本記事では、Scratch(スクラッチ)3.0で使える「音」カテゴリの「すべての音を止める」ブロックを、実例付きで分かりやすく解説しております。
「すべての音を止める」ブロックは、現在鳴っている音を全て止めるためのものです。
プログラムの処理を停止せずに音だけ止めることができます。
以下でもっと具体的に解説します。
Scratch(スクラッチ)のプログラミングを学ぶ上で、個々のブロックの本質を理解することはとても大事なことだと考えます。
お役に立てれば幸いです。
Scratch(スクラッチ)の基本的なことや全般的な内容に関しましては以下の別記事をご覧ください。
「音」の「すべての音を止める」ブロック 動作内容とオプション(Scratch3.0)
まずは基本的な動作や指定可能なオプションをご紹介します。
基本動作
- 現在鳴っている音を止める
- プログラムの処理を停止しても音は止まる
個々の項目に関しましては次章で解説します。
ブロックの形状はスタックブロックです。
ブロックの上下に色んなブロックを重ねられます。
指定可能なオプション
「すべての音を止める」ブロックは、指定可能なオプションをもっていません。
「音」の「すべての音を止める」ブロックの主な使い方(Scratch3.0)
具体的な使い方を実例をまじえて解説します。
現在鳴っている音を止める
「◇の音を鳴らす」と「すべての音を止める」ブロックをスクリプトエリアに置いてください。

最初は「ニャー」の音が表示されていると思いますが、ちょっと短いですので、ブロックパレットの上にある「音」タブを選択して、画面左下の「音を選ぶ」アイコンをクリックして表示される音の一覧からちょっと長めの音に変更しましょう。

試しに「Cave」を選んでみました。7秒ちょっとの長さの音です。

「音」タブの左側にあります「コード」タブを選択して元の画面に戻ります。
「◇の音を鳴らす」ブロックのプルダウンメニューをクリックして「Cave」を選択した後にブロックをマウスでクリックしてみましょう。
タブレットの場合はブロックをタップします。
※音が鳴りますのでご注意ください

鳴り始めましたら、音が終わる前に「すべての音を止める」ブロックをマウスでクリックして下さい。
音が止まりましたね。
プログラムの処理を停止しても音は止まる
前節と同じ方法で「Cave」の音を鳴らします。
今度は「すべての音を止める」ブロックではなくて、ステージの上にあります赤丸ボタンを押してプログラムを止めてみましょう。

「すべての音を止める」ブロックと同様に音が止まります。
こちらの方法ではプログラムの全ての処理が停止してしまいますので、実際のプログラムでは使えませんね。
音が異常な状態になったときなど緊急時に便利です。
まとめ
スプライトの動きに効果音などを入れてあげますと印象がガラッと変わります。
音カテゴリのブロックの使い方を理解して楽しいプログラムを作ってみましょう!
本サイトでは他にもScratch(スクラッチ)に関する記事を公開しております。
よろしかったらご利用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
(参考)
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