Lenovo(レノボ)は、パソコンシェアが世界トップレベルの会社でして、パソコン初心者向けの機種から超ハイスペックの機種まで、使い方に合わせた製品が必ず見つかるといっても過言ではないメーカーです。
ただしその反面、あまりにラインナップが豊富すぎて、どれが一番良いか迷ってしまうことがあるかもしれません。
ですので、Lenovoのノートパソコンを選ぶときには、少しでも選択肢をせまくすることができればなという思いがあります。
選択肢を絞るには、利用目的に応じてノートパソコンのスペックを決めて、そのスペックを満たす機種を探す方法がおすすめです。
スペックから絞っていくのも良いのですが、フィルターを設定しすぎて優良な機種を結構見落とすことがあるんですよね。
本記事ではLenovoのノートパソコンを6つの目的別のカテゴリに分類して、それぞれの中でおすすめなスペックを考えてみました。
さらに、カテゴリ別のおすすめノートパソコンもご紹介しております。
Lenovo製品をお選びになる際に、お役に立てれば幸いです。
Lenovoのノートパソコンを目的別に分類
以下は、冒頭で触れましたLenovoのノートパソコンを選びやすくするために分類する6つのカテゴリになります。
- 家庭用向け
- 普段使い用向け(ビジネス用を含む)
- 超軽量
- 写真編集向け
- 動画編集向け
- ゲーミング向け
それぞれのカテゴリに属するLenovoのノートパソコンは、どのような製品なのか簡単にご説明していきます。
家庭用向け
本記事で家庭用向けといいますのは、主に自宅内で利用するのに適した機種を指します。
ご家族皆さんで1台のノートパソコンを共有して使用し、ときには全員で、ときにはお子さんおひとりで、ときにはご夫婦でショッピング、という感じで、比較的軽めの使い方を多用途に使いまわすという利用形態です。
ノートパソコンの設置場所は、基本的にリビングなど皆さんが集まるところに置いておき、たまに別の場所に移動して使うことも想定します。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 15インチ以上の大画面 |
CPU | 高性能なCPUは不要 |
内蔵メモリ | 8GB以上 |
グラフィック | CPU内蔵のグラフィック機能 |
内蔵ストレージ | 512GB以上 |
本体重量 | 任意 |
その他 | USB端子は高速で3つ以上 |
上のスペックを満たすノートパソコンは、LenovoシリーズとIdeaPadシリーズの製品に、該当する機種が多く含まれています。
Lenovoシリーズは、主にエントリー(入門者)ユーザに向けて開発した製品が多くそろっていまして、本体価格も安めの機種が多いです。
IdeaPadシリーズは、ヘビーな使い方ではなく消費者目線に立った家庭用ノートパソコンとして設計された製品でして、コスパの良い機種がそろっています。
家庭用向け製品をお探しになる場合は、まずはLenovoシリーズとIdeaPadシリーズの中からお探しになることをおすすめします。
本記事でも、LenovoシリーズとIdeaPadシリーズからおすすめなノートパソコンを厳選してご紹介してます。
普段使い用向け(ビジネス用を含む)
本記事で普段使い用向けといいますのは、おひとりで占有して利用するノートパソコンで、一般的なアプリ(ネット閲覧やオフィス系ソフト、オンラインミーティング、動画閲覧、軽度な画像編集など)を快適に使用できるレベルの機種を指します。
お仕事で利用するのにちょうど良いノートパソコンも、ここに分類することにします。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 14インチ以上の画面サイズ |
CPU | ・一般的なアプリが快適に動作するパワー ・Passmark(※)値が15000~20000程度 |
内蔵メモリ | 16GB以上 |
グラフィック | CPU内蔵のグラフィック機能 |
内蔵ストレージ | 256GB以上 |
本体重量 | ・モニターサイズが14インチの場合は1.5kg以下 ・15インチ以上の場合は2kg以下 |
その他 | USB端子は高速で2つ以上 有線LAN内蔵機種がおすすめ |
普段使い向けノートパソコンをお選びになる際には、CPU性能と内蔵メモリ量にポイントを置いてお探しください。
Passmark値が15000以上の場合は、16GBくらいあった方がCPU性能を十分に引き出せて快適に使用できると思います。
持ち歩く頻度が高めの場合は、本体重量も考慮しましょう。
