LINEモバイルの評判や料金、速度、キャンペーン情報などをご紹介
LINEモバイルは、LINE(株)が運営する携帯電話サービスです。
LINE(株)は、SNSで超有名ですので、ほとんどの方がご存知だと思います。
信頼と実績的には全く問題ないですね。
LINEモバイルは2016年9月に誕生しました。
特徴としましては、LINEを使うために作られたMVNOと言っても過言ではないほど、LINEユーザにお得なプランやオプションが揃っています。
反面、主要なMVNOで見かけます速度切替機能がLINEモバイルには無かったりします。
でもこれはデメリットではなく、LINEモバイルを選ぶ方は、そもそも速度切替機能を使わなくても大丈夫なようになっているんですよね。
これについては後の方で解説しております。
本記事では、音声通話プランやデータ通信プラン、シェアプランなどの解説や支払い方法、おすすめ度、オプションサービスなどMVNOを比較する上でポイントとなる項目をわかりやすく解説しております。
※記事内の料金は特に記載のない場合は税別で表示しております。
■ 本記事の目次 ■
LINEモバイルの評判は?
まずは、世間のLINEモバイルの評価を見てみましょう。
ツイッターなどのSNSで「LINEモバイル」を検索してみた結果をまとめてみました。
ポジティブな意見
- カウントフリーだからデータ容量があまりまくり
- キャリアから乗り換えたらお金が浮きまくり
- Softbank回線の速度が異常に速い
SNSを良く利用されるかたにとりましては、カウントフリーはとても魅力的なオプションですね。対象サービスの通信はデータ容量が減らないというのは本当に便利です。
キャリアからの乗り換えでお金が浮くようになるのはLINEモバイルに限ったことではありませんが、データ通信速度の品質を求めないかたでしたら、本当に格安SIMはおすすめですよね。
ネガティブな意見
- 低速切替機能が無い
LINEモバイルに関するネガティブな意見はあまり見当たらないんですよね。
しいて挙げるとすれば「低速切替機能」が無いってことくらいなんですが、これもカウントフリーが前提のLINEモバイルでは必要ないです。
ネガティブな意見を仕入れましたら更新します。
LINEモバイルのここがポイント!
LINEモバイルで最も押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 3大キャリアの回線が全て利用可能
- LINEのヘビーユーザは間違いない
- SNSのヘビーユーザも間違いない
以下で簡単に解説します。
3大キャリアの回線が全て利用可能
2019年4月22日からau回線が利用可能になりました。
これでdocomo、Softbank、auと国内キャリアの3回線全て利用できます。
ほかにもau回線が使えるMVNOは結構あるのですが、LINEモバイルの月額料金の安さとカウントフリーの便利さは、とても強力な武器になると思います。
以前にauで購入したけど機種変更したから使わなくなったスマホでも、LINEなどのSNS専用スマホとして安く復活させることができますね。
LINEのヘビーユーザは間違いない
LINEは文字かスタンプ程度というデータ容量が少なめで大丈夫な方でしたら、格安SIMの低速切替機能で使い放題になります。
でも、キレイな画像をいっぱい送ったり、ビデオ通話を利用する方は、低速モード(最大200kbps通信)ではかなり辛いです。
そんな方におすすめなのがカウントフリー(データフリーという場合もあります)でして、LINEモバイルの得意技のひとつです。
「LINEフリー」プランですと、高速通信のままLINEの通信が使い放題になりますので、便利でお得なこと間違いありません。
SNSのヘビーユーザも間違いない
LINEだけでなく、Instagram(インスタ)やTwitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)も良く利用される方は、「コミュニケーションフリー」プランにすることで高速通信のまま使い放題になります。
それ以外の通信は、お好きなデータ容量を選んで契約することで利用することができます。
「コミュニケーションフリー」になるので月額料金がちょっと心配かもしれませんが、他のMVNOと同じデータ容量の月額料金を比較してもほとんど同じ程度です。
安い場合もあります。
SNSヘビーユーザにはLINEモバイルはかなりおすすめできます!
LINEモバイルの主な音声通話プラン一覧
LINEモバイルは、docomoとauとSoftBankの3回線が利用可能です。
※2019年4月22日からついに3大キャリアすべての回線が利用可能になりました!
