[2023年] Ryzen 7搭載の高性能ノートパソコンの選び方 おすすめPCもご紹介

※本記事はプロモーションを含みます
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高性能ryzen7のおすすめパソコンの紹介記事

 RyzenのCPUを搭載した高性能のノートパソコンを検討されている方にとって、コア数やスレッド数の多いRyzen 7ブランドCPUを搭載した製品はとても魅力的だと思います。

 特にマルチスレッドに対応したアプリケーションをフル活用している方にとりましては、Ryzen 7は最適でしょう。

 でも、Ryzen 7ブランドだったらどれでも良いのかといいますと、それは「X」です。

 AMDやインテルなどの著名なメーカーのCPUは、ほぼ毎年新しいものが登場していまして、性能や機能なども進化しています。

 通常は、去年のRyzen 7よりも今年のもののほうが性能がアップしています。

 その一方で、場合によっては、下位ブランドであるRyzen 5の最新版よりも、去年のRyzen 7が劣ってしまうこともあったりします。

 つまり、それを把握せずに「Ryzen 7」ということだけでノートパソコンを購入してしまいますと、あとで後悔することになりかねない、ということになります。

 本記事では、Ryzen 7を搭載したノートパソコンをお選びになる際の考え方、どのモデルが良いのか、さらに、おすすめなノートパソコンについてもご紹介しております。

 なお、ご紹介しますノートパソコンは、高性能CPUを売りにした製品を対象としております。

 ゲーミングPCのように別途GPUを搭載したノートパソコンに関しましては対象外としております。

 ご了承ください。

 あなたにピッタリのRyzen 7搭載ノートパソコンを見つけるために、少しでもお力になれれば幸いです。

Ryzen7搭載ノートパソコンを買うなら上位クラスのCPUがおすすめ

 本記事のターゲットであるRyzen 7搭載のノートパソコンは、Ryzen搭載製品のハイエンド機種として発売されている製品になります。

Ryzenの世代について

 RyzenのCPUは、年々進化していくハードウエアの仕様や性能などの違いによって、アーキテクチャ名やシリーズ名で区別されています。

 最初のRyzenは、Zenアーキテクチャという技術を用いて2017年に登場しました。

 その後、Zen+、Zen2、Zen3とZenアーキテクチャは進化しています。(2023年時点では、最新はZen4です)

 Zenとは別に、1000シリーズや5000シリーズなど、CPUのモデル名(型番)などに付けられる番号による分類もあります。

 例えば、Ryzen 7 5800Uというモデルがありまして、これは5000シリーズのCPUになります。このCPUには、Zen3アーキテクチャが採用されています。

 Zenアーキテクチャは、同一ブランドで比較した場合、基本的に後発のものが高性能と思っていただいて大丈夫です。

 例えば、Ryzen 7ブランドのCPUの性能順序(ベンチマークpassmarkのスコア値で比較)は、基本的に以下のとおりです。

zen < zen+ < zen2 < zen3 < zen3+ < zen4

 また、zen2以降の同一世代内で各ブランドのCPUの性能を比較した場合は、基本的に上位ブランドのほうが高性能です。(zen+以前はRyzen 5と7はあまり差がありませんでした)

 例えば、5000シリーズ(zen3)のCPUの性能順序(ベンチマークpassmarkのスコア値で比較)は以下のようになります。

Ryzen 3 < Ryzen 5 < Ryzen 7

 でも、全ブランドかつ全シリーズのCPUの性能を比較した場合は、上のようにキレイには並んでくれません。

 これに関しては次節で解説します。

RyzenのCPUの性能比較

※以下の内容は、2023年10月時点のものです

 Ryzen 7のCPUを搭載したノートパソコンのわりには、価格の安い製品を見かけたことはありませんでしょうか。

 メーカーのホームページを見ていますと、Ryzen 7を搭載したノートパソコンなのに、下位のブランドであるRyzen 5のCPUを搭載したものより安い製品も結構見かけます。

