普段から使っているWindowsPC(Home版)でDockerコンテナをお手軽に動かすことができたらとても便利ですよね。
「Docker Desktop」を利用することでそれが実現できます。
本記事では、以下の2種類の方法をご紹介させていただきます。お好みに合わせてお選びください。
- VMwareやVirtualBox、Hyper-Vなどの仮想環境でLinuxマシンを用意し、そのLinuxマシン内にDocker(Linux版)をインストールする
- Windows上に「Docker Desktop」をインストールしてLinux版のDocker(Linuxコンテナ)を使用する
Dockerは初めてだけどLinuxは使える、という方は「1」の方法をおすすめします。CUI(Character User Interface)に慣れてると思いますので、構成もシンプルで軽快に操作できます。
「GUIツールの制約でやりたいことができない」ということがありませんので、IT上級者の方はおすすめです。
Linuxに慣れていない方は、「2」の方法がよろしいかと思います。Dockerコマンド操作はPowerShellを使って行いますし、Docker本体の設定はGUIが用意されています。
注意)
本記事では、Windows10や11のHome版でLinuxのカーネルを利用するLinuxコンテナを作成するためのDocker環境構築方法について解説しております。
Home版以外のエディションの場合は環境の選択肢が増えますが、本記事では対象外とさせていただきます。
1. VMwareやHyper-Vなどの仮想環境でLinuxマシンを用意してDocker(Linux版)をインストールする
Dockerはとても軽量かつシンプルな構成でして、仮想マシン上のLinuxでも問題なく使えます。
仮想マシン上のLinuxにDockerをインストールするからといって、通常のLinuxへのインストールと異なることはありません。サポートされているディストリビューションも多く、メジャーなもの(UbuntuやCentOSなど)でしたらほぼ全てインストール可能です。
インストール方法ですが、Docker公式サイトや一般サイトにある情報で問題なくインストールできるでしょう。
本サイトでは、別記事「CentOS7へのDockerのインストール」でインストール方法をご紹介しております。よろしかったらご利用ください。
Dockerを使用する場合は、仮想Linuxマシンへsshなどでログインしていただき、シェルにてdockerコマンドを実行してご利用いただくことになります。
なお、Linuxベースのコンテナのみ作成可能です。
2. Windows上にDocker DesktopをインストールしてLinux版のDockerを使用する
Docker社のホームページをご覧になると「Docker Desktop」という文字列が容易に見つかると思います。インストーラーが公開されていますので、ダウンロードしてインストールします。
簡単にインストール方法をご紹介します。
本記事で使用するDocker Desktopのバージョンは、4.38.0(2025年2月時点最新版)です
「Docker Desktop」インストーラーを入手する
Docker公式サイトより、「Docker Desktop」のインストーラーをダウンロードして実行します。
「Docker Desktopをダウンロードする」ボタンを選択しますと、プルダウンメニューが表示されますので、お使いのパソコンに応じたインストーラをお選びください。
私のパソコンはIntelのCPU搭載機ですので、「Windows用をダウンロード-AMD64」を使用しました
インストーラーを実行する
インストーラーを実行した後の処理の流れは、お使いのパソコンにWSLがセットアップ済みか、そうでないかによって若干異なります。
ですので、二通りの手順を解説することにします。
お使いのパソコンにWSLがセットアップ済みの場合
入手した「Docker Desktop Installer.exe」をダブルクリックして実行します。
以下のウインドウが表示されますので、ウインドウ右下の「OK」ボタンを押します。

「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」のウインドウが表示された場合は、「はい」ボタンを押します。
ただちにインストール処理が始まります。インストール中は以下のウインドウが表示されます。(私のPCでは3分ほどかかりました)
インストールが完了しますと以下のウインドウが表示されますので「Close」ボタンを押して画面を閉じます。

Docker Desktopは自動的に起動しませんので、デスクトップ上にありますDocker Desktopのアイコンをダブルクリック、もしくはスタートメニュー内Docker Desktopをクリックして起動します。
次の手順は、少し下の「初めてダッシュボードを起動する場合」に進んでください。
お使いのパソコンにWSLがセットアップされていない場合
入手した「Docker Desktop Installer.exe」をダブルクリックして実行します。
以下のウインドウが表示されますので、ウインドウ右下の「OK」ボタンを押します。