回線の違いによってオプションの料金が異なっているものもありますが、月額料金に関しては同額です。
プランは以下の3種類用意されています。
LINEフリー | LINEアプリの通話とトークで使用する 通信はデータ容量の対象外になる |
コミュニケーション フリー |
LINEとインスタ、ツイッター、Facebook の通信はデータ容量の対象外になる |
MUSIC+ | コミュニケーションフリープランに加えて LINE MUSICの通信もデータ容量の対象外 になる |
データフリーについては後ほどご説明しますが、簡単に言いますと、対象となるアプリのデータ通信をデータ容量の対象外にしてくれる、カウントされない機能のことです。
以下でそれぞれのプランの月額料金などをご紹介します。
プラン名 | LINEフリー | コミュニケーション フリー |
MUSIC+ |
---|---|---|---|
月額料金 (基本料) |
1200円 | 1690円~ | 2390円~ |
データ 通信量 |
1GB | 3,5,7,10GBから 選択 |
3,5,7,10GBから 選択 |
制限時速度 | 最大200kbps | ||
データ繰越 | 翌月に繰越可能 | ||
最低利用 期間 |
契約月の翌月から1年間(※) |
(※)契約月の翌月から1年以内に解約やMNP転出する場合は解約手数料9800円が必要。
通話料金は以下のとおりです。
「いつでも電話」を利用した場合 | 10円30秒 |
---|---|
「いつでも電話」を利用しない場合 | 20円30秒 |
いつでも電話はLINEモバイルが提供している電話サービスです。
通常の電話回線を使用しておりますので、普通の電話と同じ品質で通話できます。IP電話ではありません。
いつでも電話は、専用アプリ(無料でダウンロード)を使用して電話をかけるだけ使うことができます。
また、LINEモバイルはかけ放題プランも用意しています。内容は以下の通りです。
10分電話かけ放題オプション | |
---|---|
概要 | 10分以内の通話を回数無制限 かけ放題 |
料金 | 音声通話プラン基本料金 +880円 |
超過時料金 | 10円/30秒 |
条件 | いつでも電話利用 |
例えば、「LINEフリー」プランに「10分電話かけ放題」オプション付けた場合、1200円+880円の2080円で10分以内でしたらかけ放題で、データ通信は1Gまで使えることになります。
他のプランはLINEモバイル公式サイトでご確認ください。
LINEモバイルの主なデータ通信プラン一覧
データ通信プランは、最小1GBから始められます。
以下で主なデータプランをご紹介します。
プラン名 | LINEフリー | コミュニケーション フリー |
MUSIC+ |
---|---|---|---|
月額料金 (基本料) |
500円 | なし | なし |
SMS付き 月額料金 (基本料) |
620円 | 1110円 ~ | 1810円 ~ |
データ 通信量 |
1GB | 3,5,7,10GBから 選択 |
3,5,7,10GBから 選択 |
制限時速度 | 最大200kbps | ||
データ繰越 | 翌月に繰越可能 | ||
最低利用 期間 |
なし |
LINEを利用する場合に必要なアカウント登録がSMS認証を使うことでとても簡単になりますので、SMS付きSIMをお選びになることをおすすめします。
LINEモバイルの家族向けプラン・シェアプラン
LINEモバイルには「家族割引」や特定の人とのグループでデータ容量を分け合うためのプランは用意されていません。
でも、他のLINEユーザにご自分のデータ容量をプレゼントすることができます。
LINEモバイルはどのプランもデータフリーが付いていますので、LINEや他のSNSを利用する分にはデータ容量は必要ないです。
でも、SNS以外にも、ホームページを見たり、地図を見たりすることは良くありますよね。
そんなとき、もしデータ容量を使い切ってしまっていた場合は、データ容量を追加購入することができますが、0.5GBで500円と、結構高いんですよね。
そこで登場するのが「データプレゼント」機能です。
LINE公式アプリの「データプレゼント」機能を使用することで、他のLINEモバイルユーザにご自分のあまっているデータ容量をプレゼントすることができます。
データ容量が無くなりそうになった場合は、親御さんやお友達に助けてもらいましょう。
ただし、プレゼントしてもらったデータ容量は翌月に繰り越すことができませんのでご注意ください。
LINEモバイルのデータフリー
上の方でもかるく説明しましたが、データフリーといいますのは、特定のサービスの通信を契約したデータ容量の対象外にしてくれるプランのことです。
