Scratch3.0入門 「動き」の「○歩動かす」ブロック 使い方を実例付きで解説

Scratch○歩動かすブロック

 

 本記事では、Scratch(スクラッチ)3.0で使える「動き」カテゴリの「○歩動かす」ブロックを、実例付きで分かりやすく解説しております。

 

 「○歩動かす」ブロックは、スプライトを現在向いている方向に、○で指定した数だけ移動させるためのものです。

 以下でもっと具体的に解説します。

 

 Scratch(スクラッチ)のプログラミングを学ぶ上で、個々のブロックの本質を理解することはとても大事なことだと考えます。

 お役に立てれば幸いです。

 

 Scratch(スクラッチ)の基本的なことや全般的な内容に関しましては以下の別記事をご覧ください。

 

 

「動き」の「○歩動かす」 動作内容とオプション(Scratch3.0)

 まずは基本的な動作や指定可能なオプションをご紹介します。

 

基本動作

 

  1.  指定した値だけスプライトを移動する
  2.  移動する単位はピクセル
  3.  スプライトが向いている方に移動する
  4.  マイナスの数値の場合はスプライトが向いている方とは逆向きに移動する(スプライトの向きは変わらない)

 

 個々の項目に関しましては次章で解説します。

 

 ブロックの形状はスタックブロックです。

 ブロックの上下にブロックを重ねられます。

 

 「2」のピクセルという単位について補足しておきます。

 ピクセルといいますのは、画面(モニター)の最小の点ひとつ分にあたります。

 例えばフルHDの液晶の場合ですと、1920x1080という数値をご覧になったことがあるかともいますが、これは横1920ドットと縦1080の点があります、という意味になります。

 

指定可能なオプション

 以下の値を指定できます。

 

指定する場所
○歩動かすブロックのオプション1 (←赤丸の部分)
入力方法
手動、値ブロック
指定する内容
スプライトが進む歩数(ピクセル数)
単位
歩(ピクセル)
入力する文字種
半角数字
備考
マイナスや少数も可

 

 

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「動き」の「○歩動かす」の主な使い方(Scratch3.0)

 具体的な使い方を実例をまじえて解説します。

 

指定した値だけスプライトを移動する

 「○歩動かす」ブロックをスクリプトエリアに置いてください。

 入力欄をマウスで1回クリックして「100」と入力します。

○歩動かすブロックに100を入力

 

 入力が終わりましたら、「○歩動かす」ブロックをマウスでクリックしてみましょう。

 クリックする場所は数字の入力欄以外でお願いします。

 タブレットの場合はブロックをタップします。

 

 ステージ内のスプライトが動きましたでしょうか。

 

移動する単位はピクセル

 上の例の通り「100」を指定して動かしますと、ステージの約1/5程度移動したと思います。

スプライトが100歩移動する

 

 Scratchでは、1歩は1ピクセルとしています。

 ですので、100歩ということは100ピクセル移動することになります。

 

 ステージの広さは横480ピクセル、縦360ピクセルですので、横に「100歩動かす」ということはステージの100/480(約1/5)ほど移動することになります。

 

 ブロック内の数値を色々変えて試してみて下さい。

 

※スプライトを好きな場所に移動させる場合は、スプライトをマウスでドラッグ&ドロップしますと移動できます。タブレットの場合は、スプライトを指で押したままスライドさせます。

 

スプライトが向いている方に移動する

 スプライトには向きがあります。

 まずはスプライトの向きについて簡単に説明させてください。

 

 向きの指定は、上下左右ではなくて、角度で行います。

 上向きが0度で、時計回りに画面向かって右向きが90度、左向きが-90度です。

スプライトの向きの角度

 

 180度から先は、そのまま200度、300度と入力しても良いのですが、Scratchでは左半面に向ける場合は0度から反時計回りに10度、90度となりまして、反時計回りが分かるように値に「-」(マイナス)を付けます。

 例えば、左向きの場合は-90度になります。

 でも270度と入力しても大丈夫です。自動的に変換されます。

Scratchの向きを表す角度について

 

 スプライトの向きを変える方法は、角度を変えるためのブロックが用意されていますので、そちらの記事で解説させてください。

 

 「○歩動かす」ブロックは、スプライトの向いている方に指定した値だけ移動します。

 つまり、下の赤い円の円周までの長さ(半径)が○歩としますと、「○歩動かす」ブロックを使うことで、スプライトが向いている方の円周上に、現在の場所から移動させることができることになります。

スプライトの移動先

 

マイナスの数値を指定すると後ろに移動する

 さきほどは「100」を入力しましたが、今度は「-100」と入力してください。

○歩動かすブロックに-100を入力

 

 そして「○歩動かす」ブロックをクリックしてみましょう。

 

 スプライトの向きはそのままで後ろ向きに移動します。

 

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まとめ

 スプライトに動きを与えてあげますと印象がガラッと変わります。

 動きカテゴリのブロックの使い方を理解して楽しいプログラムを作ってみましょう!

 

 本サイトでは他にもScratch(スクラッチ)に関する記事を公開しております。

 よろしかったらご利用ください。

 

 

 最後までお読みいただきありがとうございました!

 

(参考)

Japanese Scratch-Wiki 公式サイト

困ったときはいつもこのサイトを参照しています

 

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