上のスペックを満たすノートパソコンは、IdeaPadシリーズの上位モデルやThinkBookシリーズ、ThinkPadシリーズの製品に該当する機種が多く含まれています。
ThinkBookシリーズやThinkPadシリーズは、主にビジネス向けとして設計された製品とのことですが、カジュアル要素も合わせ持ったスマートな製品だと思います。
超軽量
常にカバンの中にノートパソコンを入れて持ち歩き、使いたいときにサッと取り出してパッと利用する、という使い方をされる場合は、本体価格は多少高くなりますが、超軽量機種がおすすめです。
重量の目安は、1kg以下をお考え下さい。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 14インチ以下の画面サイズ |
CPU | ・一般的なアプリが快適に動作するパワー ・Passmark(※)値が10000以上 |
内蔵メモリ | 8GB以上 |
グラフィック | CPU内蔵のグラフィック機能 |
内蔵ストレージ | 256GB以上 |
本体重量 | 1kg前後またはそれ以下 |
その他 | USB端子は高速で2つ以上 |
Lenovoは、軽量性に特化したシリーズはありません。ですので、スペックを見ながら探しましょう。
その際のポイントは、一般的に(Lenovoだけでなく)、軽くて、CPU性能が高くて、画面が大きくて、グラフィック性能が高くて、低価格といった、全ての望みをかなえる機種は存在しないということです。
例えば、画面が大きいと本体が重くなるのは当然でして、軽量化するためにはカーボン素材やマグネシウム合金のような高価な素材を多用するしかありません。そうしますと、本体価格は高くなります。
グラフィック性能が高くなりますと熱が発生しやすくなりますので、排熱対策をする必要があります。そうしますと、本体重量は重くなってしまいます。
このように、お望みの軽量化を実現するためには、なにかを犠牲にする必要が出てきます。
上のスペックは、それを考慮した結果の内容になります。ほとんどの場合、犠牲にするのは本体価格です。
超軽量かつ高性能なCPU搭載機(Passmarkが15000以上)も全然アリですが、価格はかなり高くなります。
写真編集向け
写真編集向けのパソコンは、CPU性能の高い機種がおすすめです。
写真編集を行う場合は画像処理を行うのでグラフィック性能が高いほうが良いイメージがあると思いますが、実際はそれほどでもありません。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 14インチ以上の画面サイズ 色域が広いパネル(最低でもsRGBカバー率100%) |
CPU | ・画像処理系アプリが快適に動作する ・Passmark(※)値が20000以上 |
内蔵メモリ | 16GB以上 |
グラフィック | CPU内蔵のグラフィック機能 (もちろん専用GPU内蔵でも可) |
内蔵ストレージ | 256GB以上 |
本体重量 | 2.0kg以下 |
その他 | ・USB端子は高速で3つ以上 ・SDカードリーダ内蔵だったら便利(無くても良い) |
ポイントは、CPU性能とモニターパネル性能です。ご予算の範囲内で、可能な限り高性能なCPUとモニターパネルをお選びください。
上のスペックを満たすノートパソコンは、IdeaPadシリーズの上位モデルやYogaシリーズの製品に該当する機種が多く含まれています。
色域の広いパネルは高価ですので、ノートパソコンの本体価格は高めです。しかし、写真などの画像を扱う場合、それを表示する部分が一番大事ということはご理解いただけると思います。どんなに頑張って最高の一枚を撮ったとしても、その作品を正確に確認できないノートパソコンだったら悲しいですよね。
高性能な外部モニターを接続して確認する方法もありますが、外出先で作業を行う場合にモニターを持っていくのは大変です。
動画編集向け
動画編集向けのパソコンは、CPU性能とグラフィック性能の高い機種がおすすめです。
動画編集を行う場合はグラフィック機能を多用しますので、CPU内蔵ではなく専用GPUを内蔵した機種をお選びになった方が良いです。
専用GPUの性能に関しましては、タイパ(タイムパフォーマンス)のためにどのくらいお金を掛けれるかで決めましょう。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 14インチ以上の画面サイズ 色域が広いパネル(最低でもsRGBカバー率100%) |
CPU | ・動画処理系アプリが快適に動作する ・Passmark(※)値が20000以上 |
