ロジクール ERGO M575 ワイヤレス トラックボールのレビュー 一度使い始めるとハマります

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ERGO M575 トラックボール

 ロジクール製のトラックボールは現在(2022年1月)2種類が販売中でして、今回ご紹介しますのはERGO M575 ワイヤレス トラックボール(記事内ではERGO M575トラックボールと書きます)という機能を絞った低価格の方になります。

 ERGO M575トラックボールは、2020年に発売された人気のトラックボールM570の後継製品です。

 今回は、幸運にもロジクール社の懸賞に当選して製品を入手することができましたので、その使用感などをお伝えできればと思います。

※ロジクール社(logicool)は、スイスに本社を置くロジテック社(logitech)の日本法人です。本記事では、ERGO M575トラックボールの製造元の会社名としてロジクールを使用しております。

ERGO M575トラックボールのスペック

 まずは、ERGO M575トラックボールのスペックをご紹介します。

名称スペック備考
高さ134mm製品の上端から下端の寸法
100mm製品の左端から右端の寸法
奥行き48mm製品の接地面からトラックボー
ルの一番高い部分までの寸法
重量145g
接続方法
(2種類)
無線のみ
①Bluetooth
②Unifying USB
①Bluetooth Low Energy必須
②Unifying USBレシーバー利用
対応OSWindows10以降
macOS 10.15以降
Chrome OS
Linux
iPad14以降
WindowsとmacOS以外では
キーカスタマイズ不可
iPad14以降はBluetooth接続のみ
ボールの直径35mm公称値(実測時は後述)
電源単3電池 x1付属のアルカリ電池で最長24ヵ月
使用可能
ボタンカスタマイズロジクール専用ソフト
Logicool Options使用
カラーグラファイト
オフホワイト
型番M575GR
M575OW
グラファイト
オフホワイト
本体素材プラスチック再利用プラスチックを含む

 いくつか補足します。

 対応OSについては、単にキーボードとして認識させるレベルでしたら色々なOSで利用可能なのですが、キーカスタマイズなどフル機能を利用可能なのはWindowsとmacOSのみということです。

 キーカスタマイズは、ロジクール製のLogicool Optionsというソフトウエアを利用して行います。このソフトウエアが動かないOSではキーカスタマイズできません。

 重さを実際に計ってみました。

トラックボールの重さ

 公称値より重いですが、上の画像は電池込みの重さになります。

ERGO M575トラックボールの特長

 単に公式サイトに記載されていることをご紹介するだけでなく、可能な限りプラスαの情報をお伝えしたいと思います。

自社内の施設Logi Ergoラボで研究・開発された人間工学に基づく製品

 ERGO M575トラックボールは、Logi Ergoラボで開発された人間工学(エルゴノミクス)に基づくトラックボールです。

 ロジクールの製品には「ERGO」マークが付いていますエルゴシリーズがありまして、ERGO M575トラックボールはそのエルゴシリーズの製品になります。

 身体に優しい製品が欲しい、作業効率がアップする製品を利用したい、などをお考えの方は、ロジクール公式サイトで「ERGO」マークが付いているエルゴシリーズを探してみてください。

 お値段は高めですが、長期スパンで考えた場合、身体のケア費用や作業効率化によって得られる時間などを考慮しますと、考え方によってはお安く感じる方もいらっしゃるでしょう。

親指でボールを操作するタイプのトラックボール

 トラックボールは、ボールを手のどの部分で操作するかによって選ぶ製品が決まります。親指、人差し指、中指、手のひら、様々なタイプのトラックボールがありますが、ERGO M575トラックボールは親指でボールを動かすタイプです。

