MVNOの低速(節約)モードを13個の有名アプリで検証!できることとできないことがわかります

 

 契約したデータ量を使い切ってしまった場合、3大キャリアでしたら最大128kbpsという通信速度になってしまいますが、格安SIMの場合は3大キャリアよりも高速でして、ほとんどのMVNOが最大200kbpsです。

 

 また格安SIMには、3大キャリアには無い便利な機能として速度切替機能を提供しているMVNOがあります。

 

 この機能を使いますと、あなたはご自分で通信速度を低速(最大200kbps)にすることが可能です。

 しかも、低速に切り替えた間に使用したデータ量は、契約したデータ量として消費されませんので節約することができます。

 

 世の中には様々なアプリやサービスがありますが、実は高速通信を使わなくても問題なく利用できるものが結構あるんですよね。

 そんなアプリやサービスを使う際に、ピッと低速通信に切り替えて利用することでとてもお得に使えるようになります。

 

 本記事は、まだ低速通信である200kbpsを試したことのない方が、その使い勝手やできること、できないことをご理解いただくために、みなさんが良く利用するアプリやサービスを実際に使ってみた感想を掲載してます。

 

 お読みいただくことで、最大200kbpsの通信環境がどの程度使えるものなのかがお分かりいただけます。

 賢くデータ容量を節約することができるようになるでしょう。

 

 

低速通信(最大200kbps)を試すために使用したスマホや環境について

 例えば文字で文章を送るだけのメール送受信の場合ですと、データ容量的に考えまして、200kbps程度の低速通信環境でも理論上はストレスなく使えるはずです。

 

 IT技術者の立場から考えて、ほぼ間違いないんですが、やはり実際に使ってみないと断言しづらいんですよね。

 

 そんなときにMVNOがお試しレンタルサービスをやっているのを見つけまして、さっそく申込みました。

 ちなみにUQモバイルです。

 

 実際に試した結果、想定通り、いや想定以上に問題なく便利であることを実感しました。

 

 そして、お試しサービスを返却したと同時にUQモバイルの公式サイトで正式契約して、さらに色々試しまくったというわけです。

 

低速通信(最大200kbps)を試した環境について

 本記事の検証は以下の環境で行っております。

 

MVNO

 UQモバイル(正式契約)

※お試しサービスと正式契約で違いがあったら嫌なので、正式契約後に検証しました

 

通信速度

 最大200kbpsの節約モード(低速通信モードのこと)

 

スマホ

 シンプルスマホ3(ソフトバンクスマホをSIMロック解除したスマホ)

※叔母が不要になったスマホをもらいデータ通信SIM(SMS付)を挿しました

 

検証時間帯

 午前10時ころ ~ 午前11時ころ
 午後2時ころ ~ 午後4時ころ

※お昼休みや通勤時間帯、夜、深夜を外しました。

 

アプリのインストール、初回起動

 これを最大200kbpsの通信速度で行いますと、かなり時間がかかるのは明らかです。

 ですので、アプリのインストール及び更新はWifi環境にて行います。また、初回起動及び初期設定もWifi環境で行うこととします。

 

誰もが使っているアプリやサービスを低速通信(最大200kbps)で使ってみました

 評価は以下のように行いました。

評価 説明
全く問題なし。
Wifiや高速通信時とほぼかわらない
Wifiや高速通信時にくらべると劣るが普通
に使える
低速通信と割り切って使えば使えないこと
はない
結構キツイのでWifiや高速通信をおすすめ

低速通信での利用は無理なのであきらめる

 

 それでは、ご紹介していきます!

 

「Google Map(グーグルマップ)」はほぼ問題なし

 知らない場所を調べたり、カーナビとして利用できたりと、お使いになっている方も多いと思います。

 

 私は、気になるお店や行ってみたい場所などを見つけた場合は、すぐに「Google Map」を開いて☆マークを付けます。

 「Google Map」をナビとして使っているときに、偶然近くに☆マークを見つけたりしまして、前から行きたかった場所に行けてよかった!ということがたまにあります。

 

 私にとりましては神アプリなのですが、それが低速通信でも結構使えるんですよね。

 ナビ自体は低速通信だと気づかないくらい普通に使えます。

 

 難点は、今までそのスマホで表示したことがない地域のマップを表示する際に、読み込みに時間がかかることですね。

 それでも5秒程度ですね。長くても10秒ほどです。

 ナビのときは、ジワジワと地図データを読込んでいるでしょうから、新しい場所でも読み込みに時間がかかるようなことは今のところ経験していません。

 

評価

 