 そのノートパソコンは、Ryzen 7ブランドの中でも世代が古くロースペックなモデルのCPUを搭載した製品だったりします。

 具体的に確認していただくために、Ryzen5と7のzen2以降のCPU性能(passmark値で比較)をグラフにしてみました。

 下図をご覧ください。

ryzen7の分布図

 青枠がCPUで、枠内に型番を記載しております。右側にいくほど性能が高くなります。

 Ryzen 5とRyzen 7を並べてみますと、結構重なっている部分が多いことがご理解いただけると思います。

 ブランド個別で見た場合でも、新しい方が高性能とは限りません。

 つまり、ベンチマークの数値で比較した場合、CPUのモデルによっては下位ブランドのほうが高性能の場合があるということです。

※zen4のCPUを搭載したノートパソコンが登場してますが、普段使いとしてはちょっと高性能すぎるのと本体価格が高いのもありますので、本記事では対象外としております

性能を重視したRyzen 7搭載ノートパソコンの選び方

 前節の表を見ますと、Ryzen 7のzen3の7730UとRyzen 5のzen3+の6600Hが同じくらいの性能であることがわかります。(前の節の図内の赤い太線部分)

 この2つのCPUで主なスペックを比較してみますと、コア数とスレッド数、クロック数、TDPが異なっています。

CPUコア数(スレッド数)クロック数TDP
Ryzen 7-7730U8(16)2GHz15W
Ryzen 5-6600H6(12)3.3GHz45W
※クロック数:単位時間当たりにCPUで処理可能な命令数の目安 TDP:パソコンを設計する際に基準となる電力値

 この表から以下のことが言えます。

Ryzen 7-7730Uは、8コア(16スレッド)と処理する部分の数は多いが低クロックで動作させている。消費電力はかなり低め。発熱・省電力性に有利。
Ryzen 5-6600Hは、6コア(12スレッド)と処理する部分の数は少ないが高クロックで動作させることで性能をアップしている。消費電力は高め。発熱・省電力性に不利。

 この2つのCPUのどちらが良いのかにつきましては、マルチコア向けの処理が多い場合はRyzen 7-7730U、シングルコア向けの処理が多い場合はRyzen 5-6600Hと考えます。

 でも、その差はわずかでして、体感では分からないでしょう。結局好みの問題になると思われます。

 本記事はRyzen 7搭載ノートパソコンをお探しの方のための情報発信が目的ですので、「7730U」以上もしくはzen3の5800Uの周辺以上のCPUを選択すれば下位ブランドとの比較で悩む必要は無いと考えます。

 よって、以下を結論としました。

Ryzen 7のCPUを搭載した高性能なノートパソコンを選ぶなら「5800U」の周辺以上の性能をもったCPUを搭載した製品がおすすめ。

対象CPUは以下。

zen3

Ryzen 7 5800U、5825U、5800H、5800HS、7730U

※後発のRyzen7 5825Uは5800Uとほぼ同じくらいの性能ですので対象としました

zen3+

Ryzen 7 6800U、6800H、6800HS、7735U、7736U

※zen4世代のRyzen7を搭載したノートパソコンは、製品の選択肢が狭いし、まだまだ高額ですので、本記事の対象外としました

Ryzen7ノートパソコンのおすすめスペック

女性店員がすすめるモニター

 Ryzen 7のCPUの性能をフルに発揮するためには、CPU以外の部分のスペックがとても重要になります。

 車で例えますと、エンジンはF1並みなのに車体が普通車だったら最高のパフォーマンスを出せるでしょうか?、という考え方です。

 以下で性能に影響の大きいもののみ解説していきます。

内蔵メモリ

 内蔵メモリは16GB以上をおすすめします。

 普段使いのノートパソコンでしたら8GBをおすすめしますが、性能を重視してRyzen 7のCPUをお選びになる方でしたら16GBのほうが安心です。

 8コア16スレッドのCPUパワーを使いこなすには、内蔵メモリがかなり必要になる場合があります。8GBでも処理ができないわけではありませんが、メモリ量が不足してしまいますとパフォーマンスが大幅に低下する要因になりかねません。