内蔵メモリ | 16GB以上 |
グラフィック | 専用GPU |
内蔵ストレージ | 512GB以上 |
本体重量 | 2kg前後 |
その他 | ・USB端子は高速で3つ以上 ・SDカードリーダ内蔵だったら便利(無くても良い) |
上のスペックを満たすノートパソコンは、IdeaPadシリーズの上位モデルやYogaシリーズ、LOQシリーズの製品に該当する機種が多く含まれています。
LOQシリーズは、ミドルレンジの専用GPUを搭載したエントリユーザ向けのゲーミングノートパソコンが比較的お求めやすい価格で提供されています。
実のところ専用GPUじゃなくても動画編集の処理はできるのですが、CPU性能が高ければ高いほど、また高性能な専用GPUを使うことで処理時間が大幅に短縮できることが多いです。
場合によっては、動画エンコーディングの処理に1時間掛かっていたのが、20分に短縮されることもあります。
このタイパに、どのくらいお金を出せるかがカギになってきます。
ゲーミング向け
PCゲームをするためのパソコンは、デスクトップPCのほうがコスパは良いのですが、外出先でゲームをするためにはノートパソコンのほうが圧倒的に使いやすいです。
個人的にPCゲームはデスクトップPCで行っていますが、ゲーミングノートPCで試しに遊んでみたことがあります。
やる前は、狭い画面だし小さなキーボードだからやり辛そうとか、デスクトップPCと同じ感覚でできるはずない、などと思っていたのですが、実際にやってみますと普通にできて驚いてしまいました。
ですので、ゲーミングノートパソコンも普通にアリだと思います。
この用途に適したノートパソコンのスペックは、以下のように考えました。
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows |
モニター | 15インチ以上の画面サイズ リフレッシュレートが144msを超えるモニター |
CPU | ・なるべく高性能 ・Passmark(※)値が20000以上 |
内蔵メモリ | 16GB以上 |
グラフィック | 専用GPU(なるべく最新世代のGPU) |
内蔵ストレージ | 512GB以上 |
本体重量 | 2~3kg |
その他 | ・USB端子は高速で3つ以上 ・有線LAN端子内蔵 |
Lenovoには、上でご紹介しましたとおり、エントリーユーザ向けのゲーミングノートパソコンを提供するLOQシリーズがあります。
これとは別に、ハイエンドユーザ向けのLegionシリーズもあります。
どちらがおすすめかと言われれば、Legionシリーズを選びます。
その理由は、最初はゲームに慣れていないからエントリーユーザ向けのゲーミングノートパソコンでも満足できるかもしれませんが、ゲームはやり込むと上達するので、その内ものたりなくなるからです。
ハイスコアのためや、フレンドとの対戦やチーム戦で活躍するために、もっと動きが良いノートパソコンが欲しくなるものです。
つまり、最初からハイエンドユーザ向けの高性能なゲーミングノートパソコンを使った方が、長い目で見たときに安くすみます。
ですので、この先長くゲームを続けるのでしたら、お金を貯めて最初から高性能な機種を購入することをおすすめします。
Lenovoのノートパソコンをご紹介(目的別)
以下で、おすすめなLenovoのノートパソコンを目的別にご紹介していきます。
製品は、コスパが良いと思われる順に並べました。
家庭用向け
Lenovo IdeaPad Slim 170

- スマートな17.9mmの薄型ボディー
- SDカードリーダー搭載
- 15インチノートパソコンで1.5kgちょっとの軽量さ
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 15.6インチ 1920x1080 IPS 非光沢 |
CPU | AMD Ryzen5 7520U |
内蔵メモリ | 8GB |
グラフィック | CPU内蔵(610M) |
内蔵ストレージ | 512GB(SSD、NVMe) |
USB端子 | USB3.2Gen1(Type-C)x1、 USB3.2Gen1(Type-A)x1、 USB2.0(Type-A)x1 |
ネットワーク | 無線:Wifi6 |
本体重量 | 1.58kg |
その他 | ・Webカメラ 92万画素 ・SDカードリーダー内蔵 |
- 家族みんなで使うので画面は大きいほうが良い
- 小学生も使うので可能な限り軽量な機種が欲しい
