本記事では、Scratch（スクラッチ）3.0で使える「制御」カテゴリの「もし◇なら◇でなければ」ブロックを実例付きで分かりやすく解説しております。
「もし◇なら◇でなければ」ブロックは、◇部分の条件を満たしているときと満たしていないときで実行するブロックを変えるためのものです。
以下でもっと具体的に解説します。
Scratch（スクラッチ）のプログラミングを学ぶ上で、個々のブロックの本質を理解することはとても大事なことだと考えます。
お役に立てれば幸いです。
Scratch（スクラッチ）の基本的なことや全般的な内容に関しましては以下の別記事をご覧ください。
「制御」の「もし◇なら◇でなければ」ブロック 形状とオプション（Scratch3.0）
本記事で解説しますブロックの形状と指定可能なオプションについて説明させてください。
ブロックの形状
ブロックの形状はC型ブロックです。
C型ブロックに囲まれたブロックをひとまとめに処理します。
指定可能なオプション
以下の値を指定できます。
| 指定する場所 |
|---|
 （←赤枠部分） |
| 入力方法 |
| 真偽ブロック |
| 指定する内容 |
| チェックしたい条件 |
| 単位 |
| なし |
| 入力する文字種 |
| なし |
| 備考 |
| 特記無し |
「制御」の「もし◇なら◇でなければ」ブロックの解説（Scratch3.0）
本記事で解説する内容や押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
- 指定した条件をチェックして満たしていれば上の囲い部分のブロックを実行する
- 指定した条件をチェックして満たしていなければ下の囲い部分のブロックを実行する
- 囲い部分にブロックを置かなくても問題なし
具体的な使い方を実例をまじえて解説します。
指定した条件をチェックして満たしていれば上の囲い部分のブロックを実行する
「もし◇なら◇でなければ」ブロックを試すために、以下のプログラムを作ることにします。
ネコが「３＋５は？」と聞く
答えが正解だったら「おみごと！」という
答えが不正解だったら「ちがうー」という
以下のプログラムを作ってみましょう。
ステージの上にあります緑の旗アイコンをクリックしますとネコが「３＋５は？」と聞いてきますので、ステージ内に表示されます入力欄に答えを入れます。
ネコは「おみごと！」と言ってくれましたか？
指定した条件をチェックして満たしていなければ下の囲い部分のブロックを実行する
前節と同じプログラムを使用して、わざと間違った答えを入力してみてください。
ネコは「ちがうー」と言ってくれましたか？
囲い部分にブロックを置かなくても問題なし
2つの囲い部分には必ずしもブロックを置く必要はありません。
置かなかった場合はなにも行わずに次の処理に進むだけです。
前節のプログラムの「もし◇なら」のすぐ下の囲いのブロックを外してみます。
正解のときはなにも起らなくて、不正解の場合だけ「ちがうー」と言うようになったと思います。
まとめ
今回ご紹介しましたブロックはあなたのプログラミング技術の腕次第でスゴイ動きをしてくれます。
制御カテゴリのブロックの使い方を理解して楽しいプログラムを作ってみましょう！
本サイトでは他にもScratch（スクラッチ）に関する記事を公開しております。
よろしかったらご利用ください。
最後までお読みいただきありがとうございました！
（参考）
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