 せっかくのパワーがもったいないですね。

内蔵ストレージ

 内蔵ストレージに関しましては、容量ではなくて種類の方です。

 アクセス速度が高速なSSD(ソリッドステートドライブ)を強くおすすめします。

 内蔵ストレージは、アプリケーションをインストールしたり作成したファイルを保存するだけではなく、Windows11などのOS(オペレーティングシステム)も使用します。

 SSDにくらべて低速なHDD(ハードディスクドライブ)を使用した場合、OSのパフォーマンス低下の要因になってしまいます。

 さらに最近は、NVMeやPCIeという単語を見かけることが多くなりました。

 詳細な解説は省略しますが、これらはSSDとパソコンを接続するための規格の名前です。

 現在は、SATAのSSDではなく、NVMeのSSDが主流になってきています。

 SSDはHDDにくらべますと高額ですし、容量をどのくらいにするかは悩みどころですが、256GBは欲しいです。

 画像や動画系の作業をすることを考えますと512GBもあればよろしいかと思います。

 もっと余裕をもつために1TBを選択する考えもありますが、その場合は外付けのストレージをご検討いただいた方が良いかもしれません。

 ノートパソコンをセカンド機(出先で作業するためのパソコン)として利用される場合、容量をお決めになるときは、加工したファイルの保管先として利用することを考えない方がよいと思います。あくまでも一時的な保存場所としての利用にとどめましょう。

 ファイルの保管はご自宅のメインパソコン(もしくは自宅内のNAS)で行うようにすることをおすすめします。

 ノートパソコンをメインで利用される方も、足らなくなったら外付けストレージを利用すればよいですね。

USB端子

 USB端子は、なるべく最新の規格のものが搭載されていることを確認しましょう。

 現在(2023年10月時点)は、USB 3.2が主流です。

 端子の数は、外付けマウス、外付けストレージ、有線LANアダプター(もしくは外付け光学式ドライブ)を同時接続することを想定して、最低3つあると安心できるでしょう。

ネットワーク

 インターネット接続は必須機能です。

 最近のノートパソコンは、無線LANがほとんどの機種に内蔵されていますので問題ありませんね。

 Wifi 5以上の規格の無線LANであることを確認しましょう。

 ご自宅や職場などでWifi 6の環境があるのでしたら、Wifi 6の無線LANが内蔵されている機種がよいです。

 個人的には回線品質が安定する有線LANも内蔵されている機種をおすすめしますが、内蔵されていなくても外付けアダプターを利用すれば良いことですので必須ではないと考えます。

Ryzen7搭載のおすすめノートパソコン(モニターサイズ別)

 前章で書かせていただきましたおすすめノートパソコンのスペックを一覧にまとめました。

カテゴリスペック
CPU下のいずれか
Ryzen 7 5800U、5825U、5800H、5800HS
Ryzen 7 6800U、6800H、6800HS
Ryzen 7 7730U、7735U、7736U
内蔵メモリ16GB以上
内蔵ストレージSSD(NVMe) 256GB以上
接続端子USB3.x 3基以上
外部モニター出力 1基以上
光学ドライブ問わない
ネットワーク機能Wifi5以上を内蔵

 ノートパソコンを選ぶ場合、モニターのサイズはパソコンの性能とは無関係で好みの問題になります。

 ですので、おすすめするノートパソコンはモニターサイズ別にしました。

 13インチから15インチまで掲載しましたのでご覧いただければと思います。

モニターサイズ:13インチ~

サーフィンしながら使えるノートパソコン

 常にノートパソコンを持ち歩く方にとりましては、13インチの機種がおすすめです。

 ノートパソコン本体はなるべくシンプルな構成で、必要に応じてUSB機器など外付けデバイスを接続して利用するようにすれば最強のツールになりますね。

Lenovo Yoga 6 Gen8(メーカー:Lenovo(レノボ))