- 多用途で使用するのでUSB端子は多いほうが良い
搭載CPUはAMDのRyzen5 7520Uでして、高すぎず低すぎず家庭用にはちょうど良い感じの性能です。
このくらいのCPUでしたら、内蔵メモリは8GBで十分だと思います。
いつもはブラウザでネット閲覧しながら、SNSで動画や写真を見たり、ご自分のアカウントで配信したり、たまにエクセルなどを使ったりする用途でしたらピッタリです。
USB端子は3つ付いていまして、その内1つはUSB2.0と低速ですが、USBマウスを接続する際にお使いください。
本体重量はすごく軽いというわけではありませんが、ご家庭内での移動でしたら全く問題ないと思います。
マイクロソフトのオフィスを追加購入したとしても10万円にはほど遠い価格ですので、ご利用になられるのでしたらオフィス付きの製品をお選びください。
詳細はLenovo(レノボ)公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
普段使い用向け(ビジネス用を含む)
Lenovo IdeaPad Slim 5i Gen9

- 2024年初めに発売されたインテルの新型CPU搭載
- 液晶モニタは解像度1920x1200で色域はsRGBカバー率100%
- WebカメラはFullHD(200万画素)
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 15.3インチ 1920x1200 IPS 非光沢 |
CPU | Intel Core 5 120U |
内蔵メモリ | 16GB (初期値は8GBのため16GBにカスタマイズして購入) |
グラフィック | CPU内蔵 |
内蔵ストレージ | 512GB |
USB端子 | USB3.2Gen2(Type-C)x2、 USB3.2Gen1(Type-A)x2 |
ネットワーク | 無線:Wifi6 |
本体重量 | 1.8kg |
その他 | ・microSDカードリーダー内蔵 ・Webカメラ 200万画素 |
- ネット閲覧やA4資料など縦型のコンテンツを利用することが多い
- 画面はクッキリでキレイなほうが良い
- 外付けモニター用の端子は多いほうが良い
搭載CPUは、インテルのCore 5 120Uです。2024年初めに発売開始した、新シリーズのCPUになります。AI関連の機能が強化されていますので、これからはこのシリーズが主流になっていくと思われます。
普段使いとしては十分すぎる性能なのですが、新型CPUにもかかわらずお求めやすい価格で販売されていました。
液晶モニターは15.3インチで、解像度は1920x1200です。一般的なモニター(FullHDの1920x1080)より若干縦長ですので、ブラウザでのネット閲覧や縦長の資料を読むのにちょっとだけ有利です。
一般的なモニターよりも表示できる色の範囲が広い(sRGBカバー率100%)パネルを使用していますので、色鮮やかな映像を楽しめるでしょう。
高性能なUSBを4基も搭載していますので、足りなくて困ることはないと思います。内ひとつは、モニター出力可能な端子が含まれています。
こちらの製品はカスタマイズモデルをご紹介していまして、初期状態の内蔵メモリは8GBになっています。
そのままでも良いのですが、搭載CPUの高性能さを生かすには16GBにアップされることをおすすめします。価格は1万円ちょっと高くなりますが、それでも10万円未満ですので高コスパなノートパソコンです。
詳細はLenovo(レノボ)公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
超軽量
ThinkPad X1 Nano Gen3

- 本体重量は1kgを切る967g
- 赤外線カメラで顔認証可能
- 液晶モニターは解像度2160x1350でsRGBカバー率100%
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 13インチ 2160x1350 IPS 非光沢 |
CPU | インテル Core i7-1360P |
内蔵メモリ | 16GB |
グラフィック | CPU内蔵(インテル Iris Xe) |
内蔵ストレージ | 512GB |
USB端子 | Thunderbolt 4 x2 |
ネットワーク | 無線:Wifi6E |
本体重量 | 967g |
その他 | Webカメラ FullHD(200万画素) (IRカメラ) |
- 超軽量かつ高性能が共存したノートパソコンが欲しい
