キャリアの携帯電話をお持ちのご高齢の親御さんとの連絡に使っていたりと、キャリアメールが必要な場面もまだまだ残っているのも事実です。

早くキャリアメールに縛られない世の中になって欲しいものです。

2. MVNOは通話プランが得意ではない

まず初めにお話ししますが、MVNOは通話プランが得意ではない、といいますのは、通話の品質が悪いという意味ではありません。例えば、MVNOは実はIP電話を使っていて品質を落として安くしている、ということは全くありません。

3大キャリアと同等の普通の電話回線を使っています。

3大キャリアで、電話をかけた分だけ支払うプランを選ぶ方はあまりいらっしゃらないと思います。ほとんどがかけ放題プランや一定時間定額プランなどを選んでいるのではないでしょうか。

MVNOにもかけ放題プランは用意されています。でもキャリアのように時間無制限のかけ放題プランを提供しているMVNOはほとんどありません。

1回の通話が5分以内や10分以内でかけ放題というMVNOが多いですね。

スマホで月に何時間も電話をかける方の場合、1回10分以内の通話でしたら良いのですが、それ以外の方はMVNOに変えると3大キャリアよりスマホ利用料金が高くなってしまうでしょう。

でも、スマホで長時間電話をかける方というのは少数派だと思います。

LINEなどのSNSを利用される方が増えたことによって、昔よりも圧倒的に電話をかける場面は減っているのではないでしょうか。

そういう意味で、「MVNOは通話プランが苦手」という点は、意識して利用すれば多くの方にとってそれほど問題にならないのではと思います。

3. 家族やグループ間の無料通話が無い

3大キャリアには、家族間や同じ携帯電話会社同士の場合に24時間かけ放題になるプランが用意されていますが、MVNOにはそのようなプランはありません。(2018年10月現在)

MVNOのIIJmioに「誰とでも10分以内、家族間(※)は30分以内かけ放題」のプランが定額でありますが、それくらいです。

(※)ひとりが複数枚のSIMを契約して、それを家族で利用する場合

でも考えてみてください。

電話をあまりかけない方やかけても10分以内で通話が終わる方にとりましては全く問題ないんですよね。

弱点を理解して使えばそれほどデメリットにはならないと思います。

4. 3大キャリアに比べて対面サポートが受けづらい

3大キャリアは全国にショップがありますので、そこでサポートを受けることができます。

ショップの店員さんは、それぞれのキャリアが行っているスキル資格認定制度などを利用して訓練を行っている方もいらっしゃるので、良い人や良いお店に当たれば素晴らしい対面サポートを受けることができるでしょう。

ではMVNOはどうかといいますと、業績を伸ばしているMVNOはショップを持っていることが多いです。

業界2位(2018年3月MMD研究所調べ)のmineoは、全国に11店舗の直営店を持ってまして、ぞくぞくと新店舗が増えています。直営店以外にも、mineoサポート店として、家電量販店やパソコンショップなどと協力して利用者のサポートを行っているようです。

楽天モバイルは直営店のほか、キャリアと同様に代理店を展開してまして、さらに家電量販店やパソコンショップなどにもサポート窓口を開設しています。

イオンモバイルは、全国のイオンモール全てとはいきませんが、200店舗以上のイオンモール内に窓口を持っているそうです。全国に店舗を構えているイオンはさすがに強いですね。

ネットや電話でしかサポートを受けられないイメージのあるMVNOですが、最近は結構気軽に対面サポートが受けられるMVNOが増えつつあるようです。

5. 支払い方法がクレジットカードのみのMVNOがほとんど

3大キャリアは普通に口座振替ができますが、MVNOで口座振替が可能なのは少数派です。

口座振替が可能な場合も、手数料が必要だったりと条件があったりしますので、クレジットカードが必要と思っていただいた方がよろしいかと思います。

BIGLOBEモバイルやmineo、QTモバイルといった、運営会社がインターネット接続サービスを提供している場合は、そのサービスに加入している場合のみ口座振替が可能です。

