日本HPは、パソコンシェアが世界トップレベルの会社でして、パソコン初心者向けの機種から超ハイスペックな機種まで、幅広いラインナップが強みのメーカーです。
HP inc.というアメリカに本社を置く巨大企業の日本法人でして、エンドユーザー向けの製品を製造販売しています。ヒューレットパッカードという社名のほうが耳になじむ方もいらっしゃるかもしれません。
公式サイト内のパソコンは、ユーザのニーズに合った機種を探しやすいように、目的別に分類された5種類のブランドと、それをさらに深堀したシリーズに分かれています。
パソコンのことを知り尽くした日本HPだけありまして、とても魅力的な製品が数多く用意されています。
その中でも、私の好きな分野でもありますノートパソコンに絞りまして、日本HPの製品をご紹介したいと思います。
本記事では日本HPのノートパソコンを6つの目的別のカテゴリに分類して、それぞれの中でおすすめなスペックを考えてみました。
さらに、カテゴリ別のおすすめノートパソコンもご紹介しております。
日本HP製品をお選びになる際に、お役に立てれば幸いです。
日本HPのノートパソコンを目的別に分類
日本HPは、自社ブランドとして以下の5つを展開しています。
ブランド名 | 特徴 |
---|---|
HP(エイチピー) | エントリーユーザ向け |
Pavilion(パビリオン) | 普段使いやビジネス向けの標準的な機種 |
ENVY(エンヴィ) | クリエイターやヘビーユーザ向け |
Spectre(スペクトル) | ハイエンドユーザ向けの妥協のない機種 |
OMEN(オーメン) Victus(ヴィクタス) | ゲーミングパソコン OMENはハイエンド向け、Victusはエントリー向け |
特定分野でパフォーマンス重視の場合はENVYブランドやSpectreブランドで、コスパで選びたい方はHPブランドやPavilionブランドという感じになります。
ゲーミングパソコンは、お求めやすいVictusブランドとパフォーマンスを追求するためのOMENブランドの2ブランドを展開しています。
お好きなブランドで選ぶのも良いのですが、実際にパソコンをお選びになる際には、ブランドにこだわるよりも目的に応じた製品をお探しになるのが早道です。
以下は、日本HPのノートパソコンを選びやすくするために考えました6つの目的のカテゴリになります。
- 家庭用向け
- 普段使い用向け(ビジネス用を含む)
- 超軽量
- 写真編集向け
- 動画編集向け
- ゲーミング向け
それぞれのカテゴリに属する日本HPのノートパソコンは、どのような製品なのか簡単にご説明していきます。
家庭用向け
本記事で家庭用向けといいますのは、主に自宅内で利用するのに適した機種を指します。
ご家族皆さんで1台のノートパソコンを共有して使用し、ときには全員で、ときにはお子さんおひとりで、ときにはご夫婦でショッピング、という感じで、比較的軽めの使い方を多用途に使いまわすという利用形態です。
ノートパソコンの設置場所は、基本的にリビングなど皆さんが集まるところに置いておき、たまに別の場所に移動して使うことも想定します。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 15インチ以上の大画面 |
CPU | 高性能なCPUは不要 |
内蔵メモリ | 8GB以上 |
グラフィック | CPU内蔵のグラフィック機能 |
内蔵ストレージ | 256GB以上 |
本体重量 | 任意 |
その他 | USB端子は高速で3つ以上 |
上のスペックを満たすノートパソコンは、HPブランドとPavilionブランドの製品に、該当する機種が多く含まれています。
HPブランドは、主にエントリー(入門者)ユーザに向けて開発した製品が多くそろっていまして、本体価格も比較的安めの機種が多いです。
Pavilionブランドは、ヘビーな使い方ではなく消費者目線に立った家庭用ノートパソコンとして設計された製品でして、コスパの良い機種がそろっています。
家庭用向け製品をお探しになる場合は、まずはHPブランドとPavilionブランドの中からお探しになることをおすすめします。
本記事でも、HPブランドとPavilionブランドからおすすめなノートパソコンを厳選してご紹介してます。
普段使い用向け(ビジネス用を含む)
本記事で普段使い用向けといいますのは、おひとりで占有して利用するノートパソコンで、一般的なアプリ(ネット閲覧やオフィス系ソフト、オンラインミーティング、動画閲覧、軽度な画像編集など)を快適に使用できるレベルの機種を指します。
