心にしみいる恐怖映画「オーメン」 作品解説やあらすじをご紹介!

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オーメン見出し

 オーメンは1976年に制作されたアメリカのミステリーホラー映画です。

 頭に「666」のあざがある悪魔ダミアンとして公開当時は大ヒットしました。

 ホラー映画に良くある殺人鬼や正体不明の物体が出てくるのではなく、どこにでもいる普通の子供が、実は冷酷無比な悪魔であるという設定が「オーメン」の怖さのポイントでしょう。

 本記事では、「オーメン」のあらすじや見どころの解説、無料で見る方法、さらにそのシリーズ作品もご紹介します。

ミステリーホラーの傑作「オーメン」とは

 「オーメン」は、駐英アメリカ大使の養子が5歳を迎えたころから始まる、その大使夫妻の周辺で起こる不吉な出来事を描いた作品です。

 冒頭でもふれましたが、映画の公開当時は、頭に「666」のあざがある悪魔の子ダミアンとしてかなり有名でしたので、ご存知の方も多いと思います。

 ダミアンが悪魔の力を使って邪魔者を殺すときに流れるBGMもとても有名でして、音楽を担当したジェリー・ゴールドスミスはアカデミー作曲賞を受賞したそうです。

 たぶんお聞きになったら、あーどこかで聞いたことがある、と思うのではないでしょうか。

 そのBGMが流れている間は、命を狙われる人しか画面に登場しないことが多く、それによって一層恐怖感が増しています。

 「オーメン」は3部作なのですが、最初はその予定はなくて、1作目の制作中に続編を制作することが決まったそうです。

 さらに、3部作の大ヒットを受けて、テレビ映画として第4作「オーメン4」も制作されました。

(参考:ウィキペディア「オーメン」)

映画「オーメン」のあらすじ

 待望の我が子を授かったアメリカ外交官のロバート・ソーンだったが、残念ながら死産となってしまう。

 しかし、偶然同時刻に生まれた孤児の男の子を養子としてもらい受ける。そして、その子にダミアンと名付けた。

 ロバート・ソーンは子供を持った上に駐英大使にも任命され、幸せな生活を送っていた。

 しかしある日、ダミアンの乳母が奇妙な死をとげてしまう。その事件を境にダミアンの周囲で不可思議な事件が頻発するようになる。

 果たしてダミアンはなにものなのか・・・。

映画「オーメン」のキャスト/スタッフ

キャスト

グレゴリー・ペック ・・・ ロバート・ソーン 役

ハーヴェイ・スペンサー・スティーヴンス ・・・ ダミアン 役

リー・レミック ・・・ キャサリン・ソーン 役

スタッフ

監督 ・・・ リチャード・ドナー

原作 ・・・ オリジナル作品(映画公開後に小説化された)

脚本 ・・・ デヴィッド・セルツァー

音楽 ・・・ ジェリー・ゴールドスミス

配給 ・・・ 20世紀フォックス

公開 ・・・ 1976年6月(日本は1976年10月)

オーメンシリーズ作品

 上の方でも書きましたが、「オーメン」は全3部作として制作されました。

 その後、続編としてテレビ映画として第4作「オーメン4」が制作され、日本では劇場での公開となりました。

 また、2006年に第1作目のリメイク版も公開されています。

オーメン2/ダミアン

 ロバート夫妻の死後、ダミアンはロバートの弟で実業家のリチャードに養子として迎え入れられます。

 成長したダミアンは陸軍士官学校に通い始めるのですが、そこでもあいかわらず自分に害のある人間を抹殺していくのでした。

主演 ウィリアム・ホールデン/ジョナサン・スコット・テイラー(ダミアン)

1978年公開

オーメン/最後の闘争

 オーメン3部作最後の作品です。

 32歳になったダミアンは養父から引き継いだ総合商社ソーン・コーポレーションの社長の座につきます。

 さらになんと、アメリカ合衆国大統領の顧問も務めることになります。そして大統領の命によって駐英大使に就任します。

 でもそれはダミアンがある目的を果たすために望んでいたことでもあったのです・・・。

主演 サム・ニール(ダミアン)/ロッサノ・ブラッツィ

1981年公開

オーメン4

 この作品はオーメン3部作の続編的な位置づけになります。

 弁護士のジーン・ヨークと妻のカレンは、子宝に恵まれないことに悩んでいました。

 結局、聖フランシス孤児院から養子をもらうことになるのですが、その子はなんと少女。

 本作品で登場する悪魔は、ダミアンではなく「ディーリア」といいます。

主演 フェイ・グラント/マイケル・ウッズ

1991年公開

オーメン666(オーメンのリメイク版)

 この作品は、悪魔の称号「666」にちなんで(20)06年06月06日に公開されました。

 ストーリーは初作「オーメン」と同じ感じなのですが、恐怖の質感が全く異なります。

 芸術的恐怖の初作「オーメン」、現代的恐怖の「オーメン666」という感じでしょうか。

主演 リーヴ・シュレイバー/シーマス・デイヴィー=フィッツパトリック(ダミアン)

2006年公開

おわりに

 ホラーやオカルトと聞きますと、グロいとか血が飛び散るなどのシーンを想像してしまいがちですが、「オーメン」は視覚的に訴えるのではなく、精神に直接訴えかけてくるような恐怖感があると思います。

 その恐怖感をさらに増加させているのは、やはりなんといってもあの曲「アヴェ・サターニ」ですよね。

 何度夢に出てきたことか。

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