- 低速のUSB端子はいらない
- 液晶モニターは一般的なパネルより高画質なほうが良い
搭載CPUは、インテルのCore i7-1360Pです。本体重量を重視してのノートPC選びですが、CPU性能は全く妥協していません。
Lenovoの超軽量機種は、マシン性能を落として軽量化を行うのではなく、高級素材を多く使用することで軽くしています。
この機種は、カーボン素材とマグネシウム合金を使用して軽量化しています。
本体重量は、967gと1kgを切っています。
マシン性能だけでなく、液晶モニターは高解像度で高色域、WebカメラはFullHDの赤外線カメラ、Thunderbolt 4端子が2基、などなど周辺機器も高品質なものがそろっています。
ただし、通常は内蔵してますHDMI端子は付いておりませんのでご注意ください。外部モニターへの出力は、USB端子経由で行います。
超軽量かつハイパワーなノートパソコンがお望みでしたら、こちらの機種をご検討されることをおすすめします。
詳細はLenovo(レノボ)公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、初期値はType-Aになっていますので、Type-Cのものを選択してください。
写真編集向け
Lenovo Yoga Pro 7 Gen9

- AMDの新型CPU8040シリーズを搭載
- 液晶パネルは高解像度でsRGB100カバー率100%
- USB4端子を搭載
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 14.5インチ 2560x1600 IPS 非光沢 sRGBカバー率100% |
CPU | AMD Ryzen7 8845HS |
内蔵メモリ | 16GB |
グラフィック | CPU内蔵 |
内蔵ストレージ | 512GB |
USB端子 | USB4(Type-C)x1、 USB3.2Gen2(Type-C)x1、 USB3.2Gen1(Type-A)x1 |
ネットワーク | 無線:Wifi6E |
本体重量 | 調査中 |
その他 | Webカメラ FullHD(200万画素) (IRカメラ) |
- 10万台前半で可能な限りハイパワーな機種が欲しい
- 写真編集だけでなく本体内蔵のWebカメラの性能にもこだわりたい
- USB端子は高性能なものが3基以上欲しい
搭載CPUは、AMDのRyzen7 8845HSです。このCPU性能ですと、デジタル一眼などの高解像度の写真データでも快適に編集できます。
このCPUは、2023年末に発売された新シリーズの製品です。LenovoのYogaシリーズは高級志向のノートパソコンですので高いんだろうなあと思って公式サイトを見たのですが、15万円を大きく下回る価格で販売(2024年3月時点)されていました。
かなりの高コスパだと思います。
高品質なのはCPUだけではなくて、液晶モニターは解像度が2560x1600でsRGBカバー率100%のIPSパネルですし、複数の外部モニター出力端子(HDMIとUSB)を搭載、赤外線カメラで顔認証など、見どころ満載なノートパソコンです。
USB4端子が1基ありますので、外部ストレージや高性能外部モニターなど、高速なデータ転送速度が必要なデバイスをお使いになるのでしたら大変おすすめです。
大変な写真編集が楽しみになりそうなノートパソコンだと思います。
詳細はLenovo(レノボ)公式サイトでご確認ください。
有線LANのポートはありませんので、有線LANをお使いになる場合は別途LANアダプターが必要になります。
高いものから安いものまでいろいろな製品がありますが、下のレベルの製品で十分です。
USBの形状は、Type-Aです。お値段は高くなりますが、Type-Cのものもあります。
動画編集向け
Lenovo LOQ 15AHP9(Ryzen5)

- AMDの新型CPU8040シリーズを搭載
- 高性能USB端子を4基搭載
- sRGBカバー率100%のキレイな液晶モニター
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 15.6インチ 1920x1080 IPS 非光沢 sRGBカバー率100% |
CPU | AMD Ryzen5 8645HS |
内蔵メモリ | 16GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX3050 Laptop |
内蔵ストレージ | 512GB |
