3大キャリアから格安SIMに安心してMNP乗り換えできる手順を徹底解説!

※本記事はプロモーションを含みます
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どの格安SIMに変更するか決めたら、次に知っておく必要があるのはMNP(モバイルナンバーポータビリティ)の方法ですね。

MNPとは、現在お使いの電話番号を変えずに、別の電話会社に乗り換える仕組みやサービスのことをいいます。

MNPはとても便利である反面、ある期限内に手続きをしないと最初からやり直しになったり、余計な手続きを行う必要がでてくる場合がありますので、事前にキッチリと必要なものや乗り換え手順を把握することをおすすめします。

本記事では、MNPを利用した乗り換え手順を、初めての方でも安心して行えるように、できるだけ分かりやすく解説しております。

お読みいただくことで、MNPへの不安がなくなり、自信を持って乗り換えることができるようになるはずです。

1日も早くあなたにピッタリの格安SIMに乗り換えましょう!

MNPを利用した乗り換え手順の流れ

まずはじめに、MNPを利用した乗り換え手順の全体の流れをご理解していただきます。

MNP乗り換え手順の流れ

1. MNP転出手続き
2. MNP予約番号を利用して新規契約
3. 開通手続き

最初の「MNP転出手続き」は、現在あなたがご利用の携帯電話会社に対して行っていただきます。

2番目の「MNP予約番号を利用して新規契約」は新しく契約する携帯電話会社に対して行う手続きになります。

3番目の「開通手続き」は、電話会社を新旧で切り替える手続きです。この処理は新しい電話会社が行います。

この処理によって、前の電話は利用できなくなり、新しい電話が利用できるようになります。

ちなみに3番目の「開通手続き」は、契約者からのアクションで行う場合と、新規契約した後に電話会社の都合で行う場合があります。

詳しい内容については、後ほどお話しさせてください。

では、MNP乗り換え手順を順に詳しくご説明します。

MNP転出手続き(MNP予約番号の入手)

MNPを利用して乗り換えるためには、まず今あなたが加入している電話会社に対してMNP転出手続きを行うことが必要になります。

このMNP転出手続きといいますのは、現在ご利用の電話会社から「MNP予約番号」というものを発行してもらうための手続きです。

MNP転出手続きを行ったからといって、すぐに現在のスマホが使えなくなるという訳ではありませんのでご安心ください。

現在のスマホが使えなくなるタイミングは、後ほど出てきますが、新しい電話会社で「開通手続き」を行ったあとになります。

また、「MNP予約番号」には有効期限がありまして、3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)ともに「発行した日を含めて15日間」となっております。

この有効期限内に、乗り換え先の電話会社はMNP転入手続きを完了させる必要があります。

「MNP予約番号」の有効期限に関しましては、次章の「MNP予約番号を利用して新規契約」のところで詳しくご説明します。

事前に準備するもの

MNP転出手続きを行うために必要になるものは以下のとおりです。

・MNP転出手続きを行うスマホの電話番号
・契約時に設定した暗証番号
・身分証明書(ショップで行う場合のみ)

「MNP予約番号」を発行してもらうための手数料はありません。万が一有効期限を過ぎてしまった場合は再発行してもらえます。

新しい電話会社にMNP乗り換えが完了しますと、今まで利用していたスマホは自動的に解約されます。

以前はMNP転出する場合にMNP転出手数料が必要でしたが、現在(2021年4月時点)は3大キャリア(docomo、au、Softbank)共に不要になっております。

