![○の長さブロックの実例](https://www.memotansu.jp/wp-content/uploads/2020/07/scratch-length-of-ic-2_compressed.jpg)
本記事では、Scratch(スクラッチ)3.0で使える「演算」カテゴリの「○の長さ」ブロックを実例付きで分かりやすく解説しております。
「○の長さ」ブロックは、指定した文字列の文字数を教えてくれます。
以下でもっと具体的に解説します。
Scratch(スクラッチ)のプログラミングを学ぶ上で、個々のブロックの本質を理解することはとても大事なことだと考えます。
お役に立てれば幸いです。
Scratch(スクラッチ)の基本的なことや全般的な内容に関しましては以下の別記事をご覧ください。
「演算」の「○の長さ」ブロック 形状とオプション(Scratch3.0)
始めに、本記事で解説しますブロックの形状と指定可能なオプションについて説明します。
ブロックの形状
ブロックの形状は値ブロックです。
ブロックに格納されている値を教えてくれます。
指定可能なオプション
以下の値を指定できます。
指定する場所 |
---|
![]() |
入力方法 |
手動、値ブロック |
指定する内容 |
文字数をチェックする文字列 |
単位 |
なし |
入力する文字種 |
半角全角OK。スペースもOK |
備考 |
特記無し |
「演算」の「○の長さ」ブロックの解説(Scratch3.0)
本記事で解説する内容や押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 指定した文字列の文字数を教えてくれる
- スペースは1文字としてカウントされる
- 文字数の長さの値は文字列の最後の文字の位置と同じ
具体的な使い方を実例をまじえて解説します。
指定した文字列の文字数を教えてくれる
「○の長さ」ブロックは、○に入力された文字列の長さを教えてくれます。
例えば、質問の回答の文字数を制限したい場合などに利用できます。
ためしに、「夏のイメージを10文字以内で答えてください」という質問に答えてもらって、もし10文字を越えていたら「10より大きいのでやり直してください」と言われるプログラムを作ってみましょう。
![○の長さブロックを使用した例題プログラム](https://www.memotansu.jp/wp-content/uploads/2020/07/scratch-length-of-prog1_compressed-400x320.jpg)
できましたら、ステージエリア上部の緑旗アイコンを押して起動してみてください。
スペースは1文字としてカウントされる
「○の長さ」ブロックは、スペースひとつも1文字としてカウントします。
上の例題プログラムの回答として、スペースを11個以上入力してみてください。
![スペースも1文字としてカウントされる](https://www.memotansu.jp/wp-content/uploads/2020/07/scratch-length-of-prog2_compressed-400x320.jpg)
「やり直してください」と言われてしまいましたね。
文字数の長さの値は文字列の最後の文字の位置と同じ
Scratch(スクラッチ)に「○の△番目の文字」ブロックがあります。
これは、○の文字列の△番目の文字を教えてくれるブロックなのですが、「○の長さ」ブロックを使うことで、文字列の最後の文字を教えてくれるブロックが作れます。
![文字列の最後の文字の位置がわかる](https://www.memotansu.jp/wp-content/uploads/2020/07/scratch-length-of-prog3_compressed-400x320.jpg)
例えば、しりとりをするプログラムの場合は、文字列の最初と最後の文字をチェックする必要がありますので、利用できますね。
まとめ
スプライトが何かにぶつかったことをチェックする機能は、ゲームなどの動きのあるプログラムを作る場合にとても重宝します。
制御カテゴリのブロックの使い方を理解して楽しいプログラムを作ってみましょう!
本サイトでは他にもScratch(スクラッチ)に関する記事を公開しております。
よろしかったらご利用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
(参考)
困ったときはいつもこのサイトを参照しています
コメント