例えば、「LINEフリー」プランの場合は、LINEの通話とトークで使われるデータは、容量を気にせず使い放題になるということになります。
しかも速度制限されずに高速通信のまま利用できるのです。
LINEモバイルの全てのプランに標準装備されている機能ですね。プランによってデータフリーの対象サービスは異なります。
ところで、冒頭でLINEモバイルには通信速度切替機能が無い点についてふれたことを覚えていらっしゃいますでしょうか。
通信速度切替機能といいますのは、専用アプリなどでデータ通信の速度を高速と低速に切り替えることができる機能のことです。低速時の通信速度は、ほとんどのMVNOで200kbpsです。
低速に設定しますと、その間に使用したデータ通信はデータ容量の対象外になります。
とても便利でお得な機能なんです。
その便利な機能はLINEモバイルにはありません。
でもこれはデメリットではなくて、そもそもLINEのデータ通信はデータフリーですので、データ容量を気にする必要が無いんです。
ですので、LINEモバイルはLINEやSNSを頻繁に利用される方にとっては最高のMVNOということになります。
LINEモバイルの月額料金支払い方法
料金のお支払いは、基本的にはクレジットカード払いになります。
利用可能なクレジットカードは以下のとおりです。
VISA、MasterCard、JCB、American Express、DINERS、ほか多数 |
---|
※デビットカードはご利用できません
クレジットカード以外にも、「LINE Pay」や「LINE Payカード」でも申込みすることが可能です。「LINE Payカード」で支払うことも可能です。
「LINE Pay」の場合はクレジットカードの登録が必要になります。
クレジットカードをお持ちでない方は「LINE Payカード」をお作りになることをおすすめします。
LINEモバイルのおすすめ度
共通的な基準で評価したMVNO各社のおすすめ度になります。
各項目の意味と基準、簡単な解説は表のあとに掲載してます。
利用可能回線 | ![]() |
---|---|
プランのシンプルさ | ![]() |
データ通信品質 | ![]() |
シェアプラン | ![]() |
料金 | ![]() |
支払方法 | ![]() |
利用可能回線
評価:4点
docomoとSoftBank回線が利用可能です。
プランのシンプルさ
評価:5点
LINEモバイルのプランはとてもにシンプルです。
データフリーにしたいサービスとデータ容量を決めるだけでプランが決まります。
データ通信品質
評価:3点
通勤時間帯やお昼休みは1Mbpsを切ってしまうことが多いようです。一番使う時間帯で速度が出ていませんのでマイナスポイントですね。
シェアプラン
評価:2点
LINEモバイルは、シェアプランはありませんが、あまっているデータをプレゼントする機能があります。
料金
評価:4点
MVNOの中では安い方でしょうか。
中でもLINEフリープランのデータSIMが月額500円というのはかなり安いですね。
支払方法
評価:4点
クレジットカードとLINE Payが利用可能です。
お気に入りの格安SIMが見つかりましたら本サイト「格安SIM道しるべ」のおすすめランキングで他の格安SIMと比較してみませんか?
※データ通信品質の評価は、実測データをネットで公開している以下のサイトを参考にさせて頂いております。
LINEモバイルの事務手数料一覧
事務手数料の一覧になります。
格安SIM関係の手続きでは、SIMカードの発行をともなう場合が結構ありますので、「SIMカード発行料」も合わせて掲載しております。
手続き | 事務手数料 | SIMカード発行料 |
---|---|---|
新規契約 | 3000円 | 400円 |
回線変更 | 3000円 | ー |
データ容量変更 | 無料 | ー |
SIMカード追加 | 3000円(※) | 400円 |
SIMカード変更・ 再発行 |
3000円 | 400円 |
名義変更 | 譲渡 800円 それ以外 無料 |
ー |
MNP転出 | 3000円 | ー |
解約時 | 最低利用期間外は無料 | ー |
(※)マイページから追加申込みを行うと事務手数料がお得になります。料金はプランによってことなります。(音声通話SIM:無料、SMS付きデータSIM:500円、データSIM:1000円)
各プランに付けられるオプションの一覧です。
オプションは基本的にプラン共通のものがほとんどですが、MVNOによってはプラン毎に異なる条件のあるオプションがあったりします。その場合は特記事項として記載しております。
一時的にデータ容量を追加する
利用する回線(docomo、SoftBank)によって内容が異なります。