楽天モバイルもMNP転出手数料は不要です。

あなたに行っていただくこと

MNP転出手続きの窓口は、各電話会社によって異なります。

窓口は、電話会社の公式サイトとサポート電話、ショップの3種類があります。

以下で3つの窓口について簡単に解説します。

公式サイト

ガラケーの場合は、各社の携帯のサービスメニュー(iモードやEZWEBなど)から行うことができます。これが一番簡単でストレスなく行える方法ですね。

インターネットから行う場合は、各社の公式サイトにログインしてマイページにアクセスして行います。

サポート電話

3大キャリアの公式サイト内に電話サポートの窓口に関する案内がありますので、そちらでご確認ください。

店頭

ショップは混みますし、店員さんの顔を見ながら解約や引き止めのお話しをされることになりますので、あまりおすすめしません。

対面の対応を気にされない方はご利用ください。

MNP予約番号を利用して新規契約

無事「MNP予約番号」を入手できましたら、格安SIMの世界の入り口に立ったも同然です。

1日も早くお気に入りのMVNOに乗り換えてしまいましょう。

この際にポイントとなりますのは以下の2点です。

・スマホが使えなくなる期間を最小にする
・「MNP予約番号」の有効期限

MNP転出手続きの章でふれましたので繰り返しになりますが、「MNP予約番号」には有効期限がありまして、3大キャリアともに「発行した日を含めて15日間」となっております。

乗り換え先の新しい電話会社は、有効期限内にMNP転入手続きを完了させる必要があります。

そのため、各社ともに新規契約申込み時にMNP予約番号の有効期限の残り日数の条件を設定しているところが多いです。

各社だいたい10日程度ですが、12日以上というMVNOもありますのでお気を付けください。

このような理由で、MNP転出手続きから開通手続きまでは、事前準備を整えてスムーズに進められるようにする必要があるのです。

もし有効期限の条件を満足できない状態になってしまった場合は、再度MNP予約番号を発行してもらうことになります。

そうならないためにも、MNP手続きの流れや事前の準備をしっかりと整えて、余裕を持って行って下さい。

事前に準備するもの

MNPによる新規契約時に必要なものは以下のとおりです。

・本人確認書類
・クレジットカード
・MNP予約番号(スマホの電話番号とMNP予約番号の有効期限も必要)
・メールアドレス(Web申込みの場合)
・インターネット接続環境(Web申込みの場合)

上の5つについて簡単にご説明します。

本人確認書類

スマホ(格安SIM)の音声通話機能を契約する場合は、「本人確認書類」が必須となります。これは法律で定められています。

本人確認書類として主なものを挙げます。これはMVNO各社共通です。

・運転免許証
・日本国パスポート
・健康保険証
・個人番号カード(マイナンバーが記載されていない顔写真がある表面のみ。逆にマイナンバーの数字は提示しないように気をつけましょう)
・身体障がい者手帳(住所の記載があるもの)

本人確認書類はどれか1つあれば大丈夫です。

本人確認書類に記載されている内容とスマホの申込書の内容が異なる場合は、スマホの音声通話機能の契約はできませんのでご注意ください。(特に、氏名/住所/生年月日)

クレジットカード

格安SIMの契約を行う場合、クレジットカードは必須とお考えいただいた方が良いと思います。

口座振替が可能なMVNOもありますが非常に少数派でして、クレジットカードが無い場合は格安SIMの選択の幅が限られてしまいます。

事前にご準備いただくことをおすすめします。

MNP予約番号

MNP予約番号を入手しましたら、絶対に無くさないようにしましょう。

ほとんどの場合、あなたのスマホにSMSメッセージとして予約番号が送られてくると思います。

その番号を有効期限も合わせて、スマホ以外の場所にも保存しておきましょう。もしスマホが壊れてしまいますと、予約番号を確認できなくなります。

メモ帳などに書き写す場合は、予約番号と有効期限を間違えないようにくれぐれもご注意ください。

メールアドレス(Web申込みの場合)

Webからの申込み時に、連絡用のメールアドレスとして登録が必要になります。

利用するメールアドレスは、当然ですが現在お使いのスマホの3大キャリアのメールアドレスは利用できません。

新しい電話会社への乗り換えが終わりますと、3大キャリアのメールアドレスは使えなくなります。

よって、新しくメールアドレスをご準備いただくことをおすすめします。

gmailなどのフリーメールがお手軽でよろしいかと思います。Andriodのスマホでしたら、新しいスマホに設定するメールアドレスとしても利用できますね。

Wifiのインターネット接続環境(Web申込みの場合)