  • メーカーは世界トップクラスのパソコン専門会社Lenovo(レノボ)
  • 液晶モニターは解像度1920x1200でタッチパネル
  • Webカメラは1080p(FullHD)
カテゴリスペック
CPURyzen 7 7730U
モニター13.3インチ 1920x1200 IPS
タッチパネル 光沢あり
メモリ16GB
ストレージ512GB(SSD、NVMe)
光学ドライブなし
有線LANなし
無線LANWifi 6
USBUSB3.2 gen1 TypeC x2
USB3.2 gen1 TypeA x2
Webカメラ1080p(FullHD)
内蔵マイク・ スピーカーあり
重量1.39kg
バッテリー使用時間21.7時間(JEITA2.0)
こんな方は要チェック!
  • 軽量の2in1ノートパソコンが欲しい
  • 長時間利用可能な大容量バッテリーが欲しい
  • 他人より少しでもキレイな画質でビデオ配信したい

 搭載CPUは7730Uでして、Ryzen 7であれば最低でもこのくらいは欲しいと思う処理性能です。

 普段使いはもちろんのこと、動画編集や複雑なプログラミングでもストレスなくできるでしょう。

 2in1タイプのノートパソコンですので、普段はノートパソコンとして、外出先では大型タブレットとして、などなど、様々な場面で大活躍です。

 4基搭載しているUSB端子は全て高速仕様ですので、拡張性も高いですね。

 1.5kg以下の軽量性、20時間以上利用可能なバッテリーなど、13インチのノートパソコンをお探しでしたら、選んで後悔しない機種だと思います。

  詳しくは公式サイトでご確認ください。

HP Pavilion Aero 13-be2000 パフォーマンスモデルG3(メーカー:日本HP)

iconicon
  • メーカーは世界トップクラスのIT企業HPの日本法人である日本HP
  • 内蔵メモリはデュアルチャネルで16GB
  • 本体重量が1kg以下
カテゴリスペック
CPURyzen 7 7735U
モニター13.3インチ 1920x1200
IPS 光沢あり
メモリ16GB(8GBx2)
ストレージ512GB(SSD、NVMe)
光学ドライブなし
有線LANなし
無線LANWifi 6E
USBUSB3.2 gen2 TypeC x1
USB3.2 gen1 TypeA x2
Webカメラ92万画素
内蔵マイク・ スピーカーあり
重量957g
バッテリー使用時間12時間(MobileMark2018)
こんな方は要チェック!
  • とにかく軽量なノートPCが欲しい
  • Ryzen 7ブランドの中でも上位のパワーを持つCPUを搭載した機種が欲しい
  • 外部接続端子は妥協したくない

 搭載CPUは7735Uでして、Ryzen 7のパワーを存分に発揮できます。

 本体重量は1kgを切る957gの軽量で18.9mmの薄型ボディです。女性でも軽さを実感できるでしょう。

 軽くて薄い筐体なのに300kgの荷重に耐える頑丈ボディも特長のひとつになります。

 内蔵ストレージは512GBの高速なSSDですので、幅広い用途に利用しても十分な容量を確保できます。

 内蔵バッテリーも12時間使えますので、1日中持ち歩いても安心です。

 高速USB端子を3基搭載、高性能な外部モニター出力機能など、外部接続にも手を抜いていません。

 四六時中持ち歩きつつ、どんな場所でもサクサクと作業をこなしたい方に特におすすめします。

 詳しくは公式サイトでご確認ください。

モニターサイズ:14インチ~

喫茶店でノートパソコンを使う

 持ち歩くけど画面が狭いのは嫌だ、という方は14インチが最適と考えます。

 15インチクラスのノートパソコンになりますと、持ち歩く方にとりましてはズッシリと重さを感じるようになってしまいます。

ThinkBook 14 Gen6 AMD(メーカー:Lenovo(レノボ))