 親指で操作するタイプは、2つのクリックボタンの操作はマウスと同じ指を使いますので、マウスからトラックボールに変更する場合に慣れるまでの時間が短くて済むでしょう。

 通常、マウスの親指の役割は、マウス本体を移動させるために使っていますよね。トラックボールでは本体を動かす必要はなくなるために、親指の役目が無くなってしまいます。

 その親指にカーソル移動の役割を与えています。 

 指でトラックボール本体を固定しなくても、机などの接地面をシッカリとグリップするために、本体裏側に滑り止めが5カ所付いています。

トラックボール裏面の滑り止め
黄色矢印が滑り止め

3つのボタンを自由カスタマイズ可能

 ERGO M575トラックボールには、一般的なマウスと同様に2つのクリックボタンと1つのホイールが付いています。

 それ以外に、以下の3つのボタンが利用可能です。

  • 左クリックボタン横の2つの追加ボタン
  • ホイール自身

トラックボールの追加ボタン

 3つのボタンには、それぞれ1つの操作が割当可能です。

 デフォルトでは、左クリックボタン横の2つのボタンには、ブラウザ操作時の「進む」と「戻る」が割り当てられています。

 ホイールのボタンは、3つボタンマウスでいうところの中央ボタンに設定されています。

 各ボタンへの操作の割り当ては、ロジクール公式アプリの「Logicool Options」で設定可能です。

ロジクールOptionsの画面

 Windowsなどの基本的な操作を割り当てることができます。

ボールの取り外しが簡単にできる

 ERGO M575トラックボールは、ご自身で簡単に取り外して、新しいボールに交換することが可能です。

 ボールと本体の接触が気になる場合は、取り外してチェックすることができます。定期的に掃除できますので便利ですね。

 下の画像のとおり、ERGO M575トラックボールの裏側に小さい穴が開いていまして、そこから棒でつついてあげますと、比較的小さな力でボールが取れます。

 細い指で押すこともできますよ。私は人差し指で取り外すことができました。

ボールの取り外し

 はめる時も、簡単にポンと入れることができます。

 ボールの大きさは、公式サイトには35mmとありますが、ネット情報では34mmと書かれているサイトが多いです。

 実際に測定してみました。

トラックボールの実寸

 34mmですね。

 ERGO M575トラックボールのボールを交換、もしくは現在お持ちのボールが使えるか判断するためには、この寸法は重要です。

 ただし、ロジクール社以外のボールを使用した場合、サポート対象外になる可能性がありますので、その点はご注意ください。

ERGO M575トラックボールの機能・仕様

 ERGO M575トラックボールには、基本機能以外にも便利な機能を持っています。

 普段から取扱説明書をお読みにならない方は気づかないまま放置になってしまうような機能でも、試しに使ってみると意外に便利だったりするものがあるかもしれません。

 本章の見出しだけでもご覧いただけると幸いです。

接続は無線でUSBレシーバーとBluetoothの2方式

 ERGO M575トラックボールとパソコンやタブレットとの接続は無線で行います。

 無線は以下の2種類の方式が可能です。

名称説明
USBレシーバーロジクールの専用レシーバー(Unifyingレシー
バー)をパソコンのUSB端子に接続して利用
Bluetooth Low EnergyBluetooth(ブルートゥース) Low Energy
をサポートする機器と接続可能

 2方式可能ですと、ほとんどのデバイスで利用できますのでとても便利ですね。

 2つの無線方式は、本体の裏にありますボタンで行います。

M575トラックボールの裏側のスイッチ
右がUSBレシーバーとBluetoothの切り替えボタン。左は本体の電源スイッチ。

 USBレシーバーは本体内に収納可能です。電池入れのすぐ横に収納場所があります。

トラックボール内のレシーバー格納場所

電源は単3電池1本

 ERGO M575トラックボールは、電源として単3電池を1本使用します。

 製品にアルカリ電池が1本付いていまして、ロジクール公式情報ではそれで2年間使えるそうです。

 コスト的にも手間的に考えてもかなり優秀ですね。

 私は電池は充電池派でして、すぐにエネループに交換して試してみました。

 充電池の1.2vでも、まったく問題なく使えています。

 メーカーの公式情報としましては、充電池が利用可能とも利用できないとも言っていませんので、自己責任として利用しています。

 充電池が電池切れになった際には、どのくらい利用できたのかなどの情報を本記事でお伝えしたいと思います。

ERGO M575トラックボールの使用感・レビュー

 ERGO M575トラックボールを実際に使用してみた感想などをご紹介させてください。

ボール部分の性能がスゴい

 10年以上前に一度トラックボールを使っていた時期があったのですが、当時使用していたものは、ボールが小さくて動きにクセがある製品でした。

 ある方向に動かすときはスムーズなのですが、特定の方向に動かすと毎回引っかかるんです。鬼のようなストレスでした。

 メーカーは忘れましたが、聞いたことない名前だったと思います。

 最初からロジクールなどの人気メーカーの製品を買っていればよかったのかもしれませんが、初めて買うということもあって安物に手を出してしまいました。

 当然ですが、ERGO M575トラックボールではそんなことは一切ありません。

 それどころか、親指で画面上のカーソルを転がしているような感覚になります。もちろん個人的な感想です。

初めてのトラックボールは親指でボールを動かす製品がオススメ

 最初の方で書きましたが、トラックボールは手のどの部分でボールを動かすかによってタイプが分かれます。

 私はクリックとホイール操作はマウスと同じにしたかったので、親指でボールを動かすトラックボールを選びました。

 場合によってはマウスを使用することもありますので、両者の違いが極力少ない方が良いと考えたからです。

 結果は、やはり慣れるまで2日ほど掛かりましたが、慣れてしまえば色んな意味で最高の入力装置ですね。

 トラックボールが気になっている方で、もし初めて利用される場合は、親指タイプのものをお選びになることをおすすめします。

 また、上の節でも書きましたが、ボール部分の性能は妥協しない方が良いでしょう。

腕の疲れが減ったような気がする

 トラックボールを利用し始めたところ、マウスのみを使用していたころより腕の疲れが減ったような気がします。

 いつも夕方に身体のストレッチをしていまして、いつもはだるくて仕方がないからやっていたのですが、もちろん習慣になっていますので今でもやりますが、ストレッチの爽快感が減ったような感じです。つまり、あんまり疲れていないということですね。