新規契約をWebから行った方で、格安SIMと一緒に新しいスマホも購入した場合は、新しいスマホにAPN設定というものを行う必要があります。

音声通話は格安SIMをスマホに挿すことでできるようになるのですが、データ通信はAPN設定が完了するまで利用することができません。

MVNOによっては、APN設定を簡単にするため、設定プロファイルという設定情報が入ったデータを提供している場合があります。

設定プロファイルは、Wifiを利用してインターネットからダウンロードする必要があります。

この際にWifiによるインターネット接続環境が必要になるのです。

場合によっては必要ありませんが、念のために、格安SIMを入手したあとに行うAPN設定を行うためのWifiが利用可能な環境を事前にチェックするようにしましょう。

あなたに行っていただくこと

MNP予約番号を発行してもらいましたら、できればその当日、遅くとも次の日にはMNPを利用した新規契約の申込みを行うことをおすすめします。

想定外のことが発生してMNP予約番号の期限切れになってしまい、またやり直しにはなりたくないですよね。

公式サイトから行う場合

MVNO各社の公式サイトの新規契約ページから申込みを行います。

MVNOによって細かい流れは違ったりしますが、項目的にはどこもほとんど同じです。

申込みの際に登録する内容で主なものは以下のとおりです。

・利用回線の選択
・SIMの種類の選択
・プランやコースの選択
・スマホ本体の選択(新規に購入する場合)
・追加オプションの選択
・ユーザ登録を行うための情報
・住所や生年月日などの個人情報
・MNP予約番号
・支払方法(クレジットカード番号など)

ショップで行う場合

店舗で対面で行う場合は、ショップの店員さんのおっしゃることに従って手続きを行って下さい。

新規契約に必要なものを忘れずにお持ちになり、ショップに行きましょう!

開通手続きのパターン(重要)

「開通手続き」といいますのは、乗り換え先の新しい電話会社がMNP予約番号を使用して、実際に電話会社の乗り換え処理を行うことです。

これによって、これまで利用してきた電話会社は自動的に解約されて、新しい電話会社との契約が正式に完了することになります。

「開通手続き」が行われるまでは、乗り換え前のスマホを利用することができます。

実はこれはとても重要なことでして、乗り換え時にあなたのスマホが使えなくなる期間に大きく関係してきます。

MVNOによって「開通手続き」の方法は異なりますが、その方法によりましては、スマホが使えない期間が数日間になる場合があるのです。

「開通手続き」のパターンは、大きく以下の3つです。

  1.  即日手渡しが可能な店頭購入
  2.  Webサイトから申込みを行った後、商品が届いてから、申込者が開通手続きを依頼する
  3.  Webサイトから申込みを行った後、MVNOで開通手続きを行ってから商品が届けられる

1と2のパターンの場合は、スマホが利用できなくなる期間はほとんどありません。数時間程度です。

しかし、3の場合は、MVNOで開通手続きが完了してから、スマホや格安SIMがお手元に届くまでの間はスマホが使えなくなります

MVNO側の対応の素早さや配送手段にもよりますが、数日は掛かるでしょう。

つまり、新しいスマホや格安SIMが手元にある状態で開通手続きが開始されることが重要なポイントになります。

店頭即日渡し可能な店舗で契約を行う場合も、開通手続きが終わったらすぐにスマホをもらえますので、スマホが使えなくなる期間はわずかです。

あなたが契約しようと思っているMVNOの「開通手続き」のパターンが、上のどのパターンか事前に確認することを強くおすすめします。

MNP転出・転入の手順のまとめ

最後に本記事の内容のポイントをまとめてみました。

1. MNP転出手続き

現在お使いの電話会社から「MNP予約番号」を発行してもらう。

「MNP予約番号」には有効期限がある。

2. MNP予約番号を利用して新規契約

音声通話機能の契約には「本人確認書類」が必要。

「MNP予約番号」の有効期限が12日以上残っていることが必要と思っていた方がよい。

クレジットカードが必要と思った方がよい。

3. 開通手続き

「開通手続き」の3つのパターンのどれに該当するか確認することを強くおすすめする。

基本は新しいスマホや格安SIMが手元にある状態で開通手続きが開始されること

いかがでしたでしょうか。

あなたがお持ちのMNP乗り換えに関する不安は解消されましたでしょうか。

MNP乗り換えに関する新情報を見つけましたら、本記事を随時更新して、少しでも多くの方の不安を取り除けるように努力していきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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