ただちにインストール処理が始まります。私のパソコンでは、終了まで10分ほど掛かりました。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」のウインドウが表示された場合は、「はい」ボタンを押します。
以下のウインドウが表示されますので、パソコンを再起動しても良い状態になりましたら「Close & restart」ボタンを押してください。

ウインドウ内右上の「x」で一旦ウインドウを閉じた後、ご自分でパソコンを再起動しても大丈夫です。
パソコンが起動してもDocker Desktopは自動的に起動しませんので、デスクトップ上にありますDocker Desktopのアイコンをダブルクリック、もしくはスタートメニュー内Docker Desktopをクリックして起動します。
初めてダッシュボードを起動する場合
Docker Desktopを始めて起動した場合は、以下のウインドウが表示されて、使用条件の確認や簡単なアンケートへの回答を行う必要があります。
Docker Desktopを無償で利用可能なのは、非営利のオープンソースプロジェクトでの使用、または従業員数が 250 人未満で年間収益が 10,000,000米ドル(または同等の現地通貨)未満の営利事業の場合のみです。
それ以外の場合は、有償になります。
ウインドウ右下の「Accept」ボタンを押してください。

途中でDocker用のアカウントを作成するためのメールアドレスの入力を求められますが、不要の場合は右上の「Skip」を押してキャンセルしても大丈夫です。

続くアンケートもスキップ可能ですが、簡単な内容ですので回答しても良いかと思います。
場合によっては、WSLの更新を要求するウインドウが表示されます。そのウインドウをアクティブにして任意のキーを押し、WSLの更新を行ってください。

更新が終わりましたら、任意のキーを押してウインドウを閉じます。
全て終わりますと、Docker Desktopのダッシュボードが表示されます。

Docker Desktopのダッシュボードは、Dockerに関する様々な操作を行うGUIアプリです。
コンテナの起動・停止や削除などが、マウス操作で行えます。コンテナの作成は、GUIではできません。
Dockerコマンドによる操作も可能ですが、ダッシュボードを使うことで視覚的に操作が可能になります。
Docker Desktopのダッシュボードを2回目以降起動する場合
Docker Desktopのダッシュボードを起動するには、デスクトップ画面の右下にのタスクアイコンの中にありますDockerのクジラアイコンをクリックします。

すぐに、Docker Desktopのダッシュボードが起動します。
環境によってはタスクバーのアイコンが隠れている場合がありますので、その場合は「∧」を押して表示させてください。
もしDockerのクジラアイコンが無い場合は、Docker Desktopが未稼働の状態ですので、デスクトップ上にありますDocker Desktopのアイコンをダブルクリック、もしくはスタートメニュー内Docker Desktopをクリックして起動します。
まとめ
私はできるだけ余計なリソースを使わずにDockerを利用したいので、Linuxサーバを立てて、そこにDockerをインストールして使っています。
でも「Docker Desktop」の便利さはとても魅力的ですね。
コンテナの一覧や個々の状態が一目でわかりますし、起動・停止・削除などの操作がボタン一発で完了するのはミスも減りますし素晴らしいと思います。
Docker Desktopは本番システムには向いていないと思いますので、サーバインフラ系の方はLinuxサーバ直の環境で慣れた方が良いと思います。
コンテナの中身の開発系の方は、Docker Desktopがおすすめだと感じました。
最後までお読みいただいてありがとうございました。




コメント
IPVのとこのコメントアウトとコメントの意味がどっちがどうなっている?という感じでよくわからないです。
本サイトの管理人です。
確かによくわからない文章になっていました。
ご指摘いただきありがとうございます。
該当箇所の修正を行おうと思ったのですが、記事の内容が古くなっていましたので、現時点のDocker Desktop最新版を元に記事の内容を更新することにしました。
ご指摘いただいた箇所につきましては、同様の現象は最新版では発生しませんでしたので削除しました。