本記事では、Scratch(スクラッチ)3.0で使える「演算」カテゴリの「○を△で割った余り」ブロックを実例付きで分かりやすく解説しております。
「○を△で割った余り」ブロックは、割り算した答えではなく余りを教えてくれます。
以下でもっと具体的に解説します。
Scratch(スクラッチ)のプログラミングを学ぶ上で、個々のブロックの本質を理解することはとても大事なことだと考えます。
お役に立てれば幸いです。
Scratch(スクラッチ)の基本的なことや全般的な内容に関しましては以下の別記事をご覧ください。
「演算」の「○を△で割った余り」ブロック 形状とオプション(Scratch3.0)
始めに、本記事で解説しますブロックの形状と指定可能なオプションについて説明します。
ブロックの形状
ブロックの形状は値ブロックです。
ブロックに格納されている値を教えてくれます。
指定可能なオプション
以下の値を指定できます。
指定する場所 |
---|
(←赤枠部分) |
入力方法 |
手動、値ブロック |
指定する内容 |
割られる数(左)と割る数(右)を入力 |
単位 |
なし |
入力する文字種 |
半角数字 |
備考 |
特記無し |
「演算」の「○を△で割った余り」ブロックの解説(Scratch3.0)
本記事で解説する内容や押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 割り算した結果の余りだけを教えてくれる
- 分を時間に変換する際にも使える
具体的な使い方を実例をまじえて解説します。
※割る数、または割られる数がマイナスの場合の余りの計算は、本記事では扱いません。割る数と割られる数どちらもプラスとします。
割り算した結果の余りだけを教えてくれる
「○を△で割った余り」ブロックは、○を△で割った余りを教えてくれます。
例えば「 10 ÷ 3 」の余りは1ですね。これを「○を△で割った余り」ブロックを使って計算してみましょう。
色々値を変えて試してみてください。
分を時間に変換する際に使える
余りをなにかに利用する例として、時間計算をご紹介します。
例えば、530分という分で表された時間を「時間と分」で書き直したいとしましょう。
この場合、530を60で割った答えが時間の値で、530を60で割った余りが分の値になります。
Scratch(スクラッチ)でプログラムを作ってみましょう。
他にも余りを使う場面は色々ありますので、インターネットで調べてみましょう。
まとめ
マイナスの数の割り算の余りは、条件次第で値が複数存在する場合がありますので、本記事ではプラスの数の割り算の余りだけにさせていただきました。
制御カテゴリのブロックの使い方を理解して楽しいプログラムを作ってみましょう!
本サイトでは他にもScratch(スクラッチ)に関する記事を公開しております。
よろしかったらご利用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
(参考)
困ったときはいつもこのサイトを参照しています
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