USB端子 | USB3.2Gen2(Type-C)x1、 USB3.2Gen1(Type-A)x3 |
ネットワーク | 無線:Wifi6E 有線:1Gbps |
本体重量 | 2.38kg |
その他 | Webカメラ 720p(92万画素) |
- 動画や写真の編集がメインだけどたまにゲームもやりたい
- 高速なUSB端子は多めだとうれしい
- 液晶モニターは標準以上の画質が必要
搭載CPUは、AMD Ryzen5 8645HSです。ゲーミングノートパソコンのCPUとしてみますと、決してハイパワーのほうではありませんが、動画編集用ノートパソコンとしては十分ハイパワーです。
専用GPUとして、GeForce RTX3050 Laptopを搭載しています。こちらもゲーミングPCとしてみればエントリークラスのGPUですが、動画編集用としては良い仕事をするでしょう。
他にも、広色域な液晶モニターや4基の高速USB端子、HDMIとUSBでの外部モニター出力、無線の規格はWifi6Eと、見どころ満載なノートパソコンです。
もともとはエントリーユーザー向けのゲーミングノートですので、ハードなオンラインゲームももちろんできます。動画編集に疲れたら、ゲームで気分転換しましょう。
詳細はLenovo(レノボ)公式サイトでご確認ください。
ゲーミング向け
Lenovo Legion 5i Gen9

- CPUはインテルの2024年最新シリーズの超ハイパワーモデル
- リフレッシュレート165Hzの液晶モニター
- FullHDの高解像度Webカメラ内蔵
部位 | スペック |
---|---|
OS | Windows11 Home |
モニター | 16インチ 2560x1600 IPS 非光沢 sRGBカバー率100% リフレッシュレート165Hz |
CPU | Intel Core i7-14650HX |
内蔵メモリ | 16GB(空きスロット1) |
グラフィック | NVIDIA GeForce RTX4060 Laptop |
内蔵ストレージ | 1TB |
USB端子 | USB3.2Gen2(Type-C)x2、 USB3.2Gen1(Type-A)x3 |
ネットワーク | 無線:Wifi6E 有線:1Gbps |
本体重量 | 2.3kg |
その他 | Webカメラ 1080p(200万画素) |
- プロ仕様にも匹敵する一般向けゲーミングノートパソコンが欲しい
- 液晶モニターの性能にはこだわる
- USB端子は高速なものを可能な限り多く欲しい
搭載CPUは、Intel Core i7-14650HXです。現時点(2024年3月)で発売中のCPUを性能準に並べた場合、上から数えた方がすぐ見つかるくらいハイパワーです。
専用GPUは、ミドルレンジのGeForce RTX4060 Laptopです。
ハイエンドの専用GPUを搭載したモデルもありますが、そのレベルの機種はプロゲーマーが好んで選ぶ機種ですので、趣味のレベルではこの機種くらいが良いと考えました。
内蔵メモリは16GBで十分なのですが、もしパフォーマンス不足を感じた場合にはメモリを増設できるようにメモリスロットが1つ空いています。
増設する場合は、16GBメモリをおすすめします。そんなには必要ない方は、8GBメモリでもデュアルチャネルによる性能アップが可能です。
液晶モニターは、リフレッシュレート165Hzだけでなく色域がsRGBカバー率100%と広めなのもポイントになっています。
WebカメラはFullHDですので、ゲームだけでなく多分野で活躍できそうですね。
詳細はLenovo(レノボ)公式サイトでご確認ください。
まとめ
Lenovoのノートパソコンには多彩なシリーズがありますが、自分が探している機種が複数のシリーズで見つかることは普通です。
例えば、14インチのビジネス向けのノートパソコンを探す場合、ThinkBookシリーズやThinkPadシリーズだけでなく、IdeaPadシリーズやLenovoシリーズでも良さげな機種が見つかることは多々あります。
最初はスペックを基に探してみて、複数の候補が見つかったらシリーズ別の特徴を加味して最終決定する、という決め方がおすすめかもしれません。私はそうしています。
本記事を参考にしていただき、少しでも長く使える最高の相棒となるノートパソコンが見つかることを願ってやみません。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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