お仕事で利用するのにちょうど良いノートパソコンも、ここに分類することにします。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 14インチ以上の画面サイズ |
CPU | ・一般的なアプリが快適に動作するパワー ・Passmark(※)値が15000~20000程度 |
内蔵メモリ | 16GB以上 |
グラフィック | CPU内蔵のグラフィック機能 |
内蔵ストレージ | 256GB以上 |
本体重量 | ・モニターサイズが14インチの場合は1.5kg以下 ・15インチ以上の場合は2kg以下 |
その他 | USB端子は高速で2つ以上 有線LAN内蔵機種がおすすめ |
普段使い向けノートパソコンをお選びになる際には、CPU性能と内蔵メモリ量にポイントを置いてお探しください。
Passmark値が15000以上の場合は、内蔵メモリは16GBくらいあった方がCPU性能を十分に引き出せて快適に使用できると思います。
持ち歩く頻度が高いという方は、本体重量も考慮しましょう。
上のスペックを満たすノートパソコンは、HPブランドやPavilionブランドの上位モデルに該当する機種が多く含まれています。
超軽量
常にカバンの中にノートパソコンを入れて持ち歩き、使いたいときにサッと取り出してパッと利用する、という使い方をされる場合は、本体価格は多少高くなりますが、超軽量機種がおすすめです。
重量の目安は、1kg以下をお考え下さい。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 14インチ以下の画面サイズ |
CPU | ・一般的なアプリが快適に動作するパワー ・Passmark(※)値が10000以上 |
内蔵メモリ | 8GB以上 |
グラフィック | CPU内蔵のグラフィック機能 |
内蔵ストレージ | 256GB以上 |
本体重量 | 1kg前後またはそれ以下 |
その他 | USB端子は高速で2つ以上 |
軽量機種を探す際のポイントは、一般的に(日本HPだけでなく)、軽くて、CPU性能が高くて、画面が大きくて、グラフィック性能が高くて、低価格といった、全ての望みをかなえる機種は存在しないということです。
例えば、画面が大きいと本体が重くなるのは当然でして、軽量化するためにはカーボン素材やマグネシウム合金のような高価な素材を使用するしかありません。
そうなると当然、本体価格は高くなります。
グラフィック性能が高くなりますと熱が発生しやすくなりますので、排熱対策をする必要があります。そうしますと、本体重量は重くなってしまいます。
このように、お望みの軽量化を実現するためには、なにかを犠牲にするしかありません。
上のスペックは、それを考慮した結果の内容になります。ほとんどの場合、犠牲にするのは本体価格です。
超軽量かつ高性能なCPU搭載機(Passmarkが20000以上)も全然アリですが、価格はかなり高くなります。
日本HPで超軽量ノートパソコンといいますと、Pavilion Aeroシリーズがとても有名です。
写真編集向け
写真編集向けのパソコンは、CPU性能の高い機種がおすすめです。
写真編集を行う場合は画像処理を行うのでグラフィック性能が高いほうが良いイメージがあると思いますが、実際はそれほどでもありません。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 14インチ以上の画面サイズ 色域が広いパネル(最低でもsRGBカバー率100%) |
CPU | ・画像処理系アプリが快適に動作する ・Passmark(※)値が20000以上 |
内蔵メモリ | 16GB以上 |
グラフィック | CPU内蔵のグラフィック機能 (もちろん専用GPU内蔵でも可) |
内蔵ストレージ | 256GB以上 |
本体重量 | 2.0kg以下 |
その他 | ・USB端子は高速で3つ以上 ・SDカードリーダ内蔵だったら便利(無くても良い) |
ポイントは、CPU性能とモニターパネル性能です。ご予算の範囲内で、可能な限り高性能なCPUとモニターパネルをお選びください。
上のスペックを満たすノートパソコンは、Pavilionブランドの上位モデルにもありますが、お財布が許すのであればENVYブランドから選ぶのもアリです。