ちなみに、基本的に契約者本人のクレジットカードが必要なのですが、イオンモバイルのように本人以外のクレジットカードでの支払いが可能なMVNOもあります。

6. LINEでID検索ができない

LINEに友達を登録するとき、ID検索機能を使用して行うことがありますよね。離れているお友達を登録する場合にも便利です。

3大キャリアのスマホでしたら当然利用できるこの機能が、MVNOのスマホですと利用できないのです。(LINEモバイルはのぞく)

ID検索機能を利用する場合は、事前に年齢認証を行う必要があります。18歳未満にID検索機能を使わせないためですね。

MVNOでは年齢認証を行うことができないために、結果としてID検索機能が使えないのです。

こんなところにもキャリア縛りが潜んでいたんですね。

でも、ID検索機能を利用できなくても友達を登録することは可能です。

LINEにお詳しい方はすぐ分かると思いますが、自分のQRコードや専用URL、PC版のLINEを利用する方法というものもありますね。

多少は不便になってしまいますが、「格安SIM」ですので納得できるレベルではないでしょうか。

7. 格安SIMを使うためのスマホの設定をご自分で行う必要がある

スマホにSIMを挿したあとに、最初だけですが初期設定が必要になります。

これはMVNOのSIMだからというわけではなく、3大キャリアのスマホを使う場合でも必要な設定です。

そんな設定やったことも見たことも無い、とおっしゃる方は正しいです。

3大キャリアの場合は、スマホを契約した後、受け取るまでの間に、ショップの店員さんが行ってくれていたのです。

MVNOの場合は、ショップで契約した場合は店員さんがやってくれる場合もありますが、基本的にご自分で行う必要があります。

もちろん、MVNOで初期設定のサポートは行ってくれますので、どうしても分からない方はサポート窓口にご相談ください。

8. 昼休みや通勤時間帯のデータ通信速度が遅くなる場合がある

一番やっかいなデメリットを最後にご紹介します。

このデメリットを説明する前に、3大キャリアとMVNOのデータ通信設備の違いについて解説させてください。

まず3大キャリアですが、データ通信設備は以下のようになっています。

スマホからアンテナを経由して、キャリアの通信設備を経由して、太い線でインターネットに接続しています。

MVNOの場合は以下の図のようになります。

スマホからアンテナを経由して、キャリアの通信設備を経由するところまでは同じですが、そこからMVNOの設備を経由してインターネットに接続しているのがお分かりになると思います。

図内に「ここの部分の回線の細さがネック」と書いてある箇所がありますが、この部分の回線を、MVNOは3大キャリアから借りています。

回線のレンタル料をいっぱい払うと、回線が太くなりまして、結果としてMVNOのデータ通信はより高速になります。

でも、その分の費用のツケは当然利用者がかぶることになるんです。

あまり太くしすぎても利用料金が高くなって利用者が集まらないし、細すぎてもネットが遅くて集まらないという感じでして、MVNOの腕の見せ所なんですよね。

という訳でして、MVNOはどうしても3大キャリアよりデータ通信は遅くなってしまうのです。

このデメリットですが、私はメリットとして考えています。

それは、3大キャリアの回線は太すぎる(高速すぎる)ということです。

外出先でデータ通信を行う主な目的には、LINEやSNS、ネット検索で調べものをするといったところでしょうか。

その程度でしたらMVNOの回線速度でも十分です。

もうひとつだけ、ちょっと難しいお話になりますが、MVNOは回線速度切替機能(速度の高速・低速をいつでも切り替えられる)のサービスを行っている場合があります。

低速の場合は、契約しているデータ容量の対象外になるのです。

これは3大キャリアには無い機能です。

インストールしているアプリによっては、使っていないときでも勝手に通信している場合がありまして、3大キャリアの場合はその通信も高速回線を使っています。

MVNOの回線速度切替機能を利用することで、そういった通信を全て低速で行うようにできるのです。

これらのことを考えますと、私には3大キャリアの高速回線は必要ないと判断しました。

同じようなお考えをお持ちの方はきっといらっしゃると思います。


いかがでしたか?

