2017年9月に有明テニスの森公園で「ジャパンウィメンズオープン2017」が開催されます。WOWOWは大会期間中連日生中継します。初日は無料放送です。
この大会はWTA(女子テニス協会)公認の国際大会でして、優勝者にはWTAツアー・ランキングのポイントが280与えられます。
そして今回、この大会を最後に引退する選手がいます。長年に渡って日本の女子テニス界をけん引してきた「伊達公子」です。
1989年、高校卒業後すぐにプロになってから、途中に引退・復帰がありましたが、約28年もの間日本テニス界の第一人者として活躍していました。
伊達公子のテニス人生
プロに転向した1989年に、自身初のグランドスラムである全仏オープンで見事予選を突破し、本戦出場を果たしました。その大会は2回戦敗退でしたが、素晴らしいスタートダッシュを決めてくれました。
シード選手となったのは、それから3年後の1992年の全米オープンでした。WTAツアー初優勝を飾ったのも同年のことでした。
その2年後の1994に海外大会であるシドニー国際で海外初優勝。
翌年1995年には世界ランキング4位になりました。
しかしその翌年の1996年に一度現役を引退します。その時点での世界ランキング8位でした。
その後2001年に結婚します。
それから7年後の2008年「若い選手へ刺激を与えるため」と語り、再度プロになります。復帰後の初戦で予選出場ながら本戦に勝ち上がり、いきなり準優勝。
翌年2009年には復帰後初優勝を果たします。
40歳を過ぎてからも、ダブルスで優勝したり、トップ10選手に勝利したり、最年長記録を作ったりと輝かしい功績を残してきました。
しかし、2016年に左ひざを手術をするなど、身体は悲鳴をあげていたようです。
そして2017年8月末に自身のブログに引退宣言。ジャパンウィメンズオープン2017を最後に女子テニス界から退くことを決意しました。
※参考資料「ウィキペディア」
ジャパンウィメンズオープンは次世代を担う女子選手の登竜門
ジャパンウィメンズオープンはWTA公認大会なのですが、ツアーのランク的には、グランドスラム、WTAプレミアに次ぐWTAインターナショナルというランクの大会になります。
翌週にはWTAプレミアに属する東レパンパシフックオープンが開催されますので、上位陣の多くはそちらに出場しています。
ですので、次世代を担う中堅選手たちはジャパンウィメンズオープンに出場します。
ジャパンウィメンズオープン2017には、以下の選手が出場します。
選手名 | 国籍 | 世界RANK |
クリスティナ・ムラデノビッチ(W) | フランス | 13 |
ジャン・シュアイ | 中国 | 26 |
エリーゼ・メルテンス | ベルギー | 39 |
クリスティナ・プリスコバ(W) | チェコ | 41 |
サマンサ・ストーサー | 豪州 | 43 |
大坂なおみ | 日本 | 45 |
アリソン・リスク | 米国 | 49 |
ユリア・プチンツェワ | ロシア | 50 |
ワン・チャン | 中国 | 56 |
クリスティナ・マクヘール | 米国 | 63 |
マグダ・リネッテ | ポーランド | 72 |
アレクサンドラ・クルニッチ | セルビア | 78 |
日比野菜緒 | 日本 | 80 |
マディソン・ブレングル | 米国 | 81 |
サラ・ソリベス・トルモ | スペイン | 86 |
ヤナ・チェペロバ | スロバキア | 87 |
アリアクサンドラ・サスノビッチ | ベラルーシ | 88 |
エフゲニヤ・ロディナ | ロシア | 89 |
イン・イン・トアン | 中国 | 92 |
土居美咲 | 日本 | 94 |
尾崎里紗 | 日本 | 96 |
リシェル・ホーヘンカンプ | オランダ | 101 |
シェイ・スーウェイ | 台湾 | 102 |
チャン・カイチェン | 台湾 | 113 |
奈良くるみ | 日本 | 116 |
ハン・シンユン | 中国 | 124 |
江口実沙 | 日本 | 316 |
伊達公子(W) | 日本 | ー |
この一覧からお分かりの通り世界ランキングの中堅どころの選手が多く出場を予定しています。
※選手名欄に「W」が記載されている選手はワイルドカード(主催者推薦による特別参加)での出場選手です。
※世界RANKは2017.8.28時点の順位です。
ジャパンウィメンズオープンのドロー表や注目試合
ドロー表は以下の通りです。第1日目終了時点の結果を反映しております。
※画像をクリックしますともう少し大きい表が見れます
一回戦の注目試合は伊達公子の初戦ですね。最後の大会ですので選手としての姿を少しでも長く見ていたいです。
奈良くるみvs大坂なおみも楽しみです。
大坂なおみが上位に進出ための最初の山場はクリスティナ・ムラデノビッチ戦でしょうか。クリスティナ・プリスコバもたぶん勝ち上がってくるでしょう。
まだ改造中の大坂なおみですが、自信を付けるという意味でそろそろ優勝が欲しいところですね。Do your best!
放送日時
ジャパンウィメンズオープン2017 第1日 <WOWOWプライム><無料放送>
2017年9月11日(月)
全米オープンテニス 第2日 ~ 最終日 <WOWOWプライム><WOWOWライブ>
2017年9月12日(火)~9月17日(日)
伊達公子の最後の勇姿を見届けましょう!
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