色域の広いパネルは高価ですので、ノートパソコンの本体価格はもちろん高くなります。
でも、写真などの画像を扱う場合、それを表示する部分が一番大事ということはご理解いただけると思います。どんなに頑張って最高の一枚を撮ったとしても、その作品を正確に確認できないノートパソコンだったら悲しいですよね。
高性能な外部モニターを接続して確認する方法もありますが、外出先で作業を行う場合にモニターを持っていくのは大変です。
動画編集向け
動画編集向けのパソコンは、CPU性能とグラフィック性能の高い機種がおすすめです。
動画編集を行う場合はグラフィック機能を多用しますので、CPU内蔵ではなく専用GPUを内蔵した機種をお選びになった方が良いです。
専用GPUの性能に関しましては、タイパ(タイムパフォーマンス)のためにどのくらいお金を掛けれるかで決めましょう。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 14インチ以上の画面サイズ 色域が広いパネル(最低でもsRGBカバー率100%) |
CPU | ・動画処理系アプリが快適に動作する ・Passmark(※)値が20000以上 |
内蔵メモリ | 16GB以上 |
グラフィック | 専用GPU |
内蔵ストレージ | 512GB以上 |
本体重量 | 2kg前後 |
その他 | ・USB端子は高速で3つ以上 ・SDカードリーダ内蔵だったら便利(無くても良い) |
上のスペックを満たすノートパソコンは、Pavilionブランドの上位モデルやENVYブランド、Spectreブランドの製品に該当する機種が多く含まれています。コスパで選ぶのでしたら、Pavilionブランドの上位モデルでしょう。
実のところ専用GPUじゃなくても動画編集は可能ですが、CPU性能が高い機種を選んだり、CPU内蔵のグラフィック機能ではなく高性能な専用GPUを使うことで、処理時間が大幅に短縮できることが多いです。
場合によっては、動画エンコーディングの処理に1時間掛かっていたのが、20分に短縮されることもあります。
このタイパに、どのくらいお金を出せるかがカギになってきます。
ゲーミング向け
PCゲームをするためのパソコンは、デスクトップPCのほうがコスパは良いのですが、外出先でゲームをするためにはノートパソコンのほうが圧倒的に使いやすいです。
個人的にPCゲームはデスクトップPCで行っていますが、ゲーミングノートPCで試しに遊んでみたことがあります。
やる前は、狭い画面だし小さなキーボードだからやり辛そうとか、デスクトップPCと同じ感覚でできるはずない、などと思っていたのですが、実際にやってみますと普通にできて驚いてしまいました。
ですので、ゲーミングノートパソコンも普通にアリだと思っています。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 15インチ以上の画面サイズ リフレッシュレートが144msを超えるモニター |
CPU | ・なるべく高性能 ・Passmark(※)値が20000以上 |
内蔵メモリ | 16GB以上 |
グラフィック | 専用GPU(なるべく最新世代のGPU) |
内蔵ストレージ | 512GB以上 |
本体重量 | 2~3kg |
その他 | ・USB端子は高速で3つ以上 ・有線LAN端子内蔵 |
日本HPのゲーミングPCといえばOMENブランドが有名ですが、エントリーユーザ向けのVictusブランドもあなどれません。
どちらがおすすめかと言われればOMENですが、プロが使うようなノートパソコンはいらないとお考えでしたらVictusのノートパソコンをご覧になってみてください。
OMENをおすすめする理由は、最初はゲームに慣れていないからエントリーユーザ向けのゲーミングノートパソコンでも満足できるかもしれませんが、ゲームはやり込むと上達するので、その内ものたりなくなる可能性があるからです。
ハイスコアのためや、フレンドとの対戦やチーム戦で活躍するために、もっと動きが良いノートパソコンが欲しくなるものです。
つまり、最初からハイエンドユーザ向けの高性能なゲーミングノートパソコンを使った方が、長い目で見たときに安くすみます。
ですので、この先長くゲームを続けるのでしたら、お金を貯めて最初から高性能な機種を購入することをおすすめします。
日本HPのノートパソコンをご紹介(目的別)
以下で、おすすめな日本HPのノートパソコンを目的別にご紹介していきます。
製品は、コスパが良いと思われる順に並べました。