  • メーカーは世界トップクラスのパソコン専門会社Lenovo(レノボ)
  • 液晶モニターは2240x1400の高解像度
  • Webカメラは1080p(FullHD)
カテゴリスペック
CPURyzen 7 7730U
モニター14インチ 2240x1400
IPS
メモリ16GB
ストレージ1TB(SSD、NVMe)
光学ドライブなし
有線LAN1Gbps
無線LANWifi 6E
USBUSB3.2 gen2 TypeC x2
USB3.2 gen1 TypeA x2
Webカメラ1080p(FullHD)
内蔵マイク・ スピーカーあり
重量約1.4kg
バッテリー使用時間データ無し
こんな方は要チェック!
  • Webカメラは高解像度が良い
  • 写真や動画を保存して持ち歩きたいので内蔵ストレージは大きめのほうが良い
  • 外部デバイスを多用するのでUSB端子は高速で数は多めが良い

 搭載CPUは7730Uでして、Ryzen 7であれば最低でもこのくらいは欲しいと思う処理性能です。 

 それ以外の部分に関しても、内蔵メモリやUSB端子、Wifi、有線LANなど、必要と思われる機能は標準以上の性能のものを搭載しています。

 特にWebカメラは1080pですので、FullHD画質でキレイな動画を撮影可能です。

 USB端子は、USB3.2が4基(Type-CとType-Aがそれぞれ2基)搭載されていますので、拡張性は問題ないでしょう。

 モニターの解像度が2240x1400でして、現在一般的な解像度の1920x1080(フルHD)よりも画面に表示できる情報量が多くなります。

 詳しくは公式サイトでご確認ください。

Inspiron 14 5435(メーカー:Dell(デル))

  • メーカーは世界トップクラスのIT企業Dell(デル)
  • Dellで人気なInspironブランドの14型
  • 記事や資料が読みやすい縦長な画面(解像度1920x1200)
カテゴリスペック
CPURyzen 7 7730U
モニター14インチ 1920x1200
メモリ16GB
ストレージ512GB(SSD、NVMe)
光学ドライブなし
有線LANなし
無線LANWifi 6
USBUSB3.2 gen2 TypeC x1
USB3.2 gen1 TypeA x1
USB2 TypeA x1
WebカメラFullHD
内蔵マイク・ スピーカーあり
重量1.59kg
バッテリー使用時間データなし
こんな方は要チェック!
  • Webカメラは高解像度が良い
  • Web閲覧や縦型の資料を良く利用するのでモニターは1920x1200のように通常より縦長なほうが良い

 搭載CPUは7730Uでして、Ryzen 7であれば最低でもこのくらいは欲しいと思う処理性能です。 

 内蔵ストレージは512GB搭載されています。一般的な使い方では不足することは無いと思いますが、足らなくなってきたらクラウドストレージなどを利用することをおすすめします。

 WebカメラはFullHDの解像度ですので、リモート会議などで好印象だと思います。

 バッテリーも大容量ですので、外出先でのご使用も安心できますね。

 本体重量は14インチモニターのノートPCとしては1.59kgと若干重めですので、長時間持ち歩く場合はストレスに感じる場面があるかもしれません。

 詳しくは公式サイトでご確認ください。

モニターサイズ:15インチ~

家族みんなで楽しめるパソコン

 主に自宅で使うパソコンが欲しいけど好きな場所で大きな画面で使いたい、という方は、15インチクラスの画面のノートパソコンがおすすめです。

 20インチ以上の外付けモニターをつなげれば、2画面でデスクトップPC並みの快適さも実現できます。

ThinkBook 16 Gen6 AMD(メーカー:Lenovo(レノボ))

  • メーカーは世界トップクラスのパソコン専門会社Lenovo(レノボ)
  • 液晶モニターは16インチで2560x1600の高解像度
  • 高性能USB端子を4基搭載
カテゴリスペック
CPURyzen 7 7730U
モニター16インチ 2560x1600
IPS 光沢なし
メモリ16GB
ストレージ1TB(SSD、NVMe)
光学ドライブなし
有線LAN1Gbps
無線LANWifi 6E
USBUSB3.2 gen2 TypeC x2
USB3.2 gen1 TypeA x2
Webカメラ1080p(フルHD)
内蔵マイク・ スピーカーあり
重量1.7kg
バッテリー使用時間情報なし
こんな方は要チェック!
  • 付属端子は高性能なものが欲しい
  • 有線LAN端子を内蔵している機種が良い
  • 液晶画面は広くて高解像度のものが良い