 最初は、マウスとかキーボードを使う頻度が減ったから疲れなくなったのかなあ、と考えてしまっていまして、トラックボールに変えたことがすぐに浮かんできませんでした。

 個人的に、これはとてもうれしい気づきでした。

 もちろん個人差があります

ERGO M575トラックボールのメリット・デメリット

 ERGO M575トラックボールのメリット・デメリットをまとめてみました。

ERGO M575トラックボールのメリット

 本製品を利用することで得られるメリットを挙げてみました。

場所を取らない

 トラックボールですので当たり前のことですが、とても大きなメリットですのであえて書かせていただきます。

 トラックボールですので、設置した場所から動かしません。

 マウスの場合はマウスパッド分のエリアが必要になりますが、トラックボールの大きさ分のエリアを確保すれば大丈夫です。

疲れにくいから身体のケアが楽になる

 これは個人差があります。

 繰り返しになりますが、個人的にはこのメリットが一番うれしかったです。

 腕のダルさのストレスからの解放感や湿布など医療品代の減少など、精神面や金銭面でのメリットがありました。

 特に金銭面のメリットは、トラックボール代が浮きそうな感じです。

ERGO M575トラックボールのデメリット

 本製品を利用することで、以前まで利用してきたマウスと比べたデメリットを挙げてみました。

ゲームには向かない

 トラックボールのハッキリしたデメリットがあります。

 それは、ゲームには向かないということです。

 マウスを使用するゲーム全てに言えることだと思いますが、求められるのは「マウスポインタを可能な限り速く目的のポイントに正確に置く」ことですよね。

 トラックボールの操作で使用する親指1本では、素早く動かすことはできても、目的のポイントに正確に置くところまではなかなか難しいです。慣れかもしれませんが・・・。

 あと、1回のボール操作で動かせる範囲が狭いんですよね。DPIの設定を上げれば良いかもしれませんが、上げてしまうと今度は細かい操作が難しくなりますよね。

 この辺の調整が私には無理でした。

 慣れると使えるようになるかもしれませんので、ゲームでトラックボールを使いこなせてる方がいらっしゃったらごめんなさい。

トラックボールとして考えると高価

 現在(2022年1月)のロジクールオンラインストアでの価格は、6,050円(税込)です。(現在は品切れ中です(2022年1月12日確認))

ロジクール公式サイト

 トラックボールとして考えれば高価だと思います。

 5000円以下でお手頃なトラックボールは結構ありますね。

 でも入力機器で大事なのは、ずっとストレスなく使い続けられるかだと思いますので、人間工学にのっとったERGO M575トラックボールであれば、少々高くてもコスパ的には良いと考えます。

 通販サイトでも販売しています。以下のリンクからどうぞ。

 ちなみに、Amazonの製品ページで確認したところ、ロジクール公式ショップより安かったです。(2022年1月時点)

 ロジクール直販の安心感かAmazonの割安感か、お好きな方でどうぞ。

 楽天で確認したところ、楽天市場内にロジクール公式ストアがありまして、価格はロジクールオンラインストアと同じ価格でした。

まとめ

 トラックボールのデメリットとして、ゲームには向かないとお伝えしました。

 幸いにも、1日の内でゲームをする時間は数時間程度ですので、圧倒的にトラックボールを使用する時間の方が長いです。

 その結果として、肩こり減少や腕のダルさの軽減効果は実感しています。

 でも、もしかしたらDPIをうまく調整すればゲームでもトラックボールが使えるんでしょうか。

 もう少しトラックボールに慣れてきたら、色々調整して実験してみようと思います。

 腕のダルさが軽減したのはERGO M575トラックボールのお陰だと思っているのですが、実は同時期にキーボードもエルゴノミクス製品に変えています。

 ERGO K860 エルゴノミック スプリット キーボードという製品です。

 このキーボードもスゴくおすすめです。

 レビュー記事を作成しておりますので、よろしかったご覧ください。

 最後までお読みいただきありがとうございました!

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