直木賞作家ねじめ正一原作のドラマ「荒地の恋」が再放送されます。
このドラマは2016年1月に放送されました。
ドラマを見終わってから知ったのですが、原作「荒地の恋」の登場人物は実在する方々だそうです。戦後まもなく「荒地」という詩誌を発行するのですが、これも実在してました。原作は実名で登場していますが、ドラマでは名前を少し変えています。でも良く見ると誰であるかすぐ分かります。小説の内容も、ねじめ正一自身の取材に基づいた実話だそうです。
作品的には好みが分かれると思います。登場人物と同世代の人生の半ばを過ぎた方にはぜひおすすめします。
放送日時
第1話
平成29年9月5日(火) 午前4:10 <WOWOWプライム>
第2話
平成29年9月5日(火) 午前5:05 <WOWOWプライム>
第3話
平成29年9月5日(火) 午前6:00 <WOWOWプライム>
第4話
平成29年9月6日(水) 午前5:05 <WOWOWプライム>
最終話
平成29年9月6日(水) 午前6:00 <WOWOWプライム>
残りの人生の過ごし方を考えさせられる大人向けのしっとりとしたドラマです
あらすじをご紹介します。
主人公北沢太郎は、仲間と共に戦後まもなく詩誌「荒地」を創刊し、現代詩運動に情熱を燃やしていました。それから28年後、53歳になった北沢はとある新聞社に勤務しながらも、個人的にほそぼそと詩を執筆しています。新聞社の仕事も詩の執筆もパッとしない平凡な毎日を過ごしているのでした。
そんな中、北沢には「荒地」仲間である三田村という親友がいるのですが、その三田村の妻明子と恋に落ちてしまいます。一方、三田村のほうも当時愛人関係にあった女性と同棲をはじめます。
明子と恋に落ちた北村は、新聞社を辞職して家族も捨てて、明子とふたりで新しい生活を送ることになります。しかしその生活も長くは続きません。
北沢はその後も様々な人とふれあっていきます。そして次第に詩人としての情熱を取り戻していくのでした。
人生の半ばを過ぎて、余生をどう過ごしていこうかと考えている一人の男の生き様を描いたドラマです。ストーリーが淡々と進んでいきますので、見る方によっては退屈してしまうかもしれません。しかし、俳優のセリフや表情、しぐさ、風景などをしっかり見ていますと、いたるところに深い意味が表現されています。最終話まで見て、やっとこのドラマの全てが理解できる感じです。
この手のドラマは民放は作らないでしょう。WOWOWだからこそ作れるドラマだと思います。
50歳を過ぎて、これからの人生をどう過ごしていくか考えていらっしゃる方におすすめです!
メインキャスト
豊川悦司 ・・・ 北沢太郎 役(主人公)
松重豊 ・・・ 三田村貴一 役(北沢太郎の親友)
鈴木京香 ・・・ 三田村明子 役(三田村貴一の妻)
川島海荷 ・・・ 北沢優有子 役(北沢太郎の娘)
富田靖子 ・・・ 北沢治子 役(北沢太郎の妻)
WOWOWは「荒地の恋」以外にも面白いドラマが満載です!
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