 搭載CPUは7730Uでして、Ryzen 7であれば最低でもこのくらいは欲しいと思う処理性能です。

 それ以外の部分に関しても、内蔵メモリやUSB端子、Wifi、有線LANなど、必要と思われる機能は標準以上の性能のものを搭載しています。

 特にWebカメラは、1080pで高画質です。オンラインミーティングを行う場合に威力を発揮するでしょう。

 モニターの解像度が2560x1600でして、現在一般的な解像度の1920x1080(フルHD)よりも画面に表示できる情報量が多くなります。

 詳しくは公式サイトでご確認ください。

Inspiron 15 3535(メーカー:Dell(デル))

  • メーカーは世界トップクラスのIT企業Dell(デル)
  • Dellで人気なInspironブランドの15型
カテゴリスペック
CPURyzen 7 7730U
モニター15.6インチ 1920x1080
メモリ16GB(8GBx2:デュアルチャネル)
ストレージ512GB(SSD、NVMe)
光学ドライブなし
有線LANなし
無線LANWifi 5
USBUSB3.2 gen2 TypeC x1
USB3.2 gen1 TypeA x1
USB2 TypeA x1
Webカメラ92万画素
内蔵マイク・ スピーカーあり
重量1.63kg
バッテリー使用時間データなし
こんな方は要チェック!
  • 必要以上の高性能な内蔵機能はいらない
  • 15インチノートで2kg以下の機種が欲しい

 搭載CPUは7730Uでして、Ryzen 7であれば最低でもこのくらいは欲しいと思う処理性能です。 

 内蔵ストレージは512GB搭載されています。一般的な使い方では不足することは無いと思います。

 Wifiは最新のWifi6ではありませんが、Wifi5でも十分高速ですので困ることは無いでしょう。Wifi6を使うためにはWifiルータも対応していないと意味ないですからね。

 USB端子も、超高性能なものは付いていませんが、必要十分なものはそろっています。

 本体重量は、15.6インチモニターのノートPCで1.63kgと軽量です。

 詳しくは公式サイトでご確認ください。

HP Pavilion 15-eh3000パフォーマンスモデルG4(メーカー:日本HP)

iconicon
  • メーカーは世界トップクラスのIT企業HPの日本法人である日本HP
  • 内蔵メモリはデュアルチャネル構成
  • 液晶画面は色鮮やかな光沢のあるタッチパネル
カテゴリスペック
CPURyzen 7 7730U
モニター15.6インチ 1920x1080 タッチパネル
光沢あり
メモリ16GB(8GBx2:デュアルチャネル)
ストレージ512GB(SSD、NVMe)
光学ドライブなし
有線LANなし
無線LANWifi 6
USBUSB3.2 gen2 TypeC x1
USB3.2 gen1 TypeA x2
Webカメラ92万画素
内蔵マイク・ スピーカーあり
重量1.71kg
バッテリー使用時間約8.5時間
こんな方は要チェック!
  • 内蔵メモリはCPUパワーを最大限に生かせるデュアルチャネルが良い
  • 液晶モニターはタッチパネルが良い

 搭載CPUは7730Uでして、Ryzen 7であれば最低でもこのくらいは欲しいと思う処理性能です。 

 内蔵メモリはデュアルチャネル構成(メモリが2枚)ですので、シングルチャネルの場合より処理性能がかなりアップします。

 Type-CのUSB端子は、モニター出力が可能です。別途HDMI端子もありますので、2系統の外部モニターに出力することができます。

 液晶モニターはタッチパネルですので、画面操作が直感的にできて便利ですね。ペンを使ったお絵かきも可能です。

 詳しくは公式サイトでご確認ください。

AMD製のCPUとは?Ryzenって?