家庭用向け
HP 15-fc ベーシック
- 15インチモニター搭載で1.63kgと軽量
- 指紋認証センサー搭載でログインがワンタッチ
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 15.6インチ 1920x1080 IPS 非光沢 |
CPU | AMD Ryzen 3 7320U |
内蔵メモリ | 8GB |
グラフィック | AMD Radeon(CPU内蔵) |
内蔵ストレージ | 256GB(SSD、NVMe) |
USB端子 | USB3.2Gen1(Type-C)x1、 USB3.2Gen1(Type-A)x2 |
ネットワーク | 無線:Wifi6 |
本体重量 | 1.63kg |
その他 | Webカメラ 92万画素 |
搭載CPUはAMDのRyzen 3 7320Uでして、高すぎず低すぎず家庭用にはちょうど良い感じの性能です。
このくらいのCPUでしたら、内蔵メモリは8GBで十分だと思います。
いつもはブラウザでネット閲覧しながら、SNSで動画や写真を見たり、ご自分のアカウントで配信したり、たまにエクセルなどを使ったりする用途でしたらピッタリです。
USB端子は3つ付いていまして、全て高性能です。外付けストレージやSDカードリーダーなど、様々なデバイスを接続してノートパソコンを拡張できます。
本体重量は、15インチクラスのノートパソコンとしては軽量です。ご家庭内でしたら、ストレスなく持ち運べるでしょう。
マイクロソフトのオフィスを追加購入したとしても10万円にはほど遠い価格ですので、ご利用になられるのでしたらオフィスも合わせて購入されることをおすすめします。本体と同時ですと、2割引きで購入できます。
詳細は、日本HP公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
普段使い用向け(ビジネス用を含む)
HP 14-em スタンダードプラス
- 3基搭載したUSB端子はすべて高性能
- 内蔵メモリはパフォーマンスに有利なデュアルチャネル
- 指紋認証センサー内蔵
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 14インチ 1920x1080 IPS 非光沢 |
CPU | AMD Ryzen 5 7530U |
内蔵メモリ | 16GB(8GBx2:デュアルチャネル) |
グラフィック | AMD Radeon(CPU内蔵) |
内蔵ストレージ | 512GB(SSD、NVMe) |
USB端子 | USB3.2Gen1(Type-C)x1、 USB3.2Gen1(Type-A)x2 |
ネットワーク | 無線:Wifi6 |
本体重量 | 1.39kg |
その他 | Webカメラ 92万画素 |
搭載CPUはAMD製のRyzen 5 7530Uでして、普段使いには十分すぎるパワーでしょう。
このくらいのCPUでしたら、内蔵メモリは16GBは欲しいです。高性能CPUのパワーを、十分発揮できると思います。
Microsoft Officeや動画視聴などの一般的なアプリケーションは、とても快適に使用できます。Webカメラを使用したオンラインミーティングも、もちろん問題なしです。
USB端子は3つ付いていまして、全て高性能です。
本体重量はすごく軽いというわけではありませんが、カバンの中に入れて持ち歩いてもストレスを感じることはないでしょう。
詳細は、日本HP公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
超軽量
HP Pavilion Aero 13-be スタンダードプラスG3
- 18.9mmの薄型ボディー
- 記事や資料が読みやすい縦長な画面(解像度1920x1200)
- 本体重量は1kg未満
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 13.3インチ 1920x1200 IPS 非光沢 |
CPU | AMD Ryzen 5 7535U |
内蔵メモリ | 16GB |
グラフィック | AMD Radeon(CPU内蔵) |
内蔵ストレージ | 512GB(SSD、NVMe) |
USB端子 | USB3.2Gen2(Type-C)x1、 USB3.2Gen1(Type-A)x2 |
ネットワーク | 無線:Wifi6E |
本体重量 | 957g |