あなたは「格安SIM」でお得になりそうですか?

メリット・デメリットに書かせていただいた内容が「格安SIM」に変えるか変えないかの重要なポイントですので、これまでのことを整理する意味で、次の章であなたが「格安SIM」に向いているか、むいていないかをチェックしてみましょう。

「格安SIM」や「格安スマホ」が向いている方・向いていない方

「格安SIM」や「格安スマホ」が向いていない方

まずは「格安SIM」や「格安スマホ」が向かない方からご説明します。

3大キャリア並みの手厚いサポートが必要な方

サポートが無いと不安で仕方ないけれども、諸事情でどうしても身内でサポート窓口を作れない方、MVNOのサポートが信用できない方などは、仕方がありませんね。

MVNOのサポートは、業績がもっと上向けばサポート窓口もサポートの質も良い方に向かっていくと思いますが、まだまだこれからでしょうか。

今後に期待です。

ご自宅にWifi環境が無くてネットで動画やゲームなどをよく利用される方

動画やネットゲームなどを良く利用される方は、高速で安定した回線が必要になります。

ですのでMVNOの回線では結構つらいと思われます。

ご自宅で動画やオンラインゲームなどをよくやられるのでしたら、Wifiを利用できるようにするために、なんとか光回線を契約したいところです。

WiMAX回線という選択もありますね。

外出先でもネットの使用頻度が高くデータ通信量の多い方

外出先でネットの使用頻度が高い方は、たぶんビジネスマンの方が多いのではないでしょうか。

データ通信量も多くて、素早い対応も必要になると思いますので、MVNOのデータ通信より、3大キャリアの高速で安定したデータ通信のほうがよろしいのではないでしょうか。

3大キャリアの独自サービスが必須な方

3大キャリアの独自サービスといいますのは、例えば以下のものを指します。

  • キャリアメール
  • キャリア決済サービス
  • ポイント制度
  • 独自コンテンツ(auの場合はスマートパスなどで利用できるサービスなど)
  • 公共の場でのキャリアが運営する無料Wifi

などなど。

同様のサービスでしたらMVNOにもあるのですが、3大キャリア独自のサービスでないと困る場合もあったりするんですよね。

学校用の連絡網でキャリアメールしか使えないのも、LINEのID検索が使えないのもその一例です。

3大キャリアがお好きで利用するならよいのですが、縛りがあることが理由で格安SIMに変えられないのはもったいないです。

「格安SIM」や「格安スマホ」が向いている方

では最後にMVNOが向いている方についてです。

ひと月の通話時間の合計が50分以下の方

一般的には、通話時間が短い方のほうがMVNOに向いているのですが、より具体的にイメージをつかんでいただくために、分岐点となる金額を示してみたいと思います。

1回の通話が短くて回数の多い方は、10分以内かけ放題というプランをご利用になればとてもお得です。

ですので、ここではひと月に電話をかなり使う方で、1回の通話時間も長い方をモデルとして考えてみます。

3大キャリアには24時間かけ放題プランがありますよね。

docomoの場合は月額1870円(税込)です。

一方、MVNOであるOCNモバイルONEのデータ容量が最小の1GB/月の音声対応プランは770円(税込)/月です。

24時間かけ放題プランはほとんどのMVNOで取り扱っていませんので、3大キャリアの24時間かけ放題プランとの差額1100円で、「格安スマホ」でどのくらいの時間通話できるかを境界点とします。

MVNOでは独自の電話サービスを行っているところが結構あります。例えば、mineoですと「mineoでんわサービス」という独自の電話がありまして、30秒11円(税込)で利用できます。

通常、携帯電話の料金は30秒22円(税込)ですので半額になりますね。

30秒11円で計算しますと、1100円では50分通話できることになります。

よって、ひと月に50分以内の通話時間の場合はMVNOの方がお得ということになりますね。

ひとつの目安としてご利用ください。

データ通信を使うのはLINEやGoogle検索で調べ物をする程度の方

お若い方は動画やスマホゲームなどでデータ通信量や高速通信が必要になると思いますが、中年以降になってきますとそれほどデータ容量や通信速度というのは求めなくなってきませんか?

もしそうだとしますと、MVNOが向いているかもしれません。

MVNOの場合は事前にデータ容量を決めるプランが一般的ですが、低速通信で容量無制限のプランもあります。

事前にデータ容量を決めるプランも、回線速度切替機能があるMVNOの場合、必要な場合のみ高速で通信して、それ以外の時は低速に設定することでデータ容量を節約することができます。

この200kbpsという速度なのですが、実はLINEなどのテキストベースのSNSや画像の少ないホームページ程度でしたらストレスなく利用できるくらいの速度なんです。

ご自宅にWifiを利用できる環境をお持ちの方、公共の無料Wifiを利用しやすい方

MVNOのデータ通信は3大キャリアに比べて遅くなる場合が多いのですが、Wifiを使っている分には、当然MVNOでも高速で通信できます。

データ容量が多くて高速通信が必要な場合はWifiの環境で行えば良い訳ですね。

Wifiが利用しやすい方はMVNOの方がおすすめです!

3大キャリアのサポートをほとんど利用しない方やスマホに詳しい方

MVNOは3大キャリアと比べてサポート面で劣っているのはたしかですが、元々サポートに頼らなくて良い方にとっては、サポートが手厚くなくてもたいして問題にならないはずです。

サポートが無いと不安な方でも、お近くに詳しい方を見つけてしまえば良いと思います。

あなたのお子さんやお友達でもよいですし、甥や姪をつかまえてもよいですし、ご自分でサポート窓口を作ってしまいましょう!


こんなとこでしょうか。

向かない方でも、現在のキャリアスマホやガラホの契約内容を見直してみることを強くおすすめします。

特にデータ容量は、直近で実際に利用したデータ容量を確認してみましょう。契約しているデータ容量を使い切れていない場合は、すぐにプラン変更をご検討ください。

向いている方は一日も早くあなたにピッタリな格安SIMを見つけていただき、高額な月額料金とお別れしましょう!

最後に

専門機関による世論調査を見ていますと、現在3大キャリアをお使いの方の中には、まだまだ「格安SIM」に向いている方がたくさんいっしゃるような印象を強く受けました。

「格安SIM」に変更して年間数万円節約できた方々は、実際にかなりの数いらっしゃるのに。

最後になりますが、非常に長くなってしまいました本記事の内容をまとめたいと思います。

  • MVNOにはメリット・デメリットがあるので、誰でもどんな使い方でも格安になるわけではない
  • MVNOのデメリットに問題ない方は「格安SIM」がおすすめです!

MVNOのことが分かってきますと、ご自分が「格安SIM」に向いているかが分かるいうこともありますが、あなたのスマホを使い方を見直すキッカケになる、ということもあるんですよね。

現在の使い方はMVNOに向かないかもしれないけど、使い方を変えられるところは変えてみることで「格安SIM」でいけるようになるかもしれません。

本記事をお読みになって「格安SIM」に向いていなかったとしても、数千円を勉強代としてかかってはしまいますが、2か月程度データ専用プランを試してみるというのも手かもしれません。

長文になってしまいまして申し訳ございませんでした。

本記事を最後までお読みになっていただいて本当にありがとうございました!

あなたの「格安SIM」デビューのお役に立てればこんなにうれしいことはありません。

本記事は格安SIMの入門編として作成しましたが、初級編として「格安SIMを徹底解剖!データシェアやバースト転送、データ容量無制限も!」という記事もあります。

格安SIMで使えるおすすめな機能をご紹介しております。

MVNOの「格安SIM」や色々なプランを比較・検討される場合は、本サイト「格安SIM道しるべ」をご利用いただければ幸いです。

格安SIM道しるべ
 最後までお読みいただいてありがとうございました!
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