 ここまで本記事を読んでいただいた方は必要ないと思いますが、念のためAMD社やRyzenのCPUについて解説します。

 ご存知の方は読み飛ばしてください。

 AMDやRyzenの知名度は高くなってきたと思いますが、Intel搭載のノートパソコンはなんの抵抗も無く買えるのに、AMD搭載ノートパソコンは、「名前を聞いたことが無いから」、「量販店であまり見かけないから」、などの理由で選択肢からはずす方はまだまだ多いような気がします。

 車で例えるのでしたら、トヨタとホンダなどのメーカーの違いと同じです。細かい内部構造は異なりますが、燃料を使ってタイヤを回して道を走るという意味ではどれも同じですよね。

 IntelとAMD、それぞれのCPUを搭載したノートパソコンの違いは、パソコンという観点ではどちらも同じと考えていただいて問題ないです。

AMD社について

amd社のロゴ

 AMD社は、アメリカに本社をおきます半導体企業です。国内には日本AMD(株)という日本法人があります。

 この会社は、以前はIntel社から情報提供を受けて同じ仕様の製品を製造・販売する事業を行っていました。その後いろいろありまして現在はIntelとは無関係になり、AMD社で独自に設計したオリジナルなCPUを販売するようになっています。

 つまりAMD製CPUは、コンピューターを動かすという意味ではIntelと同じですが、CPUの内部構造はIntelとは異なっているということになります。

 また、Intel社は開発から製造までを自社で行っているのに対して、AMD社はファブレスメーカー(設計・開発まで自社で行い製造は他社に委託する企業)でして、この辺の違いがAMD社CPUのコスパの良さに関係しているようです。

現在主流なAMD製CPUは「Ryzen」

ryzenのロゴ

 AMD製CPUは、現在(2021年8月)Ryzen(ライゼン)というブランドが主流です。

 Ryzenは性能別に以下の5ブランドに分かれています。

ブランド名用途
Ryzen 3エントリーPC向け
Ryzen 5一般向け機種用
Ryzen 7ハイエンド機種用
Ryzen 9プロフェッショナル向け機種用
Ryzen Threadripper専門分野向け機種用

 普段使い用のノートパソコンでは「Ryzen 5」がおすすめです。

 Ryzen7以上は、コストよりもパフォーマンスを重視される方が利用されています。

 量販店などでノートパソコンのスペック表に、「Ryzen 7」の横に「4800U」や「5800H」などの文字が書かれているのをご覧になったことがあると思います。

 これは各ブランド毎に世代や能力などを表したモデル名になります。

まとめ

 ノートパソコンを購入される方は既にモニターサイズはお決めになっていると思いましたので、モニターサイズ別におすすめノートパソコンをご紹介させていただきました。

 各サイズで複数機種を挙げましたので、もしかしたら迷ってる方がいらっしゃるかもしれませんね。

 最後にまとめとしまして、各サイズのおすすめノートパソコンを独断で選ばせていただきました。

 13インチでは、軽量の高性能2in1ノートPCをお探しでしたらLenovoの以下の機種でしょう。

 超軽量PCでしたら日本HPの以下の機種がおすすめです。

 14インチは、ご紹介しました2機種では、価格は若干高いですが総合的に判断した場合は、私はLenovoの以下の機種が好みです。

Lenovo(レノボ)公式サイト

 15インチは、ご紹介しました2機種では、14インチと同様に価格は若干高いですが総合的に判断した場合は、私はDellの以下の機種をおすすめします。

 ここに書きましたのはあくまでも私の意見ですので、気になるノートパソコンが見つかりましたら、まずは公式サイトでメーカーのおすすめポイントやスペックを確認してご検討ください。

 あなたにピッタリのノートパソコン探しに、少しでもお力になれたなら幸いです。

 おすすめしたいノートパソコンが見つかりましたら本サイトでご紹介していきます。

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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