その他 | Webカメラ 92万画素 |
搭載CPUは、AMDのRyzen 5 7535Uです。1kgを切る超軽量ノートパソコンに搭載するCPUとしては、平均以上の性能でしょう。
このくらいのCPUでしたら、内蔵メモリは16GBがおすすめです。性能をフルに発揮できます。
USB端子は3つ付いていまして、全て高性能ですので、どんな場面にも対応しやすいと思います。
このスペックで本体価格が10万円強でしたので、かなりコスパが良いと思い掲載しました。(2024年4月時点)
詳細は、日本HP公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
写真編集向け
HP Pavilion Plus 14-ew スタンダードG2
- Intelの最新CPUのCore Ultraを搭載
- 高解像度かつ広色域のキレイなモニター
- 顔認証可能な500万画素の高性能Webカメラ
部位 | スペック |
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OS | Windows11 Home |
モニター | 14インチ 2560x1600 IPS 非光沢 sRGBカバー率100% |
CPU | Intel Core Ultra 5 125H |
内蔵メモリ | 16GB |
グラフィック | Intel Arc(CPU内蔵) |
内蔵ストレージ | 512GB(SSD、NVMe) |
USB端子 | Thunderbolt4 x1、 USB3.2Gen2(Type-C)x1、 USB3.2Gen2(Type-A)x1、 USB3.2Gen1(Type-A)x1 |
ネットワーク | 無線:Wifi6E |
本体重量 | 1.44kg |
その他 | Webカメラ 500万画素(IR対応) |
搭載CPUは、IntelのCore Ultra 5 125Hです。Intelの最新シリーズのCPUになります。
Core UltraシリーズはAI専用プロセッサ「NPU」が搭載されたCPUでして、このシリーズがこれからのスタンダードとなっていくと思われます。
写真編集とAIの関係性も、今後ますます深まっていくでしょう。
このくらいのCPUでしたら、内蔵メモリは最低でも16GBは欲しいです。お財布が許すのであれば、32GB搭載しても多すぎではないです。
USB端子は4つ付いていまして、全て高性能です。写真編集をされる方は、様々な外付けデバイスを接続してノートパソコンの機能を拡張することが良くあると思いますので、そんな時にとても便利です。
WebカメラはIR機能付きですので、Windows11の顔認証機能が使えます。500万画素という高解像度もおすすめポイントのひとつです。
本体重量が1.44kgと若干重めですが、14インチ機種としては許容範囲内だと思います。常に持ち歩くのでなく、車や電車で移動して出先で使用するのでしたら全く問題ないでしょう。
詳細は、日本HP公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
動画編集向け
HP Pavilion Plus 16-ab スタンダード
- 高解像度かつ広色域のキレイなモニター
- 専用GPUはNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 16インチ 2560x1600 IPS 非光沢 sRGBカバー率100% リフレッシュレート120Hz |
CPU | Intel Core i5-13500H |
内蔵メモリ | 16GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 3050 Laptop |
内蔵ストレージ | 512GB(SSD、NVMe) |
USB端子 | Thunderbolt4 x1、 USB3.2Gen2(Type-C)x1、 USB3.2Gen2(Type-A)x1、 USB3.2Gen1(Type-A)x1 |
ネットワーク | 無線:Wifi6E |
本体重量 | 1.89kg |
その他 | Webカメラ 500万画素(IR対応) |
搭載CPUはIntelのCore i5-13500Hでして、動画編集にはちょうど良い性能だと思います。
このくらいのCPUでしたら、内蔵メモリは16GB以上欲しいです。