docomo回線の場合
追加データ容量 | 料金 |
0.5GB | 500円 |
1GB | 1000円 |
3GB | 3000円 |
※ひと月に3回まで購入可能
SoftBank回線の場合
追加データ容量 | 料金 |
0.5GB | 500円 |
1GB | 1000円 |
※ひと月に10回まで購入可能
データ容量を他の利用者とシェアする
上の「LINEモバイルの家族向けプラン・シェアプラン」の章でご紹介しましたとおり、シェアプランはございません。
複数回線を契約することで料金が割引になる
LINEモバイルにはありません。
高速通信と低速通信を切り替えられる
LINEモバイルにはありません。
データフリー機能をご活用ください。
バースト転送機能
バースト転送機能といいますのは、データ容量超過による速度制限(200kbps)になっても、最初の一定量のデータ読み込みを高速通信で行ってくれる機能です。
LINEモバイルにはありません。
でも、速度切替機能と同じ理由で、LINEモバイルには必要ない機能と考えることもできますね。
テザリング
スマホにタブレットなどをWifiで接続させて、スマホ経由でタブレットをインターネットに接続させることができます。
テザリング | 無料 | 可能がどうかはスマホに依存します。 事前の申請は不要。 |
---|
LINEモバイルのメールアドレス
MVNOの中には、専用のメールアドレスを無料で提供してくれるところもありますが、LINEモバイルはありません。
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールを利用するのが便利です。
ウィルス対策オプション
ウイルスバスター オプション |
420円/月 | スマートフォン、タブレット、PCなど3台まで 利用可能なセキュリティ対策ソフトです。 初月は無料、2ヵ月目以降は420円/月です。 |
---|
スマホの紛失や破損、故障などが発生した場合の補償サービス
端末保証 | 450円/月 | スマホの画面割れ・故障・破損・水濡れなど 万が一のトラブルでも修理や交換など対応し てくれます。 LINEモバイルで購入したスマホが対象です。(※) |
---|---|---|
持込端末補償 | 500円/月 | スマホの画面割れ・故障・破損・水濡れなど 万が一のトラブルでも上限50000円まで修理 や交換など対応してくれます。 LINEモバイルを利用中のスマホが対象。 |
(※一部対象外のスマホもあります)
スマホの紛失や破損、故障などに備えるバックアップサービス
LINEモバイルにはありません。一般のバックアップサービスをご利用ください。
留守番電話、着信転送、三者通話などあったら便利な電話向けオプション
オプションの内容が利用回線(docomo、SoftBank)によって異なります。
docomo回線の場合
留守番電話 | 300円/月 | 留守番電話サービスです。 |
---|---|---|
割込電話 | 200円/月 | キャッチホンと同様のサービスです。 |
転送電話 | 無料 | 着信を他の電話に転送します。 |
SoftBank回線の場合
留守番電話 | 無料 | 留守番電話サービスです。 |
---|---|---|
留守番電話 プラス |
300円/月 | 上の留守番電話のグレードアップ版です。 保存件数が30件から100件に、保存期間が3日 から1週間になります。 |
割込電話 | 200円/月 | キャッチホンと同様のサービスです。 |
転送電話 | 無料 | 着信を他の電話に転送します。 |
お子様やお年寄りの方向けの見守りオプション
LINEモバイルでは用意されていませんでした。一般向けのサービスをご利用ください。
IP電話サービスの割引オプション
LINEモバイルにはありません。
LINE電話があるので必要ありませんね。
LINEモバイルのキャンペーン情報
LINEモバイルのキャンペーン情報は他のMVNOと合わせて別記事でまとめました。
お手数ですが別記事「格安SIM期間限定キャンペーン一覧!今話題のスマホやiphoneも対象に」をご覧いただければと思います。
まとめ
SNSなどのコミュニケーションツールとして「LINE」を良く利用される方は「LINEモバイル」がとてもお得で便利です。
実は、私の母はLINEモバイルでLINEデビューしました。
データ容量はほとんど必要ないので「フリープラン」を利用しています。利用を初めてかなり経ちましたが、一度も文句が出たことはありません。
LINEモバイルに感謝です。
本サイト「格安SIM道しるべ」では、おすすめランキングや知って得する情報などを公開してます。
よろしかったらご利用ください!
最後までお読みいただきありがとうございました!