コツ・ポイント

 お出かけ時に利用するのでしたら、ご自宅のWifi環境で事前に出先近辺のマップを表示させて、「Google Map」内にあらかじめマップ情報をキャッシュデータとして読込んでおきますと、読み込みが発生する可能性が減りますのでご活用ください。

 

「LINE」は文字やスタンプだけじゃなくて、無料通話も大丈夫

 ほとんどの方が良く利用するLINEですが、低速通信でもできることだらけでして問題なく利用可能です。

 

 トークで文字のみの場合は全く問題ありません。

 スタンプも大丈夫です。若干遅くなる場合がありますがストレスは感じません。

 

 LINEの無料通話はちょっと心配だったのですが、特に問題なかったのには驚きました。

 

 問題は写真や画像の送受信ですね。

 とりあえずオリジナルサイズでの送信はできないと思っていただいた方がよいです。標準画質でも送信に時間がかかる場合があります。

 どうしても画像を送りたい場合は、Wifiか高速通信で行いましょう。

 

 ビデオ通話はまだ試していません。試しましたら本記事でご紹介します。

 

評価

 

コツ・ポイント

 写真や動画を送受信する場合は、データサイズに気をつけましょう。

 低速通信でLINEを利用する場合は、基本的に文字とスタンプだけで利用することをおすすめします。

 

「ブラウザでのウェブサイト閲覧」は内容による

 ウェブサイト閲覧に関しましては、各ウェブサイトの配信内容(テキスト量や画像、動画の有無など)によって変わってきますので、一言で説明するのは難しいです。

 

 例えばGoogleのトップページは全くストレスなく表示できます。なにかのキーワードを検索した結果一覧も問題なしです。

 私は天気予報を調べるときは気象庁の公式サイトを利用しますが、天気図など画像が多めのページは若干待たされますが、週間天気予報などの文字だらけのページの場合はストレスなしですね。

 

 かなり利用するAmazonですが、公式サイトのトップページは意外や意外、若干待たされる程度で表示されました。

 ただし、モバイル最適化をキッチリと行っていますので、画像などは遅延読み込みになっています。全てが表示されるのには時間がかかりますが、よく利用する検索窓はすぐに表示されますので問題なしです。

 問題はそこからさきですね。商品ページの表示はかなり時間がかかってしまいました。私が見た商品ページが全部表示されるまで、2分ほどです。時間は商品によりますので、速い(20秒程度)場合もあります。

 でも、いろんな商品を見て回るのはできないと思っていただいた方がよいですね。

 

 ちなみに楽天公式サイトのトップページは、30秒くらいかかりました。

 

 サイト閲覧はこんな感じです。感覚はつかんでいただけたでしょうか。

 

 きりがないのでこのへんにしますが、ご要望があれば検証して本記事に掲載いたします。

 

評価

 

コツ・ポイント

 文字だらけのウェブサイトは低速通信で十分いけます。

 

 画像が多めのウェブサイトは、その1ページしか閲覧しないのでしたら、全て表示されるまで待っても良いと思います。

 複数のページを移動する必要があるのでしたら、Wifiがあるとこまで我慢するか、高速通信で閲覧しましょう。

 

「Youtube(ユーチューブ)」は意外に使える

 利用されている方が多いアプリの代表ですね。

 ブラウザでYoutubeの公式サイトにアクセスしても閲覧できますが、スマホですのでアプリを使って検証しました。

 

 動画ですので高速通信が大前提かと思っていたのですが、アプリを起動してみてビックリです。

 あれ?低速通信に切り替えてなかったかな?と思うくらい快適で驚きました。

 最初に表示される画面で様々なプレビュー動画が紹介されているのですが、サクサク表示されるんですよね。

 

 個別の動画はさすがに無理だろうと思って適当な動画を開いてみたのですが、途切れることなくスムーズに表示されたんです。

 でも実は、画質の自動選択機能で最低の144pで表示されていました。感の良い方は「やっぱし!」と思われたと思います。

 

 手動で最高の720pに変えてみましたが、まともに表示できないです。数秒間隔で再読み込みされる状態になってしまいました。

 使い物になりませんね。

 

 Youtubeアプリの画質設定では、以下の設定が可能です。

  • 144p
  • 240p
  • 360p
  • 480p
  • 720p

 私の検証では、360pまでは途切れることなく表示できることを確認しました。480pになるとだいたい10秒毎にクルクルマークが表示されてしまいます。

 360p程度の画質で問題ない動画でしたら低速通信でも閲覧できるという結果になりました。

 

評価

 

コツ・ポイント

 ご自分で画質の設定を調整して観ましょう。

 

「U-NEXT(ユーネクスト)」はWifi環境で

 今は映画やアニメを見るのはレンタルビデオ店ではなくて、ネットでVOD(ビデオオンデマンド)が一般的になりつつありますね。

 私もVODを利用してまして、色んな配信会社の中からU-NEXTを選びました。

 

 普段利用するときは当然のようにWifiを利用していますが、今回はU-NEXT公式アプリの画質設定を最低画質にしました。

 画質の説明には「1GBあたり約12時間」と書いてありましたので、「kbps」の単位では約190kbpsということになります。

 

 計算値ではもしかしたらそこそこいけるかも?という感じでしたが、実際は10秒に1回くらい15秒くらい中断するという結果でした。

 

 U-NEXTで映画を低速通信で見るのはあきらめましょう。

 他のVODアプリでも同じ結果だと思います。

 

評価

 

コツ・ポイント

 どうしても出先で映画をご覧になりたいのでしたら、ネットを使わずにWifi環境でダウンロードして鑑賞しましょう。

 

「Amazon Kindle(アマゾンキンドル)」はオフライン時の使い方で

 あらかじめダウンロードしてある本を読むだけでしたら良いのですが、書籍のダウンロードはそこそこ時間がかかります。

 書籍のサンプルをダウンロードする程度でしたら10秒もかからず終わりますが、本1冊丸ごとの場合は、スマホの高速通信やWifiに慣れてらっしゃる方はストレスを感じるでしょう。

 

 低速通信の場合は、「オフライン」で「Amazon Kindle」を利用するつもりで使った方が無難だと思います。

 ダウンロードは高速通信やWifiで行って、外出先ではダウンロードしたものを読むという感じですね。

 

評価

 

コツ・ポイント

 外出先でダウンロードを行う場合は、とりあえず低速通信で行ってみて、時間がかかりそうな場合(ダウンロードのバーが少しずつしか進まない)はあきらめてキャンセルします。

 どうしても直ぐに読みたい場合は、高速通信に切り替えるかWifiを探しましょう。

 

「Eメール」は添付ファイルが無ければ問題なし

 テストでは、GmailというGoogleが発行しているメールアドレスを使用しました。

 Gmailから他のGmailへのメール送信です。

 

 100字ほどの日本語で書いたメールを1通、100KB程度の画像ファイルを添付したメールを1通の計2通で試したのですが、2通とも問題なく送信できました。

 

 画像を添付したメールの送信は数秒程度時間がかかりましたが、気になるほどではありませんでした。

 文字だけの方は一瞬で送信完了です。

 

評価

 

コツ・ポイント

 添付ファイルのデータ量さえ気をつければ問題ないでしょう。

 ちょっと大き目のファイルを添付する場合でも、送信中になにもできなくなるわけでは無くて(※)、送信している最中でも他のことを行えますので、特にストレスを感じることは無いと思います。

※使用するメールアプリによります。私は「Gmail」アプリを使用しました。

 

「Instagram」はキツイ

 画像だらけが基本のアプリですので低速通信じゃ無理だろうと予想はしていたのですが、Wifiや高速通信での表示に慣れている方にはキツイですね。

 

 「検索」タブ内の画像や動画は、パラ・パラパラ・・・パラ・・・という感じに表示されます。イメージできますでしょうか。

 

 低速通信でも利用できるかといえばできますが、普通に使うことができるか?と聞かれたら「できない」と答えるでしょう。

 

評価

 

コツ・ポイント

 あえてお使いになるとしたら、最初は読み込ませるためにいろんな画像を表示されて、あとからじっくりと眺めるという感じでしょうか。

 キャッシュに溜め込ませてあとで見るという方法ですね。

 でもWifiや高速通信環境でご覧になることをおすすめします。

 MVNOによっては、SNSアプリの通信はカウントフリー(データフリー)になるサービスを行っている場合がありますので、SNSを良く利用されるかたは一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

「Google Keep(グーグルキープ:メモアプリ)」は快適

 スマホでメモするアプリは色々ありますが、私はGoogle Keepを利用しています。

 スマホやタブレット、パソコンなどが、インターネットに接続されていれば、どの機器でも台数制限なくメモを共有できて便利です。

 

 メモの内容は、ほとんどが文字だけのメモですが、たまに手書きメモを作ったりもしています。

 いずれの場合でも低速通信環境で全く問題ないですね。

 

評価

 

コツ・ポイント

 Wifiや高速通信の環境に慣れている方は、メモの同期を行った際に若干時間がかかる場合があるのが気になるかもしれません。

 私の場合は、長くても5秒くらいですね。私は気になりません。

 

「インターネットラジオ」は問題なし

 私はほとんどラジオは利用しないのですが、友人が常用してるので本記事に掲載することにしました。

 

 試したのはインターネットラジオでは超有名な「radiko.jp(ラジコ)」です。

 

 選局しますと最初にバッファーへの読込みを行うのですが、Wifiや高速通信ではほぼ一瞬で終わるところを、低速通信では10秒~20秒程度かかる感じです。

 

 読み込みが終わるまでは放送が始まりません。

 でも、始まってしまえば途中で途切れるといったことはありません。通信状況が悪い場合は途切れるかもしれませんが、たぶんその時は高速通信の場合でも途切れると思います。

 

評価

 

コツ・ポイント

 選局した後、すぐに放送が始まらなくても焦らず待ちましょう。

 

「Amazon Music」は普通に使えます

 私は「Amazon Music」を利用する場合はタブレットを使っています。

 単純に音が良いからです。

 

 スマホで試しても良かったのですが、いつもと違った方法で試すのもなんだかなあと思ったので、テザリングで試すことにしてみました。

 スマホでテザリング設定をしてからタブレットをスマホにWifiで接続します。そしてタブレットで「Amazon Music」を起動です。

 

 ホーム画面内の楽曲の画像表示は若干遅めですね。でも画像の読み込みが終わるまで操作ができないということはないです。

 楽曲を選択して曲が流れるまでも少し(10秒前後)待たされますが、始まってしまえば中断することはありませんでした。

 

評価

 

コツ・ポイント

 曲を単独で聴く場合は毎回少しだけ待たされますが、アルバムや特集などで複数の楽曲をまとめて連続再生する場合は曲間で途切れることはありません。

 

「Pokémon GO(ポケモンゴー)」は普通に遊べる

 いまさらですが、知名度の高さではトップレベルですので掲載しました。

 

 ポケモンの出現や捕獲動作、歩いてる際のマップの動き、アイテム獲得時、ポケストップやジムの拠点などに関しましては、特に問題なく動作します。

 高速通信のときとほとんど変わらないですね。

 

 ただし、マップ上で遠くに見えている米粒ほどの拠点をタップした際は、その拠点が表示されるまでちょっと時間がかかってしまいました。

 たぶん、初めて行く場所だったので、マップ情報の読み込みに時間がかかったのだと思います。

 近くにある拠点の情報はすぐに表示されます。

 

 トレーナーバトルやジム戦はまだ試していません。試したら本記事でご紹介します。

 

評価

 

コツ・ポイント

 マップ上のポケストップやジムの詳細を確認する場合は、近づいてから行った方がよいです。

 

「Speedtest(スピードテスト)」の結果

 回線速度の測定アプリは色々ありますが、私は「Speedtest」を使っています。

 

 同じ回線でもアプリが異なると測定結果は異なる場合がありますので、いろんなアプリで測定するのではなく、どれか一つのアプリに決めて測定することをおすすめします。

 

 低速通信モードの場合の測定結果を1つだけ貼っておきます。

 

 最大200kbpsとはいいましても理論上の最大値ですので、実測値は多少遅くなる場合があります。

 

試したアプリ・サービスの結果一覧

 本記事で試した結果の一覧です。

アプリ・サービス名 評価
Google Map
LINE
ウェブサイト閲覧
Youtube
U-NEXT(VOD)
Amazon Kindle
Eメール
Instagram
Google Keep
インターネットラジオ
Amazon Music
Pokémon GO

 

最後に

 低速通信(最大200kbps)がどの程度のものかについて、なんとなく感じをつかんでいただけたでしょうか。

 

 私もそうだったのですが、ネットで低速通信の体験談や友人などから話しを聞いただけでは、どうしても感じがつかめないんですよね。

 

 本記事では、そのへんを解消するためにとにかく数で勝負してみました。

 たくさんの体験談があれば、多くの方々にヒットする確率も高まるはずだと。

 

 いかがでしたでしょうか。

 

 お役に立っていただけたのでしたら幸いです。

 本記事の検証結果は今後も追記していく予定です。

 

 低速(節約)モードを使いこなせてこそ本当の意味で格安SIMで節約することになると思います。

 

 ちなみに私は普段は低速通信で必要な時に高速通信に切り替えて使っています。一番よく使うのはWifiで、次が低速通信、一番使わないのが高速通信です。

 SNSや動画、サイト閲覧はかなり利用している方ですが、格安SIMで契約しているデータ容量は3GBでして、毎月使いきれていません。

 

 もしあなたのスマホの使い方にマッチしているのでしたら、良い機会ですので格安SIMへの乗り換えをご検討してみてはいかがですか?

 

 本サイト「格安SIM道しるべ」でも、安心して格安SIMや格安スマホを利用できるようにするために可能な限り情報を公開しております。

 よろしかったらご利用ください。

 

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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