画像処理は、専用GPUであるNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptopが力を発揮します。エントリークラスの性能ですが、動画編集ソフトを快適に利用できるでしょう。
プロフェッショナルな方でしたらもっと高性能な専用GPUをおすすめしますが、一般的な動画編集でしたら、コスパやタイパを考慮してもNVIDIA GeForce RTX 3050 Laptopくらいでちょうど良いと思います。
WebカメラはIR機能付きですので、Windows11の顔認証機能が使えます。500万画素という高解像度もおすすめポイントのひとつです。
画面は16インチと広く、2560x1600の高解像度でsRGBカバー率は100%と、動画や画像を取り扱うノートパソコンとしては申し分ないスペックです。
高性能なUSB端子が4つ搭載されているのも、このノートパソコンの一押しポイントになります。内ひとつは、使い勝手の良さで人気なThunderbolt4です。
詳細は、日本HP公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
ゲーミング向け
OMEN 16 パフォーマンス
- 搭載CPUはハイスペックPCで人気のIntel Core i7-13700HX
- 液晶パネルはリフレッシュレート240Hzまで対応
- 専用GPUにGeForce RTX 4060 Laptopを搭載
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 16.1インチ 2560x1440 IPS 非光沢 sRGBカバー率100% リフレッシュレート240Hz |
CPU | Intel Core i7-13700HX |
内蔵メモリ | 16GB(8GBx2:デュアルチャネル) |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX 4060 Laptop |
内蔵ストレージ | 1TB(SSD、NVMe) |
USB端子 | Thunderbolt4 x2、 USB3.2Gen1(Type-A)x2 |
ネットワーク | 無線:Wifi6E 有線:1Gbps |
本体重量 | 2.44kg |
その他 | Webカメラ 1080p |
搭載CPUはIntelのCore i7-13700HXでして、ハイエンド向けと言っても過言ではない性能です。
専用GPUはNVIDIA GeForce RTX 4060 Laptopでして、ミドルクラスの性能です。上を見ればきりがありませので、プロのゲーマーでないのでしたらミドルクラスで十分だと思います。
周辺機器については、高品質なものを選びました。
中でも、モニターの性能はゲームには特に重要でして、広い画面で高リフレッシュレート、高解像度なパネルが有利です。
16インチモニターで2560x1440の高解像度、リフレッシュレートが240Hzのパネルですので安心できます。
USB端子は4基搭載していまして、うち2基はThunderbolt4です。外付けデバイスの接続性については、全く問題ないでしょう。
このスペックで本体価格が20万前半でしたので、かなりの高コスパだと思います。(2024年4月時点)
詳細は、日本HP公式サイトでご確認ください。
まとめ
日本HPの公式サイトでノートパソコンをご覧になった方ですとお気づきになったかもしれませんが、ひとつのシリーズの中に、スタンダードモデルやパフォーマンスモデル、パフォーマンスプラスモデルなど、ベースは同じでスペックが異なる機種がご紹介されています。
これはブランドや見た目などでお選びになる場合はうれしいのですが、欲しい機種のスペックが決まっている場合は、数多くのモデルを探さないと見落としが出てくるかもしれません。
ですので、もし見た目でお気に入りのノートパソコンが見つかったとしても、公式サイトのスペックを絞って検索する機能などを利用して、他のブランドもお探しになることをおすすめします。
あとは、本記事でご紹介した機種をベースにして、似たような機種を探すのも良いかもしれません。
本記事を参考にしていただき、少しでも長く使える最高の相棒となるノートパソコンが見